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uso8,000,000:嘘八百万 (うそやおよろず)(←シュレディンガーのぬっこ続編) 作者:Pー龍

一章 冒険者への道

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第六話

「チッチ―、いま戻ったのじゃ。たッだいま~なのじゃ。」
「あらオヒルネ様、皆さんもどこかお出掛けだったんですか? いつの間に?」
「うむ。わらわたちみんなでな、移民排斥運動をしてきたのじゃ。」
「はぁ・・・」
「この前知り合った仕立て屋さんの所にみんなで服を仕立てに行ってたんですよ。日頃お世話になってますんで、その恩返しも込めて。その後みんなとインディアンごっこしてたんだよな。」
「うむ。そうとも言うな。」
「チッチさん達女性陣にはまた別の形で何か考えておきますね。」
「そうでございましたか。みなさん楽しかったようでございますね。タケル様、私どもにあまりお気を遣わないでくださいませ。
 そう言えばタケル様、さきほど私どもの専務がタケル様のことを探しておりましたが、もうどこかで会いましたでしょうか?」
「いいえ、専務ですか?」
「はい。なんでもタケルさんにご紹介したい方がいらっしゃるということでして、その方々はいま所長室でタケルさんのことをお待ちになっていらっしゃいます。」
「そもそも俺、その専務にまだ紹介していただいてないんですけど。」
「あれ、そうでしたかしら。これはこれはたいへん失礼いたしました。今後機会を見てご紹介させていただきます。」
「はい、よろしくお願いします。専務はよくこのギルドに来るんですか?」
「えぇ。今日もさきほどまでギルドにいたんですが、なんでも急用ができたとかでタケル様とは入れ違いになってしまいましたね。いま所長室でお待ちのお客様方はタケル様に、なにやら依頼をお願いしたいんだそうですよ。正式な依頼の書類も既にこちらにお預かりしておりますが、直接タケル様と面談してお話をしたいというのが先方のご希望のように専務の方から聞かされております。お客様方のお話を聞いていただけますでしょうか。」
「はい、もちろん構いませんよ。この後は特に予定を入れていないので今から所長室でその方たちとお会いして来ましょう。で、どんな方なんでしょう? やっぱり宇宙人さんですか? それともどこかの神様?」
「外見的には普通の日本人の方なのではないかと思われます。お1人ちょっとおかしいですけど。」
「ふーん、珍しいですね。ここって普通の人って入って来れないんじゃなかったっけ?」
「タケル様のように(まれ)に入って来る資格をお持ちの方がいらっしゃいますが、今日のお客様はそうではありません。紹介者の方がいらっしゃいましたので今回は特例となっております。」
「紹介者?」
「はい。なんでも専務の知り合いだとかで。」
「じゃ、ちょっと会ってきますね。皆さんはその間どうしますか?」
「わらわはここの社長としてタケルに同席するのじゃ。」
「オレはパパの子どもとして同席するぞ。」
「私は女潜入捜査員として同席するのだわ。」
『『暇だから一緒に行っていい?』』(脳内補完)
『伴hg-tw0阿fh;g;が』(憑いて行くつもりなんじゃないかな)
「タケルさん、ボクもいいかな。」
 全員ぞろぞろ引き連れて所長室へ入って行くことになりました。

「(トントン)お邪魔します。みなさんどうもお待たせしております。私このギルドで冒険者をやらせて頂いている山田武尊と申します。本日はどうぞよろしくお願いします。」
「わらわはこのギルドの社長なのじゃ。色々余分なものもこのようにくっ付いて来ておるのじゃが、こやつらもすべてギルドの関係者なのじゃ。すまぬが同席させてもらうのじゃ。」

 所長室に入ると女性が3人待ち構えておりました。

「はじめまして。わたくし○×大学で教授をしております馬場せつ子と申します。この2人は私のゼミの教え子で宮津姫奈(みやずひいな)乙城葉菜(おとたちはな)です。」
宮津姫奈(みやずひいな)です。よろしくお願いします。」
乙城葉菜(おとたちはな)です・・・・・・」

 馬場さんは(ばば)ぁさんです。頭を紫に染めちゃってます。大学教授って何を教えてるんでしょうかね。あの頭を見る限りでは経済学でしょうか? 宮津(みやず)さんはモノに動じぬしっかりとした女性のようですね。乙城(おとたち)さんは師匠やディープ君さんを見て驚いているご様子。放心状態? そう言えばちみっ子さんの認識阻害スキル、ギルドに帰ってきたので無効化しちゃってましたね。

「それで、皆さんから俺に何やら依頼があるという風に受付でお聞きしましたが。」
「はい。私ども、山田さんには探し出して欲しいものがあるのです。」
「何かレアものでしょうか? レアものはあまり受けてないんですよね。まぁ報酬次第なんですけど。」
「そうなんですか、実はあまり高額の報酬をご用意することはできないのです。受けてはいただけないでしょうか?」
「そうですね、何を探すのか、まずはそれをお聞きしましょうか。」
「今回、私どもが山田様に捜索をお願いしたいのは天狗です。」

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