表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/20

鳥籠の空

ブリキの鳥籠 背中には作り物の羽

歌う事は忘れたの 遠い昔に


挿絵(By みてみん)


「可哀想に」


わたしを見て 人は言う


「こんな所に閉じ込めて」


でもね わたしは知っているの

この籠の中にいるから 生きてゆけること


羽ばたき方なんて知らない

餌の取り方もわからない


この籠の中が わたしの世界


哀れみたければ哀れむといい

囚われのわたしを 不幸と思うならば


籠の中にも 幸福はあるの


羽ばたく事を知らなくても 歌う事を忘れても

わたしを愛してくれる人がいる


ブリキの鳥籠 背中には作りものの羽

空を知らない 囚われの鳥


人はわたしを 不幸と言うけれど


ここから見える この空で十分

羽ばたく自由と引き換えに


わたしはわたしだけの 恋を手に入れる

過去テキストサルベージ週間(謎)という事で、こちらも大昔に書いたもの。

以前アップした『青い鳥』のプロトタイプみたいなものです。

そう…最初はFTじゃなくて、SF設定だったのですw

設定をいじくっている間にジャンル自体が変わる事は宗像にはよくある事ですorz

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ