12,【おとこの名】
「ただいま。双子。」
「「おかえり」」
「如何だ?調子は。」
「「大丈夫だよ、魔法師くん。」」
「はいはい」
「「魔法師くんのほうは如何なってるの?」」
「あぁ・・・連れてきたよ。」
「「本当かい」」
「本当だよ。ほら、」
「「ん??」」
「こんにちは」
「「この子が、例の子??」」
「そうだよ」
「「へぇ、この子があの・・・」」
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・
「・・・・・・・龍の騎士団?」
「はい、確かそう名乗っていました。」
「龍騎士・・・・。」
「如何かしましたか?」
「ううん、何でもないよ。」
アスアは首を横に振った。
「その・・・龍の騎士団と名乗る人は何処にいます?」
「外に、いますけど。」
「お礼がしたいのだけど。」
「じゃぁ、呼びましょうか?」
「いや、あたしが直接いくよ。」
アスアはベットから起き上がった。
「あっ!アスアさんっ!」
ロニは部屋から出て行くアスアを止めようとしたが
アスアは無視し部屋から出て行った。
(龍騎士が・・・来てるっ!!何でっ?!あんな夢まで見て・・・絶対なにかが起きるっ!)
アスアは、玄関を探しながら思った。
バンッ 玄関の戸がおもいっきり開く音がする
「ねぇ、お穣ちゃん。俺と将来結婚しない?」
庭には、軍人の服のような蒼い服を着た男が此処にいる。
孤児だろうと思われる女の子に結婚しないかと申し出をする男がいた。
「あはは、お兄ちゃん。面白いね。」
女の子は男の結婚の申し出を本気にしていなかった。
「う〜ん。結構、本気なのになぁ。」
「本気って??」
「ううん、なんでもない。」
アスアは、その男の姿をみて名を言った。
「・・・・・・・シニス・ナルヴィ。」
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