挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
uso8,000,000:嘘八百万 (うそやおよろず)(←シュレディンガーのぬっこ続編) 作者:Pー龍

一章 冒険者への道

17/57

第十一話

やっとパニックっぽい振りが出来たよ。なお特定方向の人たちからのクレームは受け付けておりません。
 地下のお風呂入って来ました。限定ミルクも購入しました。飲みました。たいへん美味しゅうございました。おっさんは今日も元気です。

 ギルドでの要件もほぼ終了(残るはちみっ子さんとちびっ子さんのパッパ訪問?)したのでジョニーさん達とお別れしてラーメン食べてアパートへ帰りましょう。ハスター様と今度お会いするのはまた来週ですかね。今日は俺たちにお付き合いいただいてありがとうございます。来週の月曜日はまた仕立て屋さんへ行きますので、よろしくお願いしますね。月曜の朝ギルドへお迎えに来ますから。はい、所長室です。
 ではそろそろちみっ子さん、お願いしますよ。近所に新しく出来たラーメン屋さん、店の場所はちみっ子さんもご存知ですよね。転移プリーズ。
「うむ、承知しておるのじゃ。スパモンはタケルに触れておるのじゃぞ。ほれ。」

 あっという間にラーメン屋さんのお店の前でございます。はいお駄賃どうぞ。
 夕暮れの商店街には例の新興宗教団体のポスターがそこかしこに貼り出されています。

 ≪○ニラ国に行って来た≫
 ≪マジョリティへのヘイトスペッチは良いヘイトスペッチ≫
 ≪微罪を積み重ねた犯罪者を釈放しろ≫
 ≪交通費は出ていないことになっている≫
 ≪本当のことを報道する番組は許さない≫
 ≪奨学金、借りた金は返せない≫
 ≪日本は周辺国を見習え≫
 ≪滅亡へのカウントダウン、天災がやって来る≫
 ≪俺たちに反対する奴はネ〇ウヨ認定≫


 さぁ、ラーメン屋さんに入りましょうね。
「ちみっ子さん、スパモンさんに例の対人用認識阻害スキルの発動をお願いします。」
「うむ。ほれ、これで問題ないのじゃ。」
「おじゃましま~す。」

 総勢4人(うち子ども2人)+ポケットの中の人形という態でラーメン屋さんにお邪魔しました。

「ニンニクマシマシヤサイチョモランマのアブラカラメでおなしゃす」
「お嬢ちゃん、うちはそういうのやってないんだわ。」
「そうなのかや、残念なのじゃ。コレ流行ってると聞いて覚えたんじゃがのぅ。ラメンタブルは嘆かわしい気持ちなのじゃ。わらわたちはラーメン食べるのじゃ。」
「ちみっ子さん、それが通用するのはこうゆう一般的なラーメン屋さんとはまた別の種類のお店なんですよ。店の前に並んでるお客さんの体型の平均値をみればだいたいわかります。」
「しょうがないのぅ。醤油ラーメン大盛りなのじゃ。」
「はい、醤油大1。」
「うーん、オレは味噌バターコーン大盛りで。」
「はい、味噌バタコーン大1。」
「スパモンさんどれがいい?」
『ぁagg2eay是gao;sagde』(これがいいと指定しているようです。)
「中華そば1つとゴーヤ豚骨ラーメン1つお願いします。」
「中華1にゴーヤ―1。お客さん、注文は以上でいいのかな。」
「はい。それと食べるときに小皿を1つもらえますか。」
「いいですよ。小皿は1つだけで構いませんか? 後でどんぶりと一緒にお持ちしますね。当店お水はセルフになってますんで、そのポットから各自でお願いします。グラスはあっちにあります。」
「うむ。わらわが入れるからスサオはみなに配ってたもれ。」
「おぅ、わかったぞ。」
「(ディーネさん、ゴーヤ豚骨で良かった?)」
「(問題ないわ。)」
 ・
 ・
 ・
 ラーメン美味しゅうございました。ちみっ子さんは案の定、醤油ラーメンを大量に残してくれましたが、今回はデスソース攻撃も無く、残飯処理余裕です。スパモン師匠も手伝ってくださいました。師匠、麺類食べるときはいつもご機嫌。

『「「「「御馳走様でした」」」」』
「まいどありぃ」
 お支払いを済ませて店を出ます。
 店の外に出るとさっきのポスターの前で騒いでいる若い男たちがいました。

「来週大地震が来るってよ。」
「えっ、マヂで?」
「ほら、連中が言ってるらしいんだ。」
「天災がやって来るって?」
「俺天才、ここにあらわる。」
「あいつらこの前の地震も予知してたんだってさ。」
「マジかよー。すげーじゃん。」
「ウケル―、マジで―?」
「噂だろ。そんなの信じるなよ。」
「でも、本当だったらやばいじゃん。」
「とりあえず、来週は俺海外出張だからセーフ。」
「お前ずりーぞ、じゃ俺たちどこへ逃げりゃいいんだ?」
「おまいら食糧しっかり用意しといたほうがいいぞ。水も3日分だっけ。」
「海岸沿いはやばいんだっけ。」
「山も崩れるんじゃね?」
「ビルも崩れるだろ。」
「だから俺はどこへ逃げりゃいいんだよ。」
「寄付しとけばシェルター使わせてくれるらしいぜ。」
「それ、俺も聞いたわ。あいつらそれでずいぶん稼いでるんじゃね?」
「いくらだよ?」
「有り金全部」
「お前無茶なこと言うなよ。」
「俺が言ってんじゃねーよ。あいつらが言ってんだよ。」
「それさぁ、ホームレスの振りして100円だけ持って行けばいいんじゃね?」
「おー、それ名案。お前やってみろよ。成功したら俺もやるわ。」


 ちみっ子さん、アパートまで転移お願いしますね。
 アパート到着いたしました。はい10円どうぞ。

+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ