第9話:「怒りの死」
今度は誰の番なんだ。
俺と光と真理は多分その事が頭から離れないだろう。
1時間後明奈が目を覚ました。
「明奈……」
真理が泣いて抱きつく。
明奈はボーゼンとしているがすぐに周りを見渡す。
「あ……私どうして」
全然状況が読めてない様子。
それもそうだ……。
光が今までの事を全部説明すると明奈は泣き出した。
「そんな、迷惑かけてごめんなさい」
俺は明奈を励ました。
「明奈のせいじゃないから」
俺たちは今日は解散した。
皆の身に何もないことを無事に祈り。
こっくりさんの本は俺が持つことになった為、不安がたまらない……。
あ、そういえば、明日クラス会があるんだ……。
そう、クラスがもう変わってしまうから、最後にクラス会がある。
次の日
俺と真理と明奈と光4人揃って学校に行く。
クラス会と……こっくりさんをやらなければいけないから。
クラスの皆が教室に集まって菓子とかを広げ始めた。
さすがに俺たち4人はげっそりきている……。
その時
「キャァァアァ!」
クラスの女子が叫んできた。
「屋上に……」
俺たちはすぐにかきつけた。
そこには、一人の男子生徒が血まみれで倒れている。
やっぱり、俺たちの予想は当たった。
”こっくりさん”
光は息があるか、心臓は動いているか確かめている。
「いやぁぁぁあぁ」
真理は座り込んで大泣きしてしまった。
「真理、私も悲しいのよ、でも……」
頑張って励ます明奈。
俺は……ただボーゼンと立ち尽くすしかなかった。
「違うの」
真理は明奈の服を強引に引っ張った。
明奈はビックリしている。
俺も、そんな真理を見てびっくりした。
何が違うんだ?
「血まみれで、倒れている人私の好きな人だったの」
え……!
俺と明奈は何も言えない。
光が大声で俺たちに叫ぶ。
「駄目、息ない……死んでる」
え……?
死んでる?
だって明奈は死ななかった。
なのに何で……。
”こっくりさん、あなたは何を考えてるんですか”
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