月と太陽、決して交わることのない二人(2/30)縦書き表示RDF


月と太陽、決して交わることのない二人
作:沙和子



FILE:1 夢


「お父さーん!!!!」


その途端、少女は瞬間的にガバッと跳ね起きた。
枕もとの目覚まし時計を、すっかり覚めた目で確認すると、まだ3時。

まだ少し寝られる。
普通ならすぐ布団をかけなおし、眠りに着く。

が、今日はそういうわけにも行かなかった。


全身汗びっしょりで、パジャマが濡れた肌にくっ付いて気持ち悪く、額に手を当てても汗で前髪がくっ付いている。
息も荒いし、心臓の鼓動が早い。
何だか落ちついていられなかった。

「あんな夢……今更なんだって言うのよ…っ……」

そう呟くと少女は床に着くがすぐに起き上がり、シャワーを浴びにバスタブに姿を消した。


少女の名前は妃蘭。

私立探偵の父親である毛利小五郎と、弁護士の母親である妃英理の1人娘だった。
最も、2人は今は夫婦ではなく、元 が付く夫婦だったが。







「お母さーん!!!」


その途端、少年はガバッと跳ね起きた。
息が荒く、汗をかいている様だ。

「ハッ……今更何なんだよ…っ……」

蘭と似たようなことを呟き、少年は布団をかけなおし、床につぐがすぐに起き上がり、シャワーを浴びに蘭と同様、バスタブに姿を消した。

少年の名前は工藤新一。

推理小説家の工藤優作と元女優藤峰有希子の1人息子だったのだ。
最も小五郎達同様、夫婦の前に元 が付くのだが。

後に2人が兄妹になるなど、この時誰が想像しただろうか。




蘭:お父さん…
園子:蘭…しっかりしてよ!小父様に一生会えないわけじゃないでしょ…っ!
蘭:うん…うん…
━━━━━慰めに時間がかかるのでこれにて終了です。━━━━━

作者から:朝に読まれた方へ→おはようございます。
昼に読まれた方へ→こんにちは。
夜・深夜に読まれている方へ→こんばんは。

白石早苗です。
えっと、タイトル話をしたいと思います。

月と太陽〜の‘月’は‘蘭’をイメージしていて、‘太陽’は‘新一’をイメージしています。
それで、血の繋がった兄妹なら結ばれることはありませんが、ハッピーエンドはお約束なので、子×英と優×有ふぁんには申し訳ありませんが、離婚、に致しました。
無理な設定ですが、よろしくお願いします。











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