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uso8,000,000:嘘八百万 (うそやおよろず)(←シュレディンガーのぬっこ続編) 作者:Pー龍

一章 冒険者への道

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第三十話

 お昼ご飯を頂いたあとは、商店街の皆さんは解散して各自のお店に戻って行きました。俺たちは一度ギルドへ戻って明日の同行者3人を回収。ちなみにボードゲームの勝者はジョニーさん。ハスター様から賞品の巨大鮟鱇(あんこう)丸々一匹頂いた模様。ジョニーさんは賞品を捌けなくて困っていたので商店街にある魚屋さんに持ち込んで捌いてもらってきました。ジョニーさん調理もして欲しいとのこと。今夜の晩御飯はアンコウ鍋になりそうです。それはさておき、いまは婆ちゃんのところに居座ったままみんなで明日の予定を立てています。お婆ちゃんは3号改造手術中。

「ちみっ子さん、明日は朝8時にギルド前集合だっけ?」
「うむ、先週のお前さまはそのようなことを言うておったのぅ。」
「そのあとは高尾山までちみっ子さんの転移が使えないようなので、みんなでJRに乗っての移動となります。」
「おやつは幾らまで持参しても良いのかのぅ。」
「各自300円までですよ。」
「パパ、バナナはおやつに入るのか?」
「――――2人の祠に祀ってある果物ならカウントせずに持って行ってもいいです。」
「うむ、承知した。携帯ゲームは持って行っても良いかのぅ?」
「禁止します。みんなで楽しく過ごしましょうね。今回1人遊びは禁止です。スマホの持ち込みは認めますが、スマホ弄って遊ぶのは禁止ですよ。携帯音楽プレーヤーも禁止です。」
「タケルぅ、みんなでスマホでチーム作って遊ぶ場合は1人遊びじゃないのだぞ。」
「ガラケーの人もいるかもしれないのでダメです。」
「タケルさん、ボードゲームの持ち込みはどうかな?」
 ハスター様からのご質問でございました。

「ボードゲームはOKです。カードゲームもOK。みんなで楽しく遊べるものは許可します。ただあんまり時間が掛かるゲームはダメですよ。モノポリとかやってたら電車移動の時間だけじゃ足りなくなっちゃいますからね。」
「わかりました。移動時間はどれくらいなんですか?」
「運よく特別快速に乗れたら50分くらいでしょうか。だいたい1時間程度だと思ってください。その後1度だけ乗り換えますが、すぐ目的地に到着します。9時半頃には現地に到着していることでしょう。」
『装備はどうしよう?』(脳内補完)
 これはジョニーさんからのご質問。

「普段の格好でいいですよ。靴も普通のスニーカーでいいです。下手に新しい登山靴とか用意しちゃうと靴擦れするかもしれませんから。各自ペットボトルの飲料1つは持って登りたいですけど、これは現地で買いましょう。そもそもジョニーさんっていつも全裸ですよね。靴も履いてませんし・・・ちみっ子さんの対人用認識阻害スキルで登山客風にしてもらいましょうね。」
『承知した。社長よろしく~。』(脳内補完)
「お弁当は俺がみなさんの分を作っていきます。サクヤさん悪いんだけど手伝ってもらえますか? 明日の朝5時起きなんですけど。」
「かしこまりました。タケル様のご依頼とあれば是非もなく。」
「ジョニーさんとディープくんさんのお2人はやっぱり水行するの?」
『『もう予約してある。』』(脳内補完)
「予約の時間は?」
『『11:00だってさ。』』(脳内補完)
「途中、2人が滝に打たれている間は、他のみんなは待機ということで。周辺散策とかのんびりしてましょうね。終わり次第山頂を目指します。お昼過ぎに山頂到着予定です。」
「わらわ、外で食べるお弁当が楽しみなのじゃ。」
「なお、今回の登山の目的は天狗捜索ということになっております。天狗がそんなところにいるわけないじゃないかという突っ込みは横に置いておきまして、ビデオカメラ撮影をスサオくんにお任せします。それっぽい人影、動物の類がいたら撮影をお願いしますね。」
「おぅ、特撮編集してようちゅーぶにアップしてやるぜ。」
「・・・まかり間違って本物が撮影されちゃった場合にはアップはやめてくださいね。」
「ダメなのか?」
「今回は研究目的のようですから、クライアントの意向を確認してからです。」
「パパ、わかった。本物が写ってなきゃいいんだな。」
「山を下る途中に寺があります。そこで天狗の情報を集めましょう。」
「具体的には何をするんじゃ?」
「天狗の像を撮影したり、周辺を撮影したり、由来を聞いてみたりでしょうか?」
「ふむ、まぁそんなことしかできんじゃろうなぁ。」
「帰り途に天狗ラーメンが食べられるようですけど、お昼食べてすぐなのできついかもしれません。」
「大丈夫なのじゃ。適度な運動でお腹はすぐ減ってくるはずなのじゃ。」
「山を下りて駅まで戻ってきたら温泉が待ってます。」
「温泉と天狗は関係あるのかのぅ?」
「無いですけど何か?」
「つまりお前さまが温泉に行きたいだけというわけじゃな。」
「えぇ、そうです。 以上が明日の予定です。」
「うむ、了解した。わらわたちこれから行くところがあるで、いったん解散してもよいかのぅ。」
「行くところ? 解散してもいいですけど・・・」
「よし、皆のもの、これからおやつを買いに行くぞ。」
「「「「『『『おぉー!』』』」」」」
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