挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
uso8,000,000:嘘八百万 (うそやおよろず)(←シュレディンガーのぬっこ続編) 作者:Pー龍

一章 冒険者への道

26/57

第二十話

「「「「「『ごちそうさまでした~』」」」」」

 ほぼインスタントな晩御飯でしたけど、みなさんご満足いただけたようですね。キレイにからっぽになった食器を重ねて片付けてしまいましょう。

「山田様、後片付けでしたらこの私にお任せくださいませ。山田様のご厚意によりただでこちらにお泊め頂いている身でございます故。」
「そうですか、なんだか申し訳ないなぁ。」
「いいえ、あんなに美味しい晩ご飯を頂きましたからには、後片付けくらいは是非私にお任せ頂きとうございます。」
「ほとんど手のかかってないインスタントですよ。じゃ、運ぶだけ運んじゃいます。――――では洗い物はすみませんが、サクヤさん、お願いします。洗剤とスポンジはこれで。洗い終わった食器はこっちの洗い桶に入れておいてください。」
「かしこまりました。」


(外見的に)若くてお美しい女性が自分の部屋の台所で洗い物をしている姿っていいもんですねぇ。じっと眺めていてもまったく飽きがこないよね。サクヤさんは着物姿なので、たすき掛けってヤツですよ。初めて見ちゃった。艶やかで色っぽいもんですね。足元の真っ白な足袋も素敵ですよ。ふむふむ、襟元の生え際に見えてるおくれ毛ってヤツもグッとそそるものがありますなぁ。うなじから耳元にかけて息吹きかけたくなっちゃいます。「やめてくださいよ、山田さん。それは後で2人きりになってからでしょ。」「ごめんね、でも君があまりに素敵だから待ちきれなくてさ。」「きゃ、後ろからそんな風に抱きつかれたら洗い物ができないわ。」「洗い物なんて後でいいじゃないか。」「山田さん」「サクヤさん」「あぁ・・・」(妄想中)


「タッケルぅ、イヤラシイ顔して妄想しておるところ悪いんじゃけど、風呂湧いたぞ。早く連れてけ。」
「パパー、風呂掃除したのは俺だぞ。お駄賃よろしくな。」
『megah,p我:hga;裳Ptooがh』(自分も手伝ったと主張しています。)
「ねぇ、そのお小遣いシステムって私も参入できるのかしら?」
「ディーネさんもお小遣い欲しいんですか?」
「そりゃ欲しいわよ。」
「じゃ、お小遣い帳もしっかり付けてもらいますよ。」
「・・・わかったわ。」
「サクヤさん、すみませんこの子たちを風呂に入れてきちゃいますね。」
「わかりました。どうぞごゆっくり。」

 スパモンさんと4人でお風呂に入ります。スパモンさんは風呂場に来てもずっと浮遊しっぱなしですけど、それでもお風呂はお好きなご様子。たまにシャワーのお湯に当たって墜落したりしてますが、楽しそうです。あいかわらずちみっ子さんはシャンプーハット必須。最近ではちみっ子さん用シャンプーハットが俺の2次元ポケットの中にもあったりします。天安門事件でワールドワイドに活躍したアヒル隊長も入ってたりします。スサオ君は全身石鹸派。目に石鹸液が少しくらい入っても自分で顔をじゃばじゃば洗い流してます。
 ワイルド系でございます。

 お風呂から出てきたら、洗い物を終えたサクヤさんが待ってらっしゃいました。

「山田様、洗い物は終わりました。どうぞご確認ください。」
「ありがとうございました。お湯はまだポットの中に残ってますか? ありますね。コーヒーカップに注いで・・・ディーネさん、はいどうぞ。衝立しておきますね。」
「いつも悪いわね。」
「サクヤさんも良かったらお風呂入って行きませんか? これから帰ってからお風呂溜めるのも時間かかっちゃうし。」
「ありがとうございます。山田様、今宵の夜伽はいかがいたしましょうか?」
「あ~、え~、すごく魅力的な御誘いなんですけど、明日も早いですし、またの機会にお願いしようかな~と。」
「かしこまりました。いつでもお申し付けくださいませ。それでは、お言葉に甘えてお湯を使わせていただきます。」

 あれれ? サクヤさん、目の前で着物脱ぎだしちゃった。あっという間に素っ裸になって正座して着物畳んでる。なかなか素敵なおっぱいさん。桜色したお豆さんが2つ。アンダーヘアーは薄め? 堂々とお風呂へ入って行かれました。

 着物だと風呂場で濡らすわけにはいかないから外で脱ぐことになるわけで、この単身者用アパートに脱衣場などないので必然的にこうなるわけですな。

「タッケルぅ、策士じゃのぅ。サクちゃんのおっぱいを見るために風呂を勧めるとはなかなかに良い妙案じゃった。」
「パパ、良くやった。おかげでいいもの見れたぜ。」

 いえ、すべては偶然です。スサオ君、次回はカメラの用意をお願いしますね。

 ディーネさんとサクヤさんはお風呂タイム。
 スパモンさんは空中浮遊中。

 ちみっ子さんちびっ子さんはパソコン使ってネット動画鑑賞中。

『――――預言者哲夫の地震予知コーナー。♪パフパフパフ~ これからきっちり1分後に地震来るぜー、カウントダウン開始。60 59 58・・・・・・2 1 0 ほらっ、よく見て。このトランプのタワー揺れてるでしょ。ほらッ倒れちゃった。ね? 地震予知できたでしょ。今度はでかいの来るぜ~来週あたり来るかもしれないなぁ。そこの心配してるあなた、不安でしょ。でも大丈夫、そんなあなたにも救いはあります。命を失うよりも全財産を寄付することの方が全然簡単でしょ。・・・・・・』

「これって例の宗教団体の動画でしょうか?」
「うむ、ようちゅーばーの木下という男が今日アップした動画なんじゃが、あの団体が全面バックアップしておるという噂じゃな。最近信者による工作で再生数を上昇させておるようで、マスコミにも取り上げられて調子に乗っておるのじゃ。団体にとってみれば使い勝手のいいネット芸人というところかのぅ?」
「これ、地震が頻発してるときに何度か取り直せば取れますよね。」
「そもそも、地震体験用の起振機の上で撮影すれば一発で震度6でも可能なのじゃ。トランプで作ったタワーを倒すくらいならば、息を吹きかけるだけでいけるのじゃ。トランプで作ったタワーじゃなくてトランプタワーくらい倒して見せたら信じてやってもよいがのぅ。誰かがカメラに隠れて揺らすだけでもいいのじゃ。出来の悪いネタ動画なのじゃ。こんなもの冷静になれば騙されることも無いのじゃろうが、マスコミに取り上げられてしもうたので年寄りや情弱な若者はコロッと騙されるのも出るんじゃろうなぁ。」
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ