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uso8,000,000:嘘八百万 (うそやおよろず)(←シュレディンガーのぬっこ続編) 作者:Pー龍

一章 冒険者への道

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第三十三話

現在前のお話『シュレディンガーのぬっこ』の改稿準備中。読みにくかったり、誤字だったり、統一感欠けてたりする部分を修正中。4月半ばに応募しちゃった賞の発表を待ってから改稿します。話は概ね従来通り。その後、本話も順次改稿予定。なお全三部のうち一部の投稿が終了後、少し休載します。だいたい55話付近のはず。
「みんなの乗車券は俺がまとめて買っちゃいますね。」
「タッケルぅ、それ、わらわにやらせてたもれ。」
「いいですよ。ちみっ子さんだと背が届かないんで、後ろから担ぎあげますね。よいしょ。」
「どうすればよいのじゃ?」
「まずは人数指定ですね、この券売機だととりあえず子ども2枚にしておきましょう。このボタンを押してください。」
「うむ。」
「次は私鉄乗換はめんどくさいのでJRを押して、(うむ)次は料金をこのボタン押して、カードを挿入です。(うむ)そしたらチケットとカードが出てきます。カードは俺が取るのでちみっ子さんはチケットを取って下さい。」
「うむ。2枚あるのじゃ。」
「失くさないで持っててくださいね。1枚はスサオくんに渡してあげてください。」
「承知したのじゃ。おいスサオ、お姉ちゃんがスサオの分のチケット買うてやったでのぅ。しっかりと持つのじゃぞ。失くすでないぞ。」
「おぅ、ありがとう。」

 あとの皆さんの分は全部俺が買いました。あとで乗り換え先の分はスサオくんに買ってもらいましょうね。残りのチケットは大人7枚と子ども1枚のはず。所長やディープ君さん、ディーネさんはスキル効果で現在は大人サイズになってます。みなさん1枚ずつですよ。ハスター様は子どもチケットですよ。ジョニーさん、これみんなに配って下さい。乙城さんと宮津さんのチケットは俺が直接手渡ししますね。お2人の交通費は後で精算しましょうね。お2人の荷物も預かりましょうか? 俺、2次元ポケットっていう便利スキルありますから。手持ちで置いておきたい荷物以外を預かりますよ。はい、構いません。後で言ってくれたらすぐ取り出せます。じゃ、これとこれ預かりますね。全員チケットはもう受け取りましたか? ジョニーさん、なんでチケット2枚持ってるの? あぁそれ俺の分だわ。ごめんごめん。スパモンさん持ってる? ディーネさんも持ってる? ディープ君さんも持ってるね。では行きましょう。
 改札を通り抜けて乗り場へと進みます。ちみっ子さんが電車経験者としてスサオくんにいろいろ世話を焼いていますが、スサオくんの有難迷惑感がこちらまでただよってきます。スサオくんちょっとだけガマンしてあげてください。
 そんなこんなでホームに到着いたしました。

「スサオ、アナウンスしておった白線の内側というのはこっちのホーム側なのじゃ。そっちは外側なのじゃ。電車の近くの方が内側感があるんじゃけど、そうゆうことになっておるのじゃ。こっちに来るのじゃ。そっちは危ないのじゃ。」
 中央線の特別快速がホームに入って来ましたよ。カメラを持ったスサオくん慌てて下がります。
 ゆっくりと電車は停車しました。ドアが開いて幾人かの乗客が降車していきます。皆さん電車に乗り込みますよ。置いてけぼりになっちゃダメですよ。総勢10人でしたっけ。固まってましょうね。ジョニーさんとディープ君さんのお2人は早速まとまった空席を探しにお出掛け。俺たち8人はゆっくり後からついて行きます。振り向いた前の2人がハンドサインで席を確保した旨知らせてきます。ちみっ子さんとスサオくんが走り出します。
「走ったら危ないですよ。他のお客さんに迷惑ですよ。」

 興奮モードのお2人には俺の声、まったく耳に入ってないですね。前方で4人ではしゃいでいます。所長とその助手の2人は4人掛けシートを3か所押さえていたようですが、1つリリース。ちみっ子さんは俺の膝上。ハスター様はスパモン師匠の膝上。そもそも師匠に膝ありませんから、実際はハスター様の頭の上で師匠は空中浮遊中です。
 座席配置は左右に4人ずつ。通路側に座る俺の膝上がちみっ子さん、隣の窓側に座るのがスサオくん。俺の前に座るのが宮津さん、斜め前、スサオくんの前に座るのが乙城さん。その他5名が通路のあっち側に座っていますが、俺は個々の座席位置までは把握してません。興味ないし。とりあえず師匠は通路を挟んで俺の隣に座っていらっしゃいます。

「タケルぅ、また電車じゃのぅ。わらわまた電車に乗っておるのぅ。この前のとは座席の並びがちがうんじゃのぅ。それに座席が廻るとは知らなんだのじゃ。これは中央線になるのじゃな。遅延の多いという噂の中央線じゃのぅ。誰か母上の所へ呼んでおるヤツでもおるんじゃろうか?」
「ちみっ子さんの神様パワーでお祓いとかしてあげてくださいよ。」
「縁の無い者はわらわには救えぬのじゃ。そうゆうシステムなのじゃ。運命とはそうゆうものなのじゃ。しょうがないのじゃ。――――それはそうとお前さま、スサオよ、到着までわらわたちもトランプでもせぬかや? あっちは何やらゲームを始めるようなのじゃ。そこな2人の娘もわらわたちと一緒にトランプでもせぬかや? 気心も知れぬ者と行動を共にするよりはここで互いに気安くなっておけばこれからの創作活動、何かとよかろうと思うのじゃがのぅ。」
「誘ってくれてありがとうございます。この子の言う通りだわ。乙城さん、私たちも混ぜてもらいましょう。」
「えぇ、よろしくお願いします。」

 お2人も交えて5人でトランプしましょう。カードを配る時お2人の手をわざと触ったりしながら楽しい時間が過ぎていくのですよ。電車が揺れるたびにたゆんたゆんする乙城さんのおっぱいに目が吸い寄せられてしまって宮津さんにはジト目で見られてみたり、これが男の(さが)というものでございます。宮津さんのおっぱいも決して無視しているわけではございませんよ。小ぶりではありますが形の良さそうな予感がいたします。仲間外れにはいたしません。しっかりと愛でさせていただきますね。スサオくん、スサオくんからもらった例のスキルだけどアレなんとか今後の展開で透視能力にならないかなぁ。
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