ポールの高校時代の友達、ショーンがマンハッタンにやってきた。ポールと兄弟のようによく似た彼はゲイ。ボーイフレンドに振られて傷心の真っ最中なショーンの気持ち癒そうと、ポールは優しい気遣いをみせる。ローマンもまた「新しいお友達は大歓迎」と言い、ショーンは少しずつ元気を取り戻して行くが、それは思ったほどすんなりいく話ではなく、とうとう揉め事に発展してしまう。渦中の人はやっぱりディーン。ローマンから「おヴァカっ!」と罵倒されるまでの経緯で、誤解を生むのは果たして……?
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N6294E
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31296文字(約63分)
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通常小説[短編作品]
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おれとポールは愛し合っている。だからおれたちは〈愛し合う人々〉だ。いきなりノロケかよ、とブラウザを閉じるのは待ってほしい。この名称はおれが考えたものではなく、友達の写真家、ゲイリーが持ってきた企画のタイトルだ。「ゲイリーがぼくたちの写真を撮りたがってるんだ」と、ポールが言ったとき、おれは反射 |