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うーむ。
次回辺りからPASTの核心に入っていきます。
ああ、ファーストコンタクトも書かなきゃ……
死ぬほど忙しいのに、運命のDaysをこっそり書いている
僕はバカなのでしょうかね。
第30話:あの日、上泉町で

 千島蒼二と四条遥緋はかれこれ四日程、テレビの前に居座っていた。二人の周囲には、「上泉町」と書かれた大量のCD。
 その反対側には「反逆の十文字事件」と書かれた報告書に加え、様々な食べ物や飲み物のゴミも散乱していた。
 綺麗好きの郁人がこの共有オフィスの惨状を見たら、泣いてしまうだろう。だが、その郁人は今、廃人寸前だった。
 高嶺源一郎の護衛について、相手の七海遠音に竜胆とフラガラッハを破壊された郁人は、塞ぎこんでしまい何一つ喋ろうとしない。
 蒼二を始め、何人もが見舞いに行ったが、ついに郁人が口を開く事は無かった。完全に心が壊れてしまったようで、反応すら殆どしない。

「郁人君には……やっぱり、重荷だったのかな」

「……わからん。フラガラッハの起動時にあいつらとした約束か。だが、その剣が壊されて。
 更には竜胆まで破壊されちまったんだからな。相当堪えたんだと思う」

「竜胆ちゃん。大丈夫かなぁ」

「聞いた話によると、同じ式神だから大丈夫だそうだ。研究部の奴の親父がやっぱり、竜胆と同じような式神を持っていたらしい。
 だから、大丈夫だとは思うんだが。最後は郁人の心の持ちようだよ。俺達には見守る事しかできねぇ」

 組織の長としても、友達としても郁人に何もしてやれない自分にイラついたのか、蒼二は再び仕事を始めた。
 暇そうだった遥緋を拉致って、このCDに目を通し始めてから四日。上泉町という反逆の十文字事件の起きた町で残っていた監視カメラの記録を
 二人は片っ端からチェックしていた。それと、部下に調べさせていた反逆の十文字事件の情報を集めて二人で話し合いを進めていく。

「あの日の昼時か。悪鬼が発見されたって報告が近所の警察署を通じて、近くにあった倉本家がその討伐の任を与えられた。
 その倉本の最後の記録が十四時頃、反逆の十文字事件が起きたのがその三十分後。
 上泉町に巨大な結界が張られた瞬間に、炎や雷が周囲を破壊し。上泉町の駅周辺の全区画が焼け野原となっちゃったんだよね。
 私も当時、時雨ちゃんから教えて貰ってびっくりしたよ」

「俺だってびっくりしたさ。一之瀬特区に居たんだが、どいつもこいつも大騒ぎだったぜ。
 しかもやったのが、最強の十文字。十名家ももう終わりかなーって罪歌もボヤいてたわ」

「あ、罪歌さん。無事出産したって。正宗さんが気持ち悪いぐらいニコニコしてたよ」

「時雨もお兄ちゃんですよー。とか気持ち悪いイメトレやってたな……。話が逸れた。続けよう」

「うん。だから、その間に何かがあって、その希さんって人が消えちゃったんだよね。
 希さんの写真は今、莉王さんが確かあった気がするとか言って探してるからもう少し待ってね。
 後は……由加ちゃんが六道さんから聞いた、過去を変える。これは、間違いなく反逆の十文字事件を
 無かった事にするって解釈でいいのかな?」

「そう考えるのが妥当だろうよ。この日、悪鬼が発見されて倉本家が出て行った。
 その後に、何かあって律の言っていた希って女が消えてしまった。それが引き金となって、十文字が暴れだして、
 反逆の十文字事件が発生したと。この流れであってると思うんだ」

 そこまでで何時も詰まってしまう。何か決定的な要素が足りないのだ。
 莉王が希の写真を見つけてくれれば、監視カメラからその姿を探し出せばいい。
 そのまま二人で相変わらず量の減らない監視カメラの映像を見る事二時間。
 新しく配達されたピザを食べながら蒼二と遥緋が画面を見つめていると、

「見つけたぞォ!」

 部屋の扉が式神によってぶち破られ、莉王が大汗をかきながら部屋に入ってきた。
 相当急いでいたのだろう。上着をあっという間に脱ぎ捨て、疲れたように蒼二の傍まで来ると、

「過去のパーティで戒と希と撮った写真があった。見てみろ」

 莉王は二人の前に写真を差し出した。そこには若い頃の莉王と戒。そして右端には綺麗な笑顔の女の子が写っていた。
 顔は別に至って普通。だが、その笑顔には一切の邪気が無い。ただ、純粋な感情から現れた笑顔。
 綺麗だ──と思わず蒼二も遥緋も唸ってしまうほどの女の子。しばらくそれを見ていると、遥緋が思い出したように、

「あっ」

 と声を上げた。そのまま見終わったCDの山をしばらくゴソゴソと漁り、一枚のCDを再生し始めた。
 しばらく再生した所で、その再生を止める。遥緋が「ここ見て」と指差すと、そこには確かに希が映っていた。
 監視カメラの映像時刻は13時30分。丁度反逆の十文字事件の一時間前の映像だった。
 
「子供……?」

 画面によくよく目をやると、希はベビーカーをひいている様だった。

「お兄ちゃん。この人、駅前交差点の方に向かってるね」

「ああ、確か…………この辺に」

 四日も映像を見てきた所為か、二人の頭の中には完璧に上泉町の地図が作られていた。
 すぐさま未視聴のCDの山から、駅前交差点のCDを出すと、再生を希が目撃された時刻へと合わせる。
 その時刻には、事故現場が映っていた。巨大なトラックが横転し、周囲に野次馬がひしめき合っている。
 その所為でよく周囲の状況が見えない。やがて、倉本が来たのか監視カメラの映像が途切れた。
 黒くなってしまった画面を蒼二と遥緋が呆然と眺めていると、莉王が口を開く。

「ふむ。妙な話だな」

「何がだ?」

「只の事故なのに、何故情報規制をする必要がある。しかも、あのトラックの損傷は異常すぎる。
 何か大きな力で前面から殴られたみたいだな。後、そこから三十秒前にまき戻して。
 右端の巨乳の女の足元を見てみろ。隙間にベビーカーらしきモノが見える。色も見てみろ──希がひいていたのと同じ色だ」

 その言葉に慌てて蒼二と遥緋が巻き戻してチェックしてみると、莉王の言った通りだった。
 ベビーカーが確かにそこに倒れている。流石の蒼二と遥緋もそれには感嘆してしまう。
 よく、こんなモノをあの一瞬で見つけられたな、と。そこまで考えて、遥緋は一つ嫌な予感を覚えた。

「莉王さん……」

「む。何だ?」

「何で、ベビーカーに気づいたの?」

「い、いや。それは……偶々」

「しかも今、巨乳の女って言ったよね。わざわざ。……何? もしかして、この女に見とれてたってわけ!」

 莉王がしまった!という顔になるのと、遥緋がポケットから棒を再生させたのはほぼ同時だった。
 蒼二はどうでもいいのか、何時もの事だとわかっているのか、暴れまわる二人を無視しながら思考を繋げていく。
 すると、一つの仮説がたった。アホらしい。馬鹿らしい。と思うも、蒼二は写真を近くにあった機材にセットすると写真をパソコンに取り込んだ。
 その写真をユニオンの情報課へと送る。しかも、最重要と名目付けて。
 この年代の「のぞみ」という名前の少女の情報をあらゆる機関の情報網から探させる。
 ユニオンの情報部は八神と浅葱の精鋭が行っているので、その正確さと速さは日本一といっても過言ではない。

「あり得ないよな……」

 そのまま、莉王の悲鳴が聞こえなくなり、二人がグチグチと問答を続けて、ようやく仲直りするのに四時間。
 その間蒼二はずっと押し黙り、パソコンの前で調査の結果が届くのを待った。そして、二人が今晩何食べたいー?
 等という事を相談し始めた後、ようやく結果が届いた。それと同時に、四条家の夜の献立も決まったようである。

「じゃあ、今日は皆で外食にしようか。あ、お兄ちゃんちも来るー?」

「うむ。俺も久しぶりに蒼華や灼汰と会いたいな」

「……悪いが、まだ帰れなさそうだ。無論、お前等もだがな」

 あらゆる機関。あらゆるデータベース。十代中盤辺りの全ての「のぞみ」という女性の顔写真と素性を調べた結果。
 この顔で、「のぞみ」という名前の少女は該当しないという結果となったらしい。すなわち、この世には存在しない人間。
 そして、今までの情報を繋ぎ合わせて行くと、蒼二が最初に考えた有り得ない仮説が立ってしまう。
 でもまだそれは確定ではない。慎重に、更に深く調べていく必要がある。そんな事を考えていると、
 破壊されたドアの破片を蹴散らすようにして、運命が部屋に入ってきた。

「蒼二。反逆の十文字事件で、また一つ新しい事実が出た。あの事件の生き残りを見つけて、
 色々証言して貰った結果。変な事を言い出したの。子供を殺そうとした化け物に皆が石をぶつけたって。
 …………蒼二? 何か変なモノ食べたの? 凄く、変な顔をしているよ。いつもだけど」

 運命のその言葉を聞いた瞬間──蒼二の仮説は真実となった。
 









 夕方の駅で、海原靖は緊張に震えていた。此処まで来るのに、色々あった。
 あの情報屋から反逆の十文字事件の全てを聞いた。それは、とても悲しい事件だった。
 事件を起こした側にも、海原のようなあの事件で遺族を殺された者にも。尊敬する兄とその兄嫁と姪はあの日仕事の都合で上泉町に居たのだった。
 兄と兄嫁の死体は見つかったのだが、姪の死体だけは今でも見つかっていない。それでも、やっと父や母の墓前にも報告が出来た。
 あの事件の真実を、墓前で全て伝えた。その結果、靖の心は救われ、後はあの情報屋との約束を果たすだけ。
 だが、予想もしない事が起きた。何の因果かわからないが、賞金稼ぎの組合の大手の一つ"鏑木"までもがその約束の少女を探していたのだ。
 誘拐され、式神によって反逆の十文字事件と少女の全てを吐かされ、ようやく手間賃と共に解放されたわけである。
 だが、靖とてただの一般人ではない。何とか式神に抗い、幾つかの嘘も混ぜて全てを話した。これで、少しは時間を稼げる筈。
 
「ふぅ……」

 今居る駅のベンチに腰掛け、とりあえずは休憩。あのような野蛮な賞金稼ぎの連中にあんな幼い少女を引き渡すわけには行かない。
 この町に居る事は確かだった。金に糸目をつけずに、全ての人脈を使った結果。写真の少女をこの町で見かけたという人間を見つけたのである。
 場所も大体わかった。後は──自分の足で彼らよりも先に少女を見つけ、あの情報屋の女に報告をするだけだ。
 それで、靖の中で反逆の十文字事件は終わる。無論、十文字に復讐はしたい。だが、勝てる筈が無い。
 それもあったが、靖はどうしても十文字の気持ちを汲んでしまうのであった。彼が行った行為はただの八つ当たりだ。
 それでも、女から聞いた事実から考えると、仕方の無い事のように思えてしまう。きっと、彼は全てが憎かったのだろうと、そんな事を思った。

(そろそろ行くか……)

 体力も大分回復した。夜までには何とか手がかりを見つけたい。そんな思いで、靖が立ち上がると、
 突然腕が掴まれた。慌てて振り向くと、そこにはついさっき別れたばかりの賞金稼ぎ達。
 振り向き様に一発顔を殴られ、残りの賞金稼ぎ達が通行人に見えないように体でそれを隠す。

「やっぱり、嘘だったか。そう簡単に、式神を騙せると思うんじゃねぇぞ。おぃ」

「ぅ……ぁ」

「今度こそ真実を話せよ。また少しでも反応がありゃ、お前の家族だってただじゃすまさねぇぞ」

 ──背筋が凍りついていく感覚。仕事一筋だった靖に愛想を尽かし、別居状態にある妻と娘の事を思い出してしまった。
 兄や兄嫁や姪。父も母も失っている靖にとっては、彼女達が最後の家族だった。もう、失いたくない。
 そして靖は渋々とだが、妻と娘の安全を約束させ、彼らと共に少女が居るらしき場所へと向かった。
 その場所は──この地域一帯を支配するヤクザ。鬼塚組の屋敷。

「なぁ、こんな手荒な事していいのか? 巡さんに下手したら殺されちまうぜ」

「俺達の雇い主はあんなガキじゃねぇだろ。お嬢を始めとした幹部の方達だ」

「でも、巡はお嬢のお気に入りだぜ」

「お嬢だって鏑木の全権を持っているわけじゃねーさ。ま、俺ら下っ端が考えても始まらねぇよ」

「そうだな。相手はただのヤクザみてーだし。適当に暴れて、さっさと四条特区に帰りてぇもんだ」

 男達が笑いながら話すのを尻目に、靖はただ事が穏便に過ぎるのを祈るだけだった。
 




 
  



 最近、ミキに元気が無い。小太郎と人の死について話してからというもの、ずっと一人で考え込んでいる事が多かった。
 光希が話しかければ、相手もしてくれるし、何時も通りに遊んでもくれる。だが、一人だけになっていると、ずっと沈んでいる。
 光希にはそれが寂しくてしょうがなかった。自分はミキに色々と教えて貰った。宿題もやって貰ったし、ゲームのコツだって教えて貰ったし、
 光希が悪い事をすれば、何時も真剣に叱ってくれた。そんなミキに対して、光希が出来る事は何も無い。
 仕方が無いので、大人の知恵を借りようと遥と二郎に相談する事にした。三人は二郎の私室のコタツに座りさっきからあーでもない、こーでもないと議論を続けている。

「ミキちゃんはホームシックなのかな? ほら、兄さんの所に居て、今度は此処でしょ。ご両親が恋しくなったんじゃないのかしら」

「私もそうだとは思いますが、ミキちゃんは自分の事を滅多に話しませんからね。
 ですから、何か家庭に問題があったりしましたら、余計に彼女の心を傷つけてしまう結果になってしまうのではないでしょうか」

「そうだよねぇ……ラーメンなんてどう? ミキちゃん、あの日はテンション高かったよね」

「うーん……食べ物で釣るってのも……」

「気晴らしに何処かへ連れてって差し上げたいのですが、今週は桜祭りの準備に追われてまして……」

 つまりは手詰まりだった。時期が時期というのもあるのだろう。鬼塚組は今、来月に行われる桜祭りの準備に忙しかった。
 この地域で一番大きな規模のイベントだ。当然、鬼塚が自治体と話し合いをしながら、毎年盛り上げていくのが定例となっている。
 一年で鬼塚組が一番忙しい時期だ。現に今だって二郎に無理を言って相談にのってもらっている。
 すると、二郎の私室の内線が鳴り、二人の「失礼」と言うと電話を取って何かを話し始めた。
 二郎の顔が時間が経つ毎に険しくなっていく。そして次の瞬間──轟音が鳴り響いた。

「な、何?」

「事故でもあったのかな?」

「──っ!」

 二郎が慌てて部屋の窓を開けると、そこから見える屋敷の一部が破壊されていた。外では、組員達が何やら怒鳴り声を上げている。
 
「奥様、光希様。私についてきてください。多分、敵襲です」
 
 遥と光希は無言で立ち上がった。そして、光希は結界が張られる感覚を感じ取った。式神使いだけにわかるその感覚。
 遥は気づいては居ないが、大体の事情は知っている。もしもの時は、父や兄や姉に教えられた通りに、母を守らなければいけない。
 三人が急いで廊下の方に走って行くと、庭では何人もの組員が気絶させられていた。そして、その奥では今でも木刀や、鉄パイプを持った 
 二郎の舎弟達がどうみても堅気ではない男達を抑えようとしている。

「あ……」

 二郎は言葉を失った。自分が築いてきた全てが、壊されていく。眼前で笑う男達によって。
 怒りが一瞬で体を支配し、男達は血祭りに上げてやろうと一瞬で懐にあった短刀を抜き出し、男達へと迫ろうとするも、

「二郎! 千島様とミキさんを連れて逃げろ!」

 庭の一角に倒れていた小太郎が、普段からは感じられない気迫で二郎を怒鳴りつけた。
 それによって二郎は我に帰り、悔しそうに唇を噛むと、振り返って光希の手を引き、ミキを探した。

「……ごめんなさい……ごめんなさい……」

 ミキはすぐに見つかった。自分達が居た廊下の反対側で蹲り涙を流しながら、ひたすら謝っていた。
 だが、今は事情を問いただしている暇は無い。二郎は慌てて駆け寄り優しくミキの手を握ると、

「奥様、走れますか?」

「うん。これでも結構こういうの慣れてるんですよ」

 遥はそう頷くと、二郎の速さについてくる。正直、ここまでのスピードは期待してなかった。
 これなら逃げれるかもしれない。そして、安全な場所に三人を移したら、すぐさまあの男達を血祭りに上げる。
 チラリと後ろを振り返ると、男たちは顔を赤くして追いかけてきた。この距離なら逃げ切れるだろう。
 門から出て、近所にある避難場所の所まで行けば完璧だ。だが──

「逃がすかよォ!」

 後ろに居た男の一人が腕から炎を出して、二郎達を狙う。話には聞いていたが──アレが式神。
 小太郎も式神を使えるらしい。だが、二郎には決して使わせようとしなかった力。
 何故か、二郎には大した力のように思えない。簡単にかわしていく。だが、それが致命的だった。
 二郎は避けれても、遥は避けれない。それを失念してしまった為か、遥に向かって回避不可能であろう速さで炎が向かってきた。
 咄嗟にかばおうとするが、ミキと光希の手を握っているので、上手く動けない。そして──

「お母さん!」

 光希が二郎の手を振り解き、遥の体を思い切り突き飛ばした。そして、炎が光希の体を包む。

「み、光希!?」

 慌てて立ち止まり、遥と二郎とミキで光希の服を引きちぎってどうにか炎を離そうとした。
 幸い燃えたのは上半身の服だけ。そして、光希の露になった上半身を見た瞬間。
 二郎の中で何かが悲鳴を上げた。とても、何か大切な物が自分の中で叫んでいる。そんな感覚。
 破壊衝動が体を埋め尽くし、二郎はゆっくりと立ち上がる、とかけていたサングラスを放り、追いついてきた男達を睨み付ける。

「…………」

 怒りで言葉すら出てこない。その怒りは渦巻き、やがて懐かしい感覚が体を埋め尽くしていった。
 そして、背後で何かが地面に刺さる音が聞こえた。その音に釣られるようにして二郎が振り向くと、そこには──






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