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七人の勇者と咎の龍 作者:ホライゾン

第一章 終わりの始まり

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1-7 魔法習得への道

 サーシャが倒した男を縄で縛り上げ拘束してインカムから報告をし、それから三十分ほど経過してから全ての賊の鎮圧に成功したとジャックから連絡が入った。どうやら、ジャックも賊のボス格の男と闘って勝利し、無事拘束したようだ。

 こうして、賊との闘いは完全に終結した。

 少し時間をおいた後、ライブは再開され、最後まで何事もなく進行し、再び観客はサーシャの歌声に熱狂し無事幕を閉じた。

 ライブの後片付けを済ませてしまった後に報告の為に夜遅くからライブ会場を出発し、城へと帰還することとなった。この時間から出発すれば昼頃には城に到着できるからだ。そして、城に戻る宿屋『ホーネスト』の面々にサーシャもついてくることになった。サーシャも今回の賊を倒した一人だからだ。

 城へと戻る道中の馬車の中ではサーシャはセシリアと意気投合していた。魔導師と錬金術師という立場上、相手に興味は尽きないのだろう。結局、城に着くまでサーシャ、セシリア、和弥の三人でずっと会話を繰り広げていた。

 そして、昼頃に予定通り城へと到着した。

「まずは、『ホーネスト』の諸君並びにサーシャ・アーネローゼよ、今回の賊の掃討及び捕縛、ご苦労であった。そしてサーシャ・アーネローゼよ、貴重なライブを妨害してしまったこと、国王としてお詫び申し上げよう。付け加えて、賊の捕縛への協力、感謝と礼を述べよう。大儀であった」

 謁見の間で国王がまず始めに謝辞を述べる。だが、それを聞いていた者の反応は様々だ。

「あの頑固ジジイの国王が謝ったぞ…………!?」

「わわ! 国王から礼を言われたのですよ」

「まあ、俺たちは今回はほとんど何もしてないけどね」

「確かにライブ会場をうろちょろしていただけね」

「お父さん、王様に聞こえてる聞こえてる」

「正直、体ガクガクだし疲れたから休みたいわ」

「お主達が余に敬意が一切無いのは分かったぞ。この場で全員首を吹っ飛ばしてもよいのじゃぞ?」

 王様はこめかみを引くつかせ瞑目した。だが、ジャックの軽口がまだまだ続く。

「あとさ、前々から思ってたけどその余って一人称ダセえよ」

「自分の経営する宿屋に自分の名前付けるやつに言われたくないわ!」

「割とメジャーな命名だろ。アホめ」

「口の減らん奴め……。ところで――」

 王様は背筋を少しだけ伸ばし、先ほどまでとはうって変わって真面目な表情だ。

「お主達の報告をまとめると、今回の賊は『グレイス・オマリ海賊団傘下の幽霊盗賊団』と名乗っていた。そうじゃな? セシリアよ」

「ええ。一対一での名乗りのときに言っていたので間違いないかと。相手が屑じゃなければですけど」

「ふむ……。グレイス・オマリ海賊団といえば、この大陸で一番名の通った海賊じゃな。拠点は大陸外の海を渡って南西方向の大陸に位置する港町だと聞いて居る。だが、そちらほうでは一般人も多く住んでおるらしいが人気もあるようじゃの」

「なぜですか?」

「今どきの海賊にしては珍しく、不殺厳守の海賊団なのじゃよ。狙う船も大体は金持ちの商船が多くてのう。余としては困っておるのじゃが、戦利品は一部港町でばら撒いているそうじゃ」

「初めて聞きましたけどいい人なのですよ」

「いや、泥棒だから悪い人だから」

 飛鳥が鋭く小声で突っ込む。

「まあ、こやつらもいずれ牢獄にぶち込んでおく必要があるかもしれんのう」

「王様ちょっといいですか?」

 改めて、飛鳥が手を挙げ発言の許可を求める。一国の王に対しての礼儀としても少し間違っている気もしないが、この王はさして気にしない。

「なんじゃ? 申してみよ」

「では恐れながら申し上げます――」

「恐れながらなんて言い回しよく知ってたわね」

「意外だねえ」

 弥生と和弥が失礼な突込みが入ったが場が場なので完全に無視する。

「――大元は無理でも傘下集団くらいは捕らえられないんでしょうか? そもそも今回の奴らもこの宿屋の戦闘民族はともかくとして、こんな歌姫でも倒せるくらいのレベルの奴らなんですよね?」

「そのことか……」

 王様がゆっくりと口を開く。だがそれは、苦虫を潰したような顔をしている。

「まあ、確かに宿屋の者とかうちの兵を使えば傘下の盗賊団くらいなら潰せるだろう実力的にはのう。幸いなことに参加グループのほとんどは拠点が海内部の内陸地じゃし、ここから地続きだから足も楽だしのう」

「では何故……」

「奴らの拠点の近くにあるとある森が原因なんじゃ。そこは『霊森』と呼ばれる広大な森でな。生物の死後、辿り着くとされる怪しげな森じゃよ」

「そこがどうかしたんですか?」

「その森からは瘴気が出てると言われておっての、近づくだけで精神がおかしくなるそうじゃ。だから基本的に人が近寄らない場所で賊共が住処にするにはちょうどいいということじゃ」

 ここで疑問が一つ。

「その盗賊達は瘴気というのにやられたりしないんですか?」

「理由は分からんが平気なようじゃ。噂の真偽はともかく、中々迂闊に近づけないのが現状じゃ。さらに、霊森にはとんでもない魔獣が住み着ついておるそうじゃ」

「魔獣?」

 これには、飛鳥と弥生、和弥の三人が口を揃える。

「なんじゃ知らんのか? 魔獣ってのはこの世界の各地に棲息する凶暴な獣の総称でな。通常は群れをなし、そこまで脅威となるような個体もいない。だが稀に、単独行動をし強大な力を保有する個体がおるのじゃ。そうした魔獣が数は少ないが各所に棲息しているとされる。そのうちの一体が『霊森』にいるのじゃよ。名を『ウィルオー・ザ・ウィスプ』と呼んでおる」

「ウィルオー・ザ・ウィスプ……」

 国王は頷く。

「うむ、巨大な人魂や怨念といったようなものの集合体のような浮ついた見た目の魔獣でな。強さもさることながら、厄介なのはこいつは相手に悪夢を見せてくるのじゃ」

「悪夢……」

「悪夢とは言ってもそれが現実に起きた事柄なのか、現実にこれから起こる事柄なのか、はたまた現実には起こりえないことなのか、具体性はないのじゃがとにかくその人にとって見るだけで苦痛のような映像を脳内にフラッシュバッグするそうじゃ、そして同時に気持ち悪さと吐き気、さらには強烈な倦怠感を催すそうじゃ」

 イマイチ話を聞くだけじゃピンと来ないのだが、おそらくは想像以上に強烈な悪夢なのだろう。確かに、よほどのことでもない限り相手にはしたくない類ではある。

「まあ、糞の盗賊団のことは今はどうでもよい。心の端にでも記憶しておいてくれると助かる」


「――――――――――――――」


 それから、本題の敬語業務の残りの事後報告を粗方済ませ、謁見の間を出る。

 城を出て、それぞれが帰る支度をする。すると、ジャックが飛鳥達に寄って来た。

「アスカ! ヤヨイ! カズヤ! お前達三人は宿屋には戻らず、サーシャ嬢に付いていけ」

 ジャックの突然の申し出に三人共、困惑気味だ。

「えっと……何故?」

「お前達は圧倒的に宿屋で働くには実力が足りてない。戦闘力を引き上げる為にもサーシャの村まで付いていけ、そこの村長から魔法を伝授して貰え。今のままじゃ、どうにも力不足だからな、少しはマシになるだろう。サーシャ嬢には話を通してあるから安心しろ」

 やはりまだ困惑気味の三人だが、飛鳥は返事をする。

「武力は宿屋で働く上で本来要らない要素だと思うのは今更だから無視しますが要件は分かりました。しかし、なぜこのタイミングで?」

 飛鳥は疑問をぶつけるとジャックはそれに答える。

「かねてより考えていたことではある。お前らは見たところ、錬金術よりも魔法の適性の方が高そうだしな。それで、サーシャ嬢の村で魔法を習得できたはずだからいずれ向かわせようとタイミングを計っていたところで今回のことだ。まあ、宿屋業務の方はそこそこ期間が空くから忘れちまうかもしれないが一個一個また教えればいいだろう。というわけで行ってこい」

「わかりました。ところでそのサーシャの村までどのくらい掛かるのですか?」

「片道二週間程だな」

「長っ!」

 想像以上の長い道のりに思わず声をあげてしまった。片道二週間という移動にしては異常な時間、この大陸のでかさを物語っている。

「まあ、長いが道中危ない道はないはずだ。途中一週間掛けて森を抜けることになるが魔獣は少ないし凶暴な種はいないはずだ」

 こうして、飛鳥、弥生、和弥の三人はサーシャの村に行くことが決定したのだった。だが、そこに一つの声が割って入る。セシリアだ。

「あの、お父さん。その……私もサーシャの村についていきたいんだけど…………」

 セシリアの申し出に父親のジャックは首を横に振る。

「駄目だ。お前が行って何になる? お前はもう立派な錬金術師の卵だ。魔法を習得するために向かう彼らと違ってお前には目的がない。だから、同行は認められん」

「でも! 森が比較的完全と言っても何が出るかわからないし護衛が必要でしょ?」

 セシリアはそれでも必死に頼み込む。

「なら、レスカを同行させる」

 レスカ――宿屋『ホーネスト』において受付を請け負っている宿屋屈指の武闘派だ。護衛という観点なら確かにこれ以上ない適役だろう。セシリアが反論を思い浮かばずに答えに窮していると意外なことにレスカの方から言葉が返ってきた。レスカは口を開くと――。

「お言葉ですが旦那様。(わたくし)が仕事場を離れては誰が宿屋を保つというのですか? 私ほど宿泊客を素早く捌ける人が他にいますか?」

「確かにお前は優秀だ。だが、セシリアはこれから覚えなきゃならんことが多すぎる。一人前の宿屋の人間になるために一刻も早く多くのことを学んで俺の跡を継げるようになってもらわないと困る」

「旦那様――」

 そう言うと、レスカはジャックの目の前に立ち、少し見上げるようにして顔を近づけた。

「――空気をお読みください」

「空気って……」

 レスカはさらに威圧するようにジャックを睨み付ける。思わず一歩下がるが同時に一歩レスカが距離を詰める。

「旦那様? どうして彼女があそこまで強く同行を求めているか少しは考えてください。ましてや一人の親、娘のこととなれば、分かりますでしょう? この一週間の彼女の動きを見ていれば」

「うっ…………」

 もちろん、ジャックにも察するところはある、だが親としての感情はともかくとしても宿屋のトップとしては安易に頷き難い。

「だかしかし……」

「聞き分けてください。娘さんの為です」

 しばらく、黙り込んでそれから無理矢理納得したように首を縦に振った。

「分かった分かった。セシリアも行ってこい。ただし、条件がある。――――レスカもついていけ」

「旦那様! 宿屋はどうするつもりですか?」

「あくまで護衛という名目で連れていくというならセシリアだけじゃ不安だ。受付は俺が代わりにやってやるからレスカもついていってセシリアのフォローをしてやれ。心配するな、久しぶりの受付業だがなんとかなるだろう」

「はあ……旦那様がフロントに立たれるのは些か不安ですがまあいいでしょう。私も同行いたします。いいですね? セシリア。まあ拒否権はありませんが」

 セシリアはパッと顔が明るくなり、レスカの手を取った。

「ありがとう、レスカさん!」

「ですが、あまり羽目を外さないように。遊びに行くわけではないのですから」

「分かってますよぉ」

 本当に分かっているのだろうか? 不安になるレスカであった。



 城を出発して一日が経過していた。



 サーシャの村へと向かう馬車に乗り合わせているのは飛鳥、弥生、和弥、セシリア、レスカ、サーシャの六人だ。多少、狭くはあるもののそれぞれが足を多少は崩す余裕はある。
 六人がそれぞれ、三人ずつで向かい合うようにして座っている。飛鳥、サーシャ、弥生が横に並び、飛鳥の正面からレスカ、和弥、セシリアという順だ。和弥が真ん中に位置しているのはセシリアの策略のようだ。おそらくはレスカに邪魔されず和弥とずっと喋っていたいからだろう。
 各々が好き勝手に喋る中、レスカだけは黙って目を閉じじっと姿勢良く座っている。

 レスカ・アルティミリア――彼女は長い銀髪を腰まで伸ばしており、普段は腰まで伸ばしており、普段は腰辺り一つにまとめられている。身長も女性にしては高く、百七十センチメートルより少しばかり高いほどだ。その高い身長に相まって、目が細くも自然な微笑に包まれたきりっとした顔付きは隠微な風貌を醸し出している。さらにはその女性らしいとても起伏に富んだ豊満な体は女性でも釘付けになるほどだ。その彼女は宿屋『ホーネスト』においてトップのジャックに次いでの古株だ。それ故、内での仕事と外での仕事、両方において宿屋で働く人全員から美貌も相まって期待と信頼を受けている。もちろん、ジャックも例外ではない。

 そんな彼女だが宿屋で働く以前の経歴は一切謎に包まれている。過去の経歴を知るのはジャックだけとされているほどだ。セシリアはこの機に聞きたいと考えていたが、レスカは想像以上に口が堅いようだ。
 彼女はひとしきり和弥と喋った後、今度は和弥を挟んでレスカへと言葉を投げた。

「レスカさん! そんな一人だけ黙ってないで少し話そうよ!」

 すると、レスカは馬車の動きに身を任せ大きな胸を馬車の振動とともに揺らしながら寝ていたのを中断し、目を開け、セシリアの方へ目線だけ向ける。

「セシリア? 私は今はただの護衛です。余計な話は遠慮させてもらいます」

 きっちりと断るがセシリアはニヤリと嫌な笑みを見せる。

「護衛の割にはぐっすりと寝てませんでしたかねえ?」

「寝てはいないですよ。気を休めていただけです。事実、あなたの言葉に即座に反応したでしょう。警戒心は怠っていない証拠ですよ」

「そんな風にいつまでも気張ってたら疲れちゃうって、私レスカさんのこといろいろ聞きたいの!」

 必死の頼み込みに折れたのか溜息をつき、少しだけ笑みを見せた。

「はあ、まあいいでしょう。まだしばらくは安全なルートですし、少しの間だけならいいですよ」

「やったー」

 それから、レスカとセシリアは結局に日にちを跨いで日が昇るまで喋っていた。途中、和弥も巻き込みつつレスカに質問攻めをして過去の経歴など気になることを聞き出そうとしたが結局これといった収穫はなかったのだった。

 そして二週間が過ぎ、サーシャの村に辿り着いた。

 村に入り口まで辿り着くとそこには木でできた細長い杭が何本も縄で縛られていていかだ状に組み上げられており、それを地面に突き刺すことで壁の役割を果たしており、入口部分のみ観音開きのドアとして機能していた。

 馬車を入り口の脇に付けておき、馬車から降り、入り口を押し開けると、その中には数々の木製の家々と各家にある畑が無限に広がっているかのように展開されていた。よく見ると、多くの畑で農作業をする農民が見かけられた。城の周りとは打って変わって超の付く田舎なのがよく伝わってきた。
 サーシャを先頭にして全員が村の内部に入りきると入口が閉まると同時にサーシャが振り返り両手を広げると声高々に宣言した。

「ようこそなのですよ! 私の暮らす村、『マギガリカ』へ! 私達はあなた方をきっと歓迎するのですよ!」

 きっとというのが多少気になったが今は置いておくことにした。先ほどのサーシャの声に釣られて奥から老人が一人こちらに歩み寄ってきた。

「ほっほっ、何か声がすると思っとったら、サーシャじゃったか。そろそろ、帰ってくる頃合いじゃと思っとったぞ」

「あ! 長老様! サーシャ・アーネローゼ、都でのライブを終え只今帰還しましたのですよ! 二ヶ月も開けてしまい、誠に申し訳ございませんでしたなのですよ!」

 再び、振り返り近づく老人に敬礼のポーズをしていた。どうやら、この長老と呼ばれた老人が村長に位置する人のようだ。長老様はサーシャを見ながら、大きく笑い声を上げた。

「相変わらず、サーシャは礼儀正しいのう。お主が各地で活躍するのは我々も快く思っとるし、誇りにも思っておる。だから、少しくらい離れていても気に病むことはないぞ」

「わわ! ありがとうございますなのですよ」

 そして、長老の目は後ろの飛鳥達の方へ向いた。

「して、そちらの方達はどちら様で? サーシャが一緒なのじゃから悪い者達でもないじゃろうが一応確認を取りたいのじゃ」

 すると、レスカが一歩前へ出て腰に手を当てて軽くお辞儀をする。

「長老様、お初にお目に掛かります。私、レスカ・アルティミリアと申します。こちらのものはキリシマ・アスカ、キリサメ・ヤヨイ、ニシジマ・カズヤ、セシリア・ホーネストと申します」

「ホーネスト……奴の娘か」

「ええ、この度はジャック・ホーネスト様の命でアスカ、ヤヨイ、カズヤの三名に魔法を習得させて頂くべく参りました。こちらに、ジャック様より親書を賜っております」

 そう言うと、裾の中から手紙を一通取り出し、長老に差し出す。それを手に取り、しばらく読んでから長老は深く頷いた。

「確かに、奴の差し金のようじゃの。しかしあの男、『そっちに新人の素人三人向かわせたから魔法習得よろしく』って随分と軽いのう、あやつらしいがの」

「まあよい。では、アスカ、ヤヨイ、カズヤ。お主達、早速だが魔法を習得させよう。少し痛い思いをすることになるが頑張っとくれ。それじゃ、ついてきなさい」

 そう言うと、三人についてくるよう促した。どうやら、向かうのは少し進んだ先にあるとある家屋らしい。
 飛鳥達は少し痛い思いというものに少し緊張気味についていった。
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