さとう先生の「自動販売機」がチョーおもしろかったので、わしも自販機ネタで挑戦してみました。
のどがカラカラ。自販機に向かう。
あった。
百二十円入れて、ボタンを押した。
すると、ぷぅという音がした。
「なんじゃ?」
気になって、かがんで取り口をのぞいてみたらが、く、くせえ!
「てんめえ! 屁こきやがったな!」
自販機は答えた。
「ありがとうございました」
何がありがとうだ! ちきしょう。オレはマンゴージュースが飲みてえんだ。
「てめえ。コラ。自販機。出せ。出せ」
オレは自販機をガンガンに蹴飛ばす。
自販機がキレた。
「コラてめえ! 痛ぇだろーが!」
オレは目が点になった。え? 今、自販機が言ったの?
「あのその」
「そんなガンガンに蹴るかフツー。てめえ。オレが自販機だと思ってなめとんだろ!」
なんだこれは。今はこういう音声がついてるのか。
オレはどっから音を出してんだろうと思って、自販機をベタベタ触ってみた。
「あ。コラ。てめえ。うひゃ。や、やめろ。くすぐってえ。あひゃ」
オレは更に触りまくった。
「やめえちゅうとんのや!」
自販機は取り出し口からマシンガンを出しばばばばばばばばばと撃ってきた。
「ぐぎゃあああ」
オレの足を直撃し、オレは地面にのたうち回った。
「まったく。このエロザル! レディに対して失礼にもほどがあるわ!」
こ、こいつ女やったんかい・・・・
オレはアスファルトに倒れながら、懇願した。
「じ、自販機さん。お願いです。ボクにマンゴージュースをください」
「ま、まんこジュース????????」
白い自販機は一気に赤くなった。
「て、てんめえ! そりゃセクハラやぞ。セクシャル・ハラスメントやぞ!」
また、マシンガンをばばばばばばばばばばばばば。
「あぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ」
オレはなすすべもなく蜂の巣となった。(了) |