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uso8,000,000:嘘八百万 (うそやおよろず)(←シュレディンガーのぬっこ続編) 作者:Pー龍

一章 冒険者への道

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第五話

色々ぶっこんでみました。苦情は作者ではなくちみっ子さんまでお願いします。
「アーワーワワワワワワ、今宵(こよい)わらわの下に(つど)ったモノどもよ、我らが先祖の土地を奪った憎きあの白き豚どもをこの我らが大地からすべて追い出してしまうのじゃ、奴らの血を一滴残らずこの大地に吸わせてやるのじゃー、これは正当なる我らが復讐なのじゃー。予習はバッチリしてきたのじゃー。突撃なのじゃー、ミナゴロシなのじゃー、モノどもであえであえーなのじゃー。と言っても出会い系ではないのじゃー。移民排斥運動なのじゃー。」
「「『『『アーワーワワワワッ』』』」」

 本日、ちびっ子インディアン祭りがここ“おねえの店”において盛大に開催されております。ゴンザさんとカンベールさん(店員さん)、俺の3人は移民排斥派の某国の人なんだそうです。他のみなさんはインディアン祭りなんだってさ。インディアン祭り実行委員のみなさんはバンダナ巻いた頭の上に鳥の尾羽が刺さっております。顔にはゴンザさんが用意してくれた化粧品で思い思いのメイクがされています。ちびっ子君は見事なインディアンメイク。これに対して、ちみっ子さんのは歌舞伎メイク。スパモン師匠、女装も似合ってますよ。ハスター様は本気のナチュラルメイク。ずいぶんと慣れていらっしゃるご様子。所長とディープ君さんは顔に黒い刺青風。2人もよく似合ってますよ。当然ながらディーネさんはレディース仕様の濃厚メイク。爪楊枝を木刀のようにしてお持ちです。
 状況説明的には調子に乗って移民排斥運動してたら、なぜだか移民排斥受けちゃったよ。――――的な? そんな設定なんだって。

 ディーネさん、あなたはいま人形です。先頭を切ってこっちに飛んでくるのは・・・飛んできちゃダメでしょ。そんな人形いませんよ。スパモンさんも空中浮遊はやめてください。ちびっ子君、そのこぶしはひょっとしてアレを狙っているのかな? ここは人目があるからやめようね。おじさんの色々がみんなに見えちゃうからね。ギルド関係者だけならまだしも、ここにはお店の人がいるんだよ。ほら、そのこぶしを降ろしなさいって、降ろさないとパパ怒りますよ。ここはダメ、それダメ。いい子だからまた今度ね。ちみっ子さん、その手に持っているのは何?

「これはトランプなのじゃ。これでわらわたちと白き豚さんチームで勝負をするのじゃ。最後まで残った者がおるチームが負けなのじゃ。」
 あー、なるほどぉ。そういう趣向ですか。これ負けたらどうなるの? 

「白き豚さんチームは負けたら元の国に帰ればいいのじゃ。わらわたちは負けたら居留地でマスコミを集めて集会を開いて騒ぐのじゃ。パイプラインは余所に作ればいいのじゃ。」
 だそうです。平和的解決を目指すのだそうです。
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「なんで、わらわがまたまた最後なのじゃー。こんなはずはないのじゃー、もう1回なのじゃー。」
 みんなで仲良く丸く囲んでトランプ使って七並べをやっております。前回ちみっ子さんのカードを止め続けていたジョニーさんがちみっ子さんにばれて、先程荒野エリアで縛り首にあってましたが無事生還してきました。今回はハスター様が止めていたみたいです。これってチーム戦なんじゃなかったっけ? ちなみにディーネさんは俺のお人形としてゲームに参加しています。チーム戦の人数バランスでこうした方がいいんだそうですヨ。あれれ? これっていい歳してお人形遊びをしている危ないおじさんに見えませんかね? 大丈夫?

「うぎゃー、またわらわなのかや? ウキ―ッ、わらわばかりがなぜ最後まで残ってしまうのじゃー。まさかおぬしら、わらわをハメおったのかや? もしやこのトランプにサマが仕掛けられておるのかや? 盗聴なのかや? 非関税障壁なのかや?」
「そんなわけないでしょ。もう七並べばかりでみんなすっかり飽きちゃってますよ。次は別のゲームにしましょうね。」
「よいぞ。次はそうじゃな、大富豪なのじゃ。」
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「なんでわらわが大貧民なのじゃー。おかしいのじゃー。通貨操作なのじゃ。スーパー301条で迎え撃つのじゃ。先制攻撃なのじゃ。すべての可能性を検討せよなのじゃ。」
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「これこそがわらわの実力なのじゃ。たとえ大貧民に落ちぶれていたとしても何度でも蘇ってくれるわ。」
 最後は気を使ってくださったカンベールさんが負けてくださったので、接待トランプに勝って満足したちみっ子さんによってゲームの終了が告げられました。

「今日はゴンザサンにカンベールさん、こいつらと一緒に遊んでくださってありがとうございました。いつもいつも騒がしくしちゃってホントすみません。来週またお邪魔しちゃいますけど、よろしくお願いします。」
「いいのよぅ、今日も楽しかったわぁ。」
「うむ。楽しかったのじゃ。ゴンザよ、また来週も遊ぼうぞ。」
「はぁい、また遊びましょうね。お兄さんたちも、またのお腰をお待ちしてるわ~。」
「来週みんなで寄らせてもらいます。今日はありがとうございました。」
「「股のお腰を~(お腰ふりふり~)」」

 みんなでギルドへ帰ります。
 店の外ではまだ新興宗教の人たちが太鼓叩きながら騒いでいました。
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