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名も無い物語4
作:春功



 あらすじ
思い出、それは人の中の名も無い物語。その物語を心に積むことにより、人は絶望から這い上がることができるのだ。悲しみ、苦しみ、愛を知った人間は、一体次に何を知ったのか?一人の人間、宏介の思いを綴った、思い出の物語。ノンフィクション第四弾が静かに幕を上げる。


 Nコード
N6239B


 文字数(読了時間)
594文字(約2分)


 種別
通常小説[短編作品]




 ジャンル
文学

 カテゴリ
大学生  シリアス 実話系 現代(モダン) 

 キーワード
物語 思い出 絶望 名も無い 人間 


 出だし150文字
ちらちらと、雪が降っている。手をかざす僕は、泣いている。「…消える」手についた雪は、見るもなく、溶けていく。「………っ」こんなに簡単に消えられれば、どんなに楽なことだろう。灰色の雲からは、光は見えない。「……くっ」雪が冷たくない。さわってもさわってもさわっ




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