第15話:「消えたら誰かが殺される」
怖い……。
俺は自分の部屋からこっくりさんの本をもってきた。
この本があるから……。
こんな物いっそう捨ててしまえば。
俺はそう思い
”こっくりさん”の本を持って川に向かった。
捨ててしまえば……!
俺はそう思いこっくりさんの本を川に投げ捨てた。
本は水の底に沈んでいく。
もう
終わった 。
そう思っていた瞬間。
こっくりさんが川の中から出てきた。
こっくりさんは怒っているようだ。
顏は真っ赤で血が以上に流れている。
「お前、何で捨てた」
こっくりさんは鋭い目つきで俺を見る。
だって、こんなのあんまりじゃないか!
こっくりさんの声は今までに聞いたことがないくらい。
低くてかすれていた……。
俺は号泣しながらこっくりさんに呟いた。
「もうやめたかった」
こっくりさんの表情は見る見るうちに黒くなっていく。
焦げるかのように……。
「約束やぶるな」
こっくりさんは黒い肌の色で赤い血を目から流した為とても怖く感じた。
「約束?」
何のことだ
約束なんて……。
「一番最初言っただろ……おまえたちはやめようとするって
でも、お前の仲間は絶対やめないと言った……嘘をついた」
こっくりさんは震える声で言いだした。
こっくりさんが拾ってきた本は水でびしょびしょに濡れている。
こっくりさんはそれを自分の長い髪で拭きだした。
「こうなる事も知ってて……やめないと言ったのだろう?」
そう言ってまた俺の方を睨みつける。
違う。
こうなること何てしらなかった。
しらなかったんだ!
俺は首を横におもいっきり振った。
こっくりさんは俺の側に本を落として一瞬で消えてしまった。
……消えるな!
消えたら誰かが殺される
”コロサレル”
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