11.【助けてくれた人】
(・・・・・ここは、何処?)
アスアは、目を覚めると部屋のベットの上で寝ていた。
(ロニの家?)
アスアはベットのまわりに散らばった本の山を見ながら
そう思った。
(助かったんだ。あたし・・・また、死ねなかったんだ。)
アスアは窓の外をみながら思った。
「(カチャ)アスアさん?」
「ロニ」
「大丈夫ですかアスアさん。」
「大丈夫だよ、ごめんね心配かけて。」
「いいですよ。別に、まぁ目が覚めない時は心配になりましたがね。」
「あたし、そんなに寝てたんだ。」
「はい」
「迷惑、かけちゃったみたいだね。」
「そんなこと、ありません。アスアさんは大切な人なのですから。」
ロニはアスアに言った。
「ありがとう」
アスアはロニの言葉を聞いて微笑んだ。
「いっいえ!!本当のことですから。」
ロニは真っ赤になりながらアスアに言った。
「それにしても、あまり怪我がなくてよかったです。」
「あはは、あたし丈夫だからね。」
(まぁ、それがあたしにとって一番哀しいことだけどね。)
アスアは、崖から落ちた自分の体があまり怪我のなさに哀しくなった。
「あたしのこと、誰が助けてくれたの?あの崖から助けるの大変じゃなかったの?」
アスアは、一つ疑問に思ったことがあった。
それは、自分をなの崖から誰が助けたのかだ。
自分と同じ身長ぐらいのロニは無理だし、
身長が大きいレオンはロニに助けを求めて
たので無理に違いないとアスアは思った。
「あぁ、そのことですか?偶然に通りかかった人が助けてくれたんですよ。」
「通りかかった人??」
「はい、えっとたしかぁ・・・・
ロニは、思い出しながら言った。
「龍の騎士団と名乗る人にです。」
アスアは、その言葉を聞いて固まった。
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