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パンデミック・マン 作者:ですの

パンデミック編

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第三十九話 パンデミック・プル

三上は廃墟となった研究所を後にした。

ドイツの街並みは破壊され尽くしていた。
その前がどんな姿だったのか、三上は知る由もない。

三上はただ街を歩く。

遠くの方にヘリコプターのサーチライトが見えた。
誰かを救助しているらしい。

三上はそれを見て、この街がまだウィルスに汚染されきってはいなかった事を知った。

三上は歩き続けた。

いつか渡された森崎の居場所を示すメモは研究所の何処か瓦礫の下に埋まってしまっているだろう。

気がつくと夜が明け始めていた。
差し込んだ日の光が街の惨状を強調した。

三上は足を止めることは無い。
知らない国の知らない街をただ歩いていた。

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