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醜い娘とオオカミの城

作者:aokican
※若干のいじめ描写あります<(_ _)>
 むかしむかし、ある町にとても醜い娘がいた。
 その醜さときたら、こんな娘をみるくらいなら、ヒキガエルかゲジゲジでも見ていた方がマシというくらい。
 あまりの醜さに、わざわざ遠くから娘を笑いに来る者がいたほどだった。

 この娘を産んだ母は普通の人だったが、あまりにも醜い娘を産んだことから、やがて『オオカミと交わって娘を産んだ』と心ない噂が立つようになった。
 ついに父親までが、本当にオオカミと浮気をしたのかと妻を責め立てる始末。
 母は醜い娘を深く愛していたが、夫や町の人に冷たく扱われ、次第に身体が弱り、ついに亡くなってしまった。

 父親はさして悪いと思わず、すぐに次の妻を迎えた。
 次の妻は町で評判の美女で、連れ子の二人の娘もたいそう美しかった。
 父は大喜びし、三人を最初からの家族のように扱った。

 一方醜い娘は朝から晩まで、下女のようにこき使われた。
 新しいお母さんやお姉さんたちは、何一つ家のことをしてくれなかった。
 醜い娘は不器量だがとても気だてが良かったので、文句を言わず従った。
 夜は誰よりも遅く寝て、朝は誰よりも早く起きて仕事をした。

 醜い娘は歌が好きだった。町の誰よりも上手かった。
 その美しい声で歌うとき、花が咲き、鳥がよってくるほどだった。
 あまりにも家族の仕打ちが辛いとき、彼女はこっそりと歌を歌っていた。

 だがあるとき、まるで彼女の歌に応えるかのように、遠くのオオカミが遠吠えをした。
 醜い娘はびっくりしたが嬉しく思い、少しの時間、オオカミと歌を交わした。

 しかしお姉さんたちが、たまたまそれを見ていた。
 二人は、妹が顔に似合わぬ美しい歌声を持つのが、前々から気に入らなかった。
 すぐさま、オオカミと遠吠えを交わしたと町中に言いふらし『やはりオオカミの娘だ』と意地悪く言い立てた。
 醜い娘は傷つき、それから一切歌うのを止めてしまった。
 意地悪なお姉さんたちは満足した。


 何年経っても、醜い娘は周囲にひどく扱われた。

 からかわれ、石を投げられ、してもいない事で殴られた。
 あるとき、町で大きな祭りが行われることになった。
 領主様も見に来られることになり、面白い出し物をしようと皆が頭をこらしたが、何も考えられなかった。
 そんなとき、大きなオオカミが捕らえられた。
 誰もが初めて見る、たいそう大きな銀毛皮のオオカミだった。
 そのとき醜い娘の母や姉たちは、とびきりの意地悪を思いつき、町の人たちに提案した。

「あの醜い娘と、このオオカミの結婚式を大々的に行い、領主様にお見せしましょう。
 そして結婚式が終わったらオオカミの毛皮をはぎ、花嫁の顔にその血を塗りたくりましょう。
 醜い花嫁もさぞ美しくなるでしょうよ」

 町の人たちは大笑いし、すぐにそうすることが決まった。
 醜い娘は嘆き悲しんだ。そんなことになったら、自分に結婚を申し込んでくる人は一生いないだろうと思えたのだ。
 何より娘は、毛皮をはがれる銀毛皮のオオカミを哀れに思った。

 その夜、娘は銀毛皮のオオカミの鎖をこっそり解き放った。
 オオカミを解き放てば殺されるかもしれないが、それでも良いと思った。

 だが銀毛皮のオオカミは逃げもしなければ、娘に襲いかかってもこない。
 静かに彼女を見ている。
 そして娘に話しかけてきた。

「私も災難だが、あなたも災難でしたね、娘さん。
 私はオオカミですが、森の向こうのお城に住んでいます。
 命を助けてくれたお礼に、あなたをそこに招待いたしましょう」

 と、娘に背に乗るように促した。
 醜い娘は夢ではないかと思ったが、言われた通り背に乗った。
 すると銀毛皮のオオカミの速いこと速いこと。

 一跳びで町を飛び越え、森を抜け、あっという間にお城についてしまった。

 美しくそびえたつ真っ白で大きなお城だった。
 あちこちに宝石の飾りがなされ、ダイヤモンドや真珠がまばゆいばかりに光っている。

 出迎えたのは人間の家来ではなく、すべてオオカミだった。
 娘は恐れおののいたが、オオカミたちに醜い娘を襲う様子はない。
 彼女を見上げ、尻尾を振っている。
「さあ、このお城でのんびりお暮らしなさい」
 と銀毛皮のオオカミは言った。

 それからの一年は、夢のように過ぎ去った。
 城の住人は全てオオカミで、娘の醜さを笑う者は誰一人いない。
 娘は喜び、自分に出来る仕事は何でもした。
 オオカミたちは、働き者の娘を好きになった。
 醜い娘もすぐ、オオカミたちと仲良くなった。

 何より銀毛皮のオオカミと過ごすのは楽しかった。
 銀毛皮のオオカミは、世界中のことを知っていた。
 お城を案内し、珍しい部屋をたくさん見せてくれた。

 一番素晴らしかったのは、宝石でできた十二の扉の部屋だった。一つ一つの扉に金や瑪瑙めのう翡翠ひすいやサンゴが散りばめられているのだ。
 扉も素晴らしいが、中はもっと素晴らしい。
 宝石が天井までつまった部屋もあった。
 美しい泉が広がり、一角獣が遊んでいる部屋もあった。
 五色の鳥やクジャクが歌っている庭園もあれば、古今東西の貴重な書物でいっぱいの部屋もあった。

 ただ、最後の扉――十二番目の扉だけは、中を見せてくれなかった。

 銀毛皮のオオカミは真剣な声で言った。

「この十二番目の扉の中には、決して入ってはいけませんよ。
 あなたがこの中に入れば、災厄を受けるかもしれません」

 娘は十二番目の扉は気になったが、銀毛皮のオオカミのことがすごく好きになっていた。
 だから、その言いつけを守り、決して扉を開けなかった。

 そうして銀毛皮のオオカミと一年、楽しく過ごした。

 だが、一年も経つと娘は故郷の父のことが心配でたまらなくなった。
 気がふさいで過ごしていると、銀毛皮のオオカミが会いにきた。
「どうしました、娘さん。このお城にあなたの憂いを招くような事でもあったのですか」
「いいえ、とんでもない!!
 ただ、父のことが心配で仕方がないのです」
 すると銀毛皮のオオカミは言った。
「私は、あなたがあの町に戻るのが、良いこととはとても思えません。
 どうかいつまでもここにいて、楽しく過ごして下さい」
 銀毛皮のオオカミの言葉に辛くなったが、娘は父のことも愛していた。
 醜い娘は、家に戻ると伝えた。銀毛皮のオオカミは、

「分かりました。そこまでの決意ならお引き留めはいたしません。
 ただ私は、私を捕らえたあの町に行くのは気が進まない。
 あなたを送ることは出来ても、お迎えにいくことはしないでしょう」

 娘は涙ながらにうなずき、銀毛皮のオオカミに礼を言った。

 そうしたら銀毛皮のオオカミは、金の織物を持ってこさせた。
 糸の全てが精巧な金糸だった。
 太陽のようにキラキラと輝くのに、どんな布地よりも繊細で丈夫。
 妖精の織物のようだった。

「これはどれだけ使っても減ることのない金の布です。
 これを持っていれば、町の者たちの心根が変わっていなくとも、あなたが辛く扱われることはないでしょう」
 娘は銀毛皮のオオカミに深く感謝し、織物をもって町に戻った。


 戻ってきたとき、町の人たちは何一つ変わっていなかった。

 醜い娘が帰ってきたことに驚いたが、前以上にひどくからかい、オオカミの嫁になったのかと下品にはやしたてた。
 家では父は無事だった。
 だが、醜い娘の帰還を喜ぶ様子がないのは明らかだった。
 母と姉だけは喜んだが、それは家事を全てやってくれる下女が戻ったからだった。
 醜い娘は、金の布を見せて言った。

「ああ、お父さん、お母さん、お姉さん方。
 どうか私に辛く当たらないで下さい。
 森の向こうのお城で、オオカミのお殿様のお世話になっていたのです。
 素晴らしい場所でした。宝の山のある、宝石の扉の部屋だって見ました。
 この金の織物が証拠です。
 これがあれば、この家はいつまでも豊かに暮らせるはずです」

 家族はにわかに信じなかったが、金の織物が使っても使っても減ることがないと知ると、信じないわけにいかなかった。

 母と姉はすぐに娘を打ちすえて織物を取り上げた。
 そして醜い娘に冷たく、家の仕事をすべてするように命じた。
 以前と変わりない日々が戻ってきた。
 醜い娘はまた、家族や町の人にいじめられ、朝から晩まで辛い仕事をさせられた。
 銀毛皮のオオカミの言うことを聞き、戻るべきではなかったと深く悲しんだ。
 だが、どうしようもなかった。


 一方、醜い娘の家族は最初のうちこそ、金の織物を使って楽に稼いでいた。
 だが悪い商人に目をつけられ、言葉巧みに金の織物を奪われてしまった。
 嘆いた家族だが、すぐに醜い娘の話を思い出した。
 醜い娘の話が本当なら、その城にもっと素晴らしい宝物があるはずではないか。

 母と姉は、醜い娘を問い詰めた。
「さあ教えな。そのオオカミの殿様の城はどこにあるんだい!」
 醜い娘を打ちすえ、髪の毛を引っ張った。
 だが娘は、銀毛皮のオオカミを裏切る気がして、どれだけ打たれても話さなかった。
 さんざん打たれ、動けなくなった娘は、納屋に放り込まれた。
 娘は銀毛皮のオオカミに会いたくて会いたくてたまらなかった。
 そして手を合わせ、銀毛皮のオオカミを思い、神様に祈った。

「神様、どうかお力を下さい。
 私はもう一度、オオカミさんに会いたいのです」

 そうすると力がわいてくる気がした。
 お城への道も、不思議に思い出されてきた。
 醜い娘はよろめきながら立ち上がった。
 そしてこっそりと町を抜け、オオカミの城に向かった。


 死にそうな身体で何日も旅をした後、ついに娘は、オオカミの城にたどりついた。

 出迎えた家来のオオカミたちは、驚き喜び、尻尾を振って娘の周りをまわった。
 銀毛皮のオオカミもすぐに飛んできた。
 傷だらけの娘を見て、銀毛皮のオオカミは涙を流した。
「娘さん。辛い旅をさせてしまいました。どうか許して下さい」
「オオカミさん。どれだけあなたにお会いしたかったことか!」
「私もです、娘さん。あなたがいない一日は、あなたと過ごした一年よりはるかに長く感じました!
 さあ、すぐに怪我の手当を。もう町には戻らず、いつまでもお城で暮らしてください」
 それを聞くと娘は喜びの涙を流した。

 だがそこで娘は、家来のオオカミたちが騒いでいることに気づいた。

 背後を見ると、森に火の手が上がっている。
 町の人たちが見えた。

 醜い娘の姉たちは、醜い娘が城に戻るだろうと、悪巧みしていたらしい。
 娘のあとをつけてきて、城を襲う腹づもりのようだった。
 町の人たちは皆、弓や剣を持っていた。
 醜い娘がいようと構わず、次から次に矢を射かけてくる。

「ああ、皆さんお願いします! 私の大切な友達にひどいことをしないで!」
 醜い娘は叫んだが、町の人たちはオオカミを斬り付ける。

 戦いが始まった。
「娘さん、こちらに!」
 銀毛皮のオオカミが娘を守りながら、急いで城に導いた。
 そして城の中で、娘に向き直る。
「ごめんなさい、オオカミさん」
 涙を流して謝ったが、
「娘さん、私は何も恨みに思いません。
 だが、私も戦いに行かないといけません。
 あなたはお城の裏から逃げなさい」
 だが醜い娘は、二度と銀毛皮のオオカミと離れたくないと思った。
 それに、母や姉から受けた傷と、長い旅の疲れが、身体をむしばみ始めていた。
「どうかそんなことを仰らないで下さい。
 私もこんなひどい怪我で、きっと長くはありません。
 あなたが討ち死にされたときは、私も後を追いましょう」
「私を困らせることを言わないで下さい。
 それに負けると決まったわけでもありません。
 どうか生きていて下さい」
 醜い娘は泣いたが、銀毛皮のオオカミは行ってしまった。
 だが城を出る気にはとてもなれず、城に隠れることにした。


 一方、略奪者は城に侵入していた。
 美しかったお城のあちこちから、火の手が立ち上った。
 あまりの暴虐に、ついに娘は隠れていることができず、飛び出していった。
「お願い、やめてください!」
「おやまあ、ここにいたよ!」
 だが醜い娘の髪をひっつかんだのは、意地悪なお姉さんたちだった。

 彼女たちは醜い娘の傷を棒で力いっぱいに叩き、悲鳴を上げさせた。
「さあ話しな。宝の山があるという、宝石の扉の部屋はどこだ!」
 醜い娘は死にそうな思いで、宝石の部屋の場所を案内した。

 そして十二番目の扉の前まできた。

 そのときには宝石の扉の話を聞き、欲に狩られた町の人たちが集まってきていた。
 醜い娘は、町の人たちに言った。

「この部屋の中に、最も素晴らしい財宝があります。
 今まで皆さんがごらんになったことのない、この世のありとあらゆる富が、この中にあるのです!」

 お母さんもお姉さんたちも、大喜びでその中に入っていった。
 宝物を独り占めさせるまいと、町の人たちも全員入っていった。


 そして醜い娘は、ひどい怪我のため、気を失ってしまった。


 気がついたとき、目の前に銀毛皮のオオカミがいた。
 銀毛皮のオオカミは、娘の傷を優しくなめてくれていた。
「賢い娘さん、あなたのおかげで助かりました」
 オオカミは傷だらけだったが無事だ。
 醜い娘もまた傷がひどくなっていたが、涙を流して喜び、オオカミの首に抱きついた。
 だがすぐに恐れおののいた。
 窓の外に大勢の人間の歓声を聞いたからだった。
 まだ町の人がいたのだろうか。
 怖がる娘に銀毛皮のオオカミは笑って言った。

「あれはこの城の、オオカミだった者たちです」
「どういうことですか?」
「この城のオオカミはもともと人間で、悪い魔女の呪いにかかっていたのです。
 私の名付け親の妖精が悪い魔女を打ち倒し、この城を作りました。
 ですが、名付け親はそこで息絶えてしまいました。
 それから我々は、この城で獣に身をやつし、暮らしていたのです」

「なんてお気の毒なことでしょう!
 でもどうして今、呪いが解けたのですか?」

「あの十二番目の扉です。
 あそこに人間が一人入れば、私たちの誰か一人が元に戻れる仕組みだったのです。
 だがそのかわり、中に入った者はその心に応じたものになってしまうのです」
 そう言って十二番目の扉を開く。
 醜い娘は悲鳴を上げた。

 中は何もない、壁と床だけの真っ暗な部屋だった。
 だが床にはゲジゲジだのヒキガエルだのが、大量にうごめいていた。
 彼らは共食いを始めていて、すぐに全員死んでしまった。
 銀毛皮のオオカミは、扉を閉める。

 あまりのことに泣き崩れる娘だが、あることに気づいた。

 銀毛皮のオオカミだけは、まだオオカミのままだ。 

「私は戻る順番が最後で、どうやら私だけは無理だったようです。
 だが良いではありませんか。
 さあ、あなたの傷の手当てを。また楽しく暮らしましょう」

 だけど醜い娘は扉に手をかける。

「娘さん、どうしたのですか。こちらにいらっしゃい」

 銀毛皮のオオカミは、娘の考えていることに気づいたのか、毛を逆立てた。

「さようなら、オオカミさん。
 優しくしてくださった恩返しに、あなたの魔法を解かせて下さい」

「それだけはいけない!
 何かして下さるなら、どうかずっと私のそばにいてほしい!
 もうあなたがいない生活は一日たりとも耐えられない!」

「私はお母さんやお姉さんたちから受けた怪我で、もうすぐ死んでしまいます。
 そして、あなたにかけられた魔法を解くためなら私は何でもいたします。
 さようなら、大好きなオオカミさん!」

 そう言って、十二番目の扉の中に入った。

「娘さん!!」

 そして、醜い娘はそれきり何も分からなくなった。


「娘さん。娘さん……しっかりなさい」

 娘が気がつくと、目の前にとても美しい若者がいた。
 とてもハンサムで、目鼻立ちの整った若者だった。
 彼は涙ながらに娘を抱きしめていた。
「あなたのおかげで、我々の魔法は全て解けました。
 本当にありがとう」
 娘は気づく。ここは十二番目の部屋の外だ。
 だが自分の手を確かめると、間違いなく人の手だ。
 ヒキガエルにもゲジゲジにもなっていない。

「どうして、あなたがお戻りになったのに、私は虫けらになっていないのでしょう」

「心に応じたものになるといったでしょう。
 こうなると思っていない訳ではなかったのです。
 でも、それであなたを失うかもしれないと思うと怖くて、入らないように言ったのです」

 と、若者は近くの大鏡を見るように促した。
 娘はそれを見る。

 そこには傷一つない、純金の髪の美しい乙女がいた。


 そして美しい乙女は、銀毛皮のオオカミだったお城の王子と結婚した。
 王子はりりしく頼もしく武芸に秀で、以前と全く変わらず優しかった。
 金髪の乙女はとても幸せだった。
 幸せで幸せで、また歌を歌うことが出来るようになった。
 乙女の美しい歌はあらゆる国で評判となった。

 だが乙女は、一つだけ分からないことがあった。
 美しい乙女は王子に聞いた。
「最初にお会いしたとき、あなた様は猟師に捕まっていましたね。
 強く賢いあなた様が、なぜ町の猟師などにお捕まりになったのですか」
 すると王子はいたずらっぽく笑った。

「オオカミの身となり、獣になりかける心と戦いながら過ごしていたときです。
 私は森を越えて響く、美しい歌声を耳にいたしました。
 私はその歌声に一度で恋いこがれたのです。
 何としてももう一度聞きたいと願いましたが、その歌を聴くことは二度となかった。
 でも恋の心を抑えきれず、ついに町に行ってしまいました。
 そして歌声の乙女を探していて、罠にかかったのです」

 そう言って乙女にキスをした。
 乙女も涙ながらに王子を抱きしめた。


 そして二人は二度と離れることはなかった。
 今もまだ幸せに暮らしているということだ。

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