第6話:入学式=波乱
入学式・・・・・・
それは、校長の独壇上。だから俺は入学式ってイラナイと思う。
ダルいもん。
『1年生、入場!』
あーダルい。
俺は、行進中。できるだけ先輩達から目をつけられないようにだけ
目立たぬように縮こまって歩くイメージで。
列に並び、入学式が進行していく。
『校長先生のお話』
壇上に校長が出てきた。立派なおヒゲですことっ。
「1年生のみなさん!おっはー♪!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今、何て??
我ら新入生一同は一人も余す事なく、全員ドン引き。
「何じゃぁ!ノリが悪いのぉ・・・。」
何故かシュンとしている校長。
「入学おめでとう!晴れて君達は、この南方高校の一員となった!これから生活していく中で、友情、勇気、愛が試される場じゃ!!」
・・・・・どこの少年マンガだよ。
「しかし!・・・臆するな!!!」
!?
「ここじゃあ、皆平等じゃ。自分の道を進めい!!・・・以上!」
は・・・はぁ。かっこいいんだか、かっこつけたんだか。
はたまた、本気で言ったんだか。
そん所そこらにはいない、とにかく、スゴい校長だとわかった。
『生徒代表あいさつ』
・・・ん?あぁ、入試で一番頭いい奴が代表して話すヤツね。
はいはい、がんばれ~。
ん?校長が壇上に上がってきたぞ?
ステージには何故か机の上に箱が準備されている。何で?
校長がその箱に手を突っ込む。
ガサガサと手で探っているようだ。何してんだ??
「だ~れかのぉ~?んっ・・・・・コレだ!!」
校長がバッと一切れの紙を出した。
「えぇ~と・・・・・何々・・・・・くすのき・・・はるや君。」
ん?今なんて?
『くすのきはるや君、ステージへ上がってください。』
Why? ナニナニ??
「あー・・・ドンマーイ。」
「今年はその子かー。」
「がんばれよー。」
話声が先輩側の方から聞こえてくる。
俺?は?な、何で?は?意味わからんしぃ。
グッ
背中を誰かに押された。
「いってら。」
・・・若林だ。
はぁ・・・
俺はしぶしぶステージ上へと向かう。
向かおうとすると、司会・進行をしていた先生から話しかけられた。
「頑張って下さいね。」
な、何を?
俺は重い、いや、重すぎる足でステージへと上がる。
「楠木春哉君じゃな?」
「はい。」
「じゃあ、この学校での抱負をよろしく。あ、そんなに長くなくていいよ。」
軽い調子で校長が無理難題を言ってきやがった・・・。
・・・・・・・・・・・・・・どうする?俺ぇ??
キッツいキャラ。うん、校長ですね。
何か微妙にヤバい人です。
すんごい急展開ですが、見守ってやって下さい。
感想・指摘など待ってますっ。
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