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uso8,000,000:嘘八百万 (うそやおよろず)(←シュレディンガーのぬっこ続編) 作者:Pー龍

一章 冒険者への道

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第三十一話

 冒険者タケルによる明日の冒険旅行(遠足? 登山?)に関する説明を受けた後、商店街へとおやつの買い出しに出掛けたオヒルネ様ご一行。その構成はちみっ子さん(女神?)、ちびっ子さん(荒神?)、某国皇太子(邪神?)、猫っぽい何か(不死身)、半魚人的なマスコットキャラ(深き者)、スパモン師匠(電池電脳の神)、自称元ヤン妖精(諜報活動寝返り中)の7名でございました。スパモン師匠のお小遣いは保護者タケルから最近金銭的信用を得つつあるスサオくんが預かっています。なお、全員対人用認識阻害スキルはとっくに切れております。

 一行による襲撃1軒目は“田山食品”でしたが、ここは本来食品卸問屋なのでございます。災害用非常食の小売りは始めていましたが、子どもたちのおやつに持って行けそうなものは取り扱っておりません(本当は登山用の携帯食に使えそうなものがあるのですけど一向は興味なし)。ちみっ子さんが毛髪が残念なことになっている店主に詰め寄り、ザザ虫の瓶詰、イナゴの缶詰など入手。これは予算的にオーバーしていますので明日のおやつではない模様。個人的な買い物といったところでしょうか。一行は2軒目へ移動しますた。

 次は“ペットショップ犬山”。突如店内をハイスピードで走り抜ける一匹の猫? 脇目も振らずに目的の缶詰を目指します。
『社長、あれ代わりに買ってきて。』(脳内補完)
「うむ、承知した。」
 疾走する猫の後をゆっくりと追いついたちみっ子さんに猫缶を代理購入してもらってご満悦なジョニーさん(ギルド所長)。ペットショップの女性店員さんにのどを撫でられてさらにご機嫌でございます。ゴロゴロとのどを鳴らしてます。

 3軒目は“健康食品専門店グリーン”。ここでディーネさんがゴーヤチップスをゲットしますた。店の人は幻覚を見てしまったのだと自分自身を納得させているところでございます。ご近所の心療内科が賑わいそうでございます。

 4軒目へと向かう途中、ハッテン場になっていそうな公園のトイレを調査に出掛けたハスター様。現在午後の2時、この時間さすがにそれらしき男性は誰もいなくて残念顔。さらに見つけたサウナにも入って行こうとしていましたが、今日は連れが大勢いるので諦めます。今度お1人の時あるいはおじさんと一緒のときにでも行ってくださいね。

 ようやく一行は本命のスーパーマーケットに到着です。それぞれ勝手に行動を開始しますた。

 スサオくんは珍味コーナーに向かいます。珍味ならちびっ子さんがさっき買っていたような気もしますが、そういう珍味ではないようです。スサオくんの隣りでふわふわそわそわしているスパモンさんはインスタントのカップめんコーナーに惹かれている模様。スサオくんをそっちのコーナーへ引っ張っていこうとしています。

 ハスター様は牛乳コーナーで何かを発見しました。紙パックの牛乳を手に取ってらっしゃいます。紙パックに書かれた≪ホモミルク≫の文字をやたらと凝視されています。何やら熱心に考えていらっしゃいます。だいたい何を考えているのか察しはつきそうなものですが、そっとしておいてあげましょう。その方がみんな不幸にならずにすみそうです。

 ディーネさんは野菜コーナーで見つけた新鮮なゴーヤに興奮中。バナナがおやつに入らないのならこれもいいんじゃないだろうかと悩み中です。構わないんじゃないですかね。さすがに文句を言う人はいないんじゃないでしょうか。だってそれ野菜ですし。

 ディープ君さんは癒し系キャラの着ぐるみだと思われてしまって、近所のお子様たちに大人気。もみくちゃにされています。その姿を微笑ましく見守りスマホで写真を撮影していたりするご家族。自分の子どもがいまモンスターと戯れていると知ったらどうなるんでしょうかね。ここもそっとしておいてあげましょう。

 ちみっ子さんは駄菓子コーナーで熟考中。300円の予算内でいったい何を買うべきなのか何を買わないべきなのかと真剣に悩んでらっしゃいます。消費税を含めた1円単位の攻防で店員を呼び止め交渉中。スーパーマーケットで値切り交渉する子ども。これはこれで微笑ましいのかもしれませんが、捕まってしまった店員さんがかわいそうです。

 なお、ジョニーさんはスーパーマーケットの店内に颯爽と入ろうとしていたところを、店員さんに捕まって強制排除されてしまいました。みんなが買い物をしている中、1人さみしくドアの前で待機していたのでございました。


 買い物から【ヤマダトーイ】へと帰ってきたちみっ子さんご一行。ディープ君さんはおやつを買い損ねたようなので、何かこちらで用意しておいてあげましょう。ギルドへ3人を送って帰ってきたちみっ子さんは2次元ポケットからハンモックセットを取り出しお昼寝開始。ディーネさん、スサオくん、師匠の3人は婆ちゃんのお手伝い。俺はサクヤさんと一緒に2人きりで商品陳列。
このあとちみっ子さんの御昼寝終了後、ギルドの3人呼び出して晩御飯のアンコウ鍋食べて、解散しました。いよいよ明日から探索開始です。
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