第7話:「なんなんだよ、このゲーム」
「わぁぁああー」
全員震える声で携帯を水に落とす。
水は腰まで溜まってきている。
”こっくりさん”
その素顔があまりに怖くて、俺も涙が出てきた。
血まみれの顏で、人形みたいな顏をしている。
目が緑くて、顏の色は青ざめている。
こっくりさんの髪は長い……。
そして、顏から下がない。
つまり、首も含めて肩とかがないのだ。
水に落としても、こっくりさんは喋り続ける。
「生きたいなら、終わらせて……私を消して……。」
俺達は肩が震えて何も言えない。
「ねぇ、以前にもコレやった人居るけど、途中で逃げたよ……。
逃がさなくしたら、自ら自殺しちゃったよ、笑えるね」
こっくりさんは高い声で喋り続ける。
「返事しないと、そっちに行っちゃうよ」
そう言って図書室のドアがコンコンとなる。
<<コンコンコンコン……>>
「きゃぁあー!」
真理は顏が青さめていて、自殺しそうな勢いで叫んだ。
当然俺たちも……青ざめている。
「来たよ……」
ドアの向こうから聞こえるのはこっくりさんの声……。
真理は気絶しそうな感じで白目になっている。
それもそうだ、こっくりさんが来るなんて……。
開けたくない……みたくない、皆そうだろう。
明奈と光は怖いのか目をつむっている。
「あけて」
ドアの向こうから聞こえてくるのは「こっくりさん」
の声……
「いやぁああー」
勢いで明奈が叫んでしまった。
その瞬間こっくりさんが、ドアを開けて入ってきた……。
もちろん、携帯のこっくりさんと同じだ。
こっくりさんは不気味な笑いをしている。
「首……がないよ」
光が震える声で言う。
こっくりさんは……首がない、そのうえ顏は血まみれだ。
「きゃぁぁぁあ!」
明奈が連れて行かれる。
俺たちは引き留めようとするけど、こっくりさんの力はつよかった。
「明奈ー!」
明奈はこっくりさんに何処かへ連れて行かれてしまった。
なんなんだよ……このゲーム。
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