第9話:まさかの
「ラブレター・・・・じゃ・・・ない??」
手紙の文面に書かれていたのは”校門にて待ちます”のみ。
もちろん宛名は無いし、誰だかもわからない。
「誰だ・・・?」
期待していた俺がバカだったのか??たんなるイタズラか?
とりあえず、下校への道をたどる俺は、校門へとさしかかろうとしていた。
校門の裏に、人影がある。
「は・・・マジでか。」
正直信じられなかった俺だが、事実のようだ。
俺はその人影を確認する。
・・・・・・・・・・・・とても綺麗な女の人。
「待っていたぞ。楠木春哉。」
・・・誰??
俺の目の前に居る、綺麗な人には、残念ながら見覚えは無かった。
「!? 私が誰だかわからないのか??」
「す・・・すいません。わかんないです。」
「はぁ・・・お前はそういう奴か。」
「ホントすいません。」
謝っといた方がここは利口だろう。どう見ても年上だ。
「私は生徒会長だぞ。今日の私の話を聞いていなかったのか?」
入学式は、基本ボーッとして聞き流す派だから、全然憶えてないないわ。
「あぁ~生徒会ちょ・・・・って!・・・え!?」
な・・・なん・・・・だと!!!
「あの有名な(今日知った)高嶺会長ですか?」
「いかにも。私は高嶺華。生徒会長をやっている。」
ま、マジか。
・・・・・・・あ、そうだ。今日のお礼言わなきゃな。
「あ、あの・・・会長。今日は・・・ありがとうございました。」
「何の事だ?」
「あの・・・俺がいきなり抱負を喋らされて、言葉に詰まったとき・・・」
「あぁ、アレか。気にするな。私が勝手にやった事だ。」
「い・・・いや・・・そういうワケには・・・「いいのだ。」・・・う。」
見事に遮られてしまった。
しかし、そこまでいいと言うなら、俺も流石に口には出せない。
「ところで・・・俺の下駄箱にこの手紙を入れたのは会長ですか??」
俺はさっきの手紙を差し出す。
「あぁ、そうだが。」
「よくわかりましたね。」
「近くに居た奴に聞いたんだ。・・・なんだっけな・・・若林とか言ってたかな。」
・・・・・・あのヤロー。
「会長・・・用件はコレだけですか?俺・・・早く帰りたいんですけど・・・」
「おう、それなんだが、一緒に帰らんか??」
・・・・・・・・・・・・へ?
会長登場です。口調も独特ですねェ。
駄文ばかりですが、どうぞ次回も読んで下さい。
次回でやっと10話になります!
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