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ポーション頼みで生き延びます! 作者:FUNA
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01 転生特典をお願いします!

 長瀬香(ながせかおる)、22歳。肩胛骨のあたりまで伸ばしたサラサラの黒髪に158センチという年齢相応の身長をした、少し目付きがきつめのOLである。国立大の理系学部を卒業して地元の中堅企業に就職、自宅から通勤という親に喜ばれ貯金ができる都合の良い生活を始めて半年になる。
 両親、2歳上の兄、3歳下の妹との5人家族であり、家族仲は良い。ただ、姉の香が就職で家を出たら共用の部屋を独占できるのではと期待していた妹の雪には少しガッカリさせてしまったようではあるが…。

 ようやく仕事にも慣れはじめ、1時間半ほどの残業を終えての帰宅途中、フッと一瞬意識が飛びそうになった香はあせって足を踏みとどめた。
(ヤバいヤバいヤバい、倒れて頭でも打ったら大変! 倒れちゃダメだ、ゆっくりしゃがんで…)
 しかししゃがむまでもなくふらつくような感覚は一瞬で消え、香はやれやれ一過性の貧血による眩暈かと、再び歩きだすべく前を向き、…凍り付いた。

「なに、コレ…」

 香の前に、いや全周に広がっていたのは、何もない真っ白な空間であった。
 理解不能の状況に香がフリーズしていると、後ろから声がかけられた。

「長瀬香さん、ですね?」

 香が驚いて振り向くと、そこには二十歳台半ばの金髪碧眼、女性理想の「いい男」を具現化すればこんな感じになるのかな、というような男が、ローマ時代の貴族が着ていそうな白い衣服を身に纏い優しく微笑んでいた。
(あ~、これ、ダメなやつだ……)
 小説好きな香は、なんとなく状況が読めてきたような気がしたのであった。

 予想通りというか何というか、その男は「この世界を管理する者」と名乗った。分かりやすくいうと、その、アレ、人類から見ると「神様」のようなものであるらしい。で、その神様が言うには、この状況は事故である、との事らしい。

 世界というものは多くの時空連続体、つまり次元世界が並行して存在する、いわゆる多元宇宙で構成されており、通常は互いに干渉することなく存在するそれぞれの世界であるが、ときたま局地的な時空の歪みやエネルギーの偏り等により互いの時空が接近、干渉し合う場合があるらしい。
 それらが小さな時空の穴や裂け目で済めば早期の対処で何とかなるものの、最悪の場合は大惨事となるらしい。
 そのため、それを防ぐため、今の人類からは想像もつかないほど、それこそ神としか思えないほどに進化した種族達が常に監視し、時空のバランス調整を行っているとのこと。そしてときたま発生する歪みや偏りを早期に発見し、惨事になる前に散らして処理しているらしい。

 そして今回、この世界担当の彼がいつものように小さな歪みを軽く散らそうとしたところ、運悪く香がそのとばっちりを受けてしまった、ということらしい。肉体は大きく損傷、急いで意識体と魂を回収したが地球上では香は完全に死亡扱いとなっていた。

「すみません。本当にすみません! こんな失敗、ここ数千年はしていなかったんですが…」

 本当に悪いと思っているらしく頭を下げて真摯に謝罪するその男に、香は仕方ないなぁ、というような苦笑を浮かべた。

「いや、まぁ、いいですよ。いや、良くはないけど、仕方ないんでしょ? 神様が世界を護るためにやって下さっている仕事でたまたまちょっとミスしたってだけで。まぁ、私の運が悪かった、ってだけで……」

 痛くも苦しくもなかったし、人間いつかは死ぬんだし、と言って軽く笑う香に、神は辛そうな顔をした。

「そう言って戴けますと…。しかし、管理者として何らかの救済措置を取るべきなのは明らかです。幸い意識体と魂の保護に成功しましたので、肉体を再構成して新たな人生を歩んで戴く、ということが可能です」

「え、生き返れるの? じゃあ、元の生活に?」
 驚いて訊ねるが、神は残念そうに首を横に振った。

「すみません。既にあなたの肉体は死亡判定されて処理されています。この世界はかなり調整が上手く行っていまして、無理に私の力による因果干渉を行うと、バランスを崩して大きな歪みが多発する可能性がありまして……」
 ああ、もう私の居場所はなく、無理に割り込むとみんなに迷惑がかかるというわけか。

「で、お勧めしますのが、他の世界での新たな人生です! まだ調整が進んでいない世界なら、多少無理な力が加わっても大して変わりませんからね。
 幸い、そういう未調整の世界の中に、地球によく似た世界がありまして…。おそらく同じ世界がどこかで分岐したか、かなりの過去に大規模な干渉事故で互いの動植物が大量に、それこそ大陸単位での混合があったのではないかと思いますが、人間を始めとして動植物の大半が似通っています。文明は地球よりかなり遅れており、西欧のローマ時代程度のものではありますが、人間としておおらかに生きられる世界です!」

 なんとか香を異世界に行かせたいらしく、神様、必死である。まぁ、他に良い方法が無い以上、何とか償いをするためにはこれで香に満足して貰うしかないので当然であろうが…。
 香もそれが分かるので、仕方なく頷いた。

「分かりました。他にいい案も無いようですし、じゃ、それでお願いします」
「おお、ありがとうございます! では、すぐに準備を…」
「あ、ちょっと待って下さい!」
 香は安堵と共に急いで準備を始めようとした神様を制止した。

「文明の遅れた世界って、危険がたくさんありますよね? 怪我とか病気とか犯罪とか戦争とか…。何も知らない女性がひとりで放り出されて、まともに生きて行けそうな気が全然しないんですけど! 良くて奴隷か売春宿、悪けりゃ行ったその日に即死亡、ですよねぇ…」
「………」
 神様、つうっとこめかみから頬へと汗が流れる。汗を流すような肉体構造とは思えないから、恐らく心理描写のためわざとであろう。芸が細かい。

「そこで、チート能力を要求します!!」
 香は神様にびしぃっと人差し指を突きつけた。

「ち、チート能力、ですか?」
 神様はよく分からないのかポカンとしている。

「はい、チート能力です! 右も左も分からない若い女がひとりで生きていくには、何か飛び抜けた才能が必要でしょう?
 あ、それと、向こうの言葉や文字も分かるようにして貰わないと。それと、文明が遅れているなら女性の適齢期って多分低い年齢っぽいですよね。年齢、結婚適齢期前にして貰わないと幸せな人生を送れなくなりそうですよねぇ…」
 人生がかかっているのだ、香はここぞとばかりに攻めまくる。

「あ、あ~、よく分からないですけど、了解しました。身体の再構成や能力付与等は向こうの世界の管理者の権限なので、向こうの管理者に私からお願いしておきますので、詳細はそちらで相談して下さい」
「よろしくお願いします。あ、こちらにいる間にお願いしたい事が2つあるんですが、いいですか?」
「はい、問題とならない程度なら、何でもどうぞ。あなたにはその権利がありますから」
 香の頼みに、神様は頷く。

「じゃあ…。まず、向こうの世界での身体、向こうの人間と大きく変わらず問題が無いなら、今の、と言うか、前の身体のままで若くして欲しいんです。何も恩返しできなかった両親へのせめてもの恩返しに、両親の遺伝子を向こうの世界に残してあげようかと思って…。まぁ、結婚できて子孫を残せれば、の話なんですけど…」
 そう言って笑う香に、余程予想外の言葉だったのか神様は驚きに大きく目を見開いた。

「もうひとつは、最後に家族と友人にお別れがしたいんです。なんか悲惨な謎の事故って感じだから、みんな精神的にあとを引きそうで…。だから、私は大丈夫だよ、笑ってお別れね、って。
 あ、勿論、実際に会わせろなんて無茶は言いませんよ。夢の中で1~2分話せれば充分です。本当のことじゃない、ただの夢なんだと思われても、少しでも気が楽になって貰えればと…」
 香の言葉に、神様はうん、うんと頷き、全ての願いを叶えることを約束してくれた。


「じゃあ、御希望通り夢を接続するよ。家族まとめてと、友人2人に、の2回に分けてだね。地球ではあれから10日程経過しているよ。心残りのないようにね。
 その後、向こうの世界に転移させる。向こうの世界に行ったら私には直接の関与はできないけれど、向こうの管理者によく頼んでおくからね。本当に、済まなかった…。じゃ、良き人生を!」
 神様はそう言うと、優しく微笑んで送り出してくれた。


(まだたった10日か…)
 浩一はベッドの中で先日亡くなった妹のことを考えていた。3人兄妹の真ん中、大学を卒業してたった半年で亡くなった妹。
 読書好きで色々なことをよく知っており、男の子のような考え方をする子だった。見た目は華奢で可愛い女の子だったけれど、何だか妹というより弟みたいな気がして、自分には弟と妹がひとりずついるような気になっていた。学校や職場での武勇伝に「おいおい」と突っ込みを入れながらも大笑いしていたのに、まさか両親より先にあっけなく亡くなるなんて。それも、帰宅途中に複数の目撃者の前で突然身体が裂けるという謎の変死事件で…。

 当然、大騒ぎになった。超小型爆弾によるテロ、ピアノ線の仕掛けによる殺人事件、カマイタチ、悪魔の仕業等、面白可笑しく騒ぎ立てられ、押し寄せる無神経なマスコミ、カネ目当てのエセ宗教家、等々…。
 ようやく一段落ついたが、完全に落ち着くのはまだまだ先になるだろう。バタバタしている間はまだ気が紛れていたが、少し時間ができた今、ようやく悲しみが押し寄せてきた。恐らく両親と妹もそうなのだろう、皆、今日は早めに床についたが中々寝付けないのか先程までトイレに立つ音や冷蔵庫を開け閉めする音が何度も聞こえていたが、ようやく静かになった。

 亡くなった妹のことを考えていると、涙がツウッと頬を流れた。そして色々な想いが浮かんでは流れて行ったが、連日の寝不足のせいか、いつの間にか深い眠りに落ちていった。


「あ~、来た来た! 寝るの遅いよ、お兄ちゃん!」
(ああ、明晰夢か…)
 テーブルを囲んで座る自分以外の4人の家族、そして自分に向かって笑いかける、今はもう居ないはずの妹の姿に、たった10日なのになんだか懐かしく悲しい想いが広がる。
「じゃ、みんな揃ったから説明するね。簡単に言うと、私が死んじゃったのは神様のミスで、お詫びにチート能力貰って異世界に行くことになりました!」
「どこのラノベだよッッッ!」
 思わず突っ込んだ。いや、我が夢ながら、なんという発想の貧困さ。情けない。

「香、それで、ちゃんと責任は取って貰えるのかい? ちゃんと賠償して貰うんだよ」
 母のあまりのボケに思わずテーブルに額を打ち付けた。…なぜ痛い?

「大丈夫! ちゃんとチート能力その他の約束を取り付けたから! 今までの身体そのまま再生して貰えるの。あと、若返りと。だから、異世界で我が長瀬家の子孫を増やしまくるよ! もう、異世界で増殖してはびこりまくるよ、長瀬一族の遺伝子が!!」
「ほぅ、それは凄いな…。じゃあ、こっちでの浩一と雪と、勝負だな!」
 父も似たようなモノ…、いや、もっと酷いか。

「お姉ちゃん、イケメンの王子様とか国宝級のダイヤとか、こっちの世界に送れない?」
 妹よ……。
「ごめん、それは無理そう。あ、そろそろ時間かな…。じゃあ、みんな、元気でね! 私もむこうで元気にやるから! あ、チートでポーション造れるようにするから怪我や病気の心配は無いし、売ればお金もガッポガッポ! もう、安泰は約束されたも同然! だから心配しないでね。じゃ、おとうさん、おかあさん、お兄ちゃん、雪、みんな元気でね! 今までありがとう、さよなら!」
「元気でな!」
「幸せになるんだよ!」
「いい男捕まえてね!」
「…香、分かってるな、情報の秘匿と安全策!!」
「分かってるって! じゃあね~」


 朝か。ははっ、馬鹿か。何が「情報の秘匿と安全策」だよ。あの香が、そんな基本的なこと…、って、馬鹿か俺は。自分の夢に何突っ込み入れてんだよ。さっさとメシでも喰うか。

 ベッドから出ると、そのまま1階へと降りて行く。うちはみんなパジャマのまま朝食を食べる。食事で汚しても安心だし、食後に歯磨きやトイレに行くので出勤用の服を歯磨き粉で汚したりシワになったりするのを避けるためだ。合理的である、うん。

 既に父と妹が座るテーブルの席に着く。ふたりは既に味噌汁を飲んでいるが、母はまだ焼きジャケを乗せたお皿を準備中だ。
 何か、みんな様子が少しおかしい。そわそわしているような、他の者の顔色をうかがうような、何とも言えない、落ち着かない感じ。一体どうしたのか。
 その時、なぜか突然、ふと夢の中での会話が脳裏をよぎった。
(もう、異世界で増殖してはびこりまくるよ、長瀬一族の遺伝子が!!)
「…って、ネズミかゴキブリかよ、うちの一族!!」
 思わず口に出してしまった。何言ってるんだよ、俺!

ぶふうぅぅ~~~っっっ!!

 突然、父と妹が口と鼻から思い切り味噌汁を噴き出した。
 うむ、パジャマで朝食を摂るという我が家の習慣の正しさが証明されたな!
って、汚ねぇ! んで、熱い!!
 後ろで母が皿を落としてた。ああ、俺の焼きジャケ…。

「チートで異世界…」
 父がボソリと呟いた。
「イケメン王子様と国宝級のダイヤ…」
「あら、それは無理だって…」
 妹の呟きに、母が突っ込んだ。

 ……し~ん。
 静寂が広がる。そして。
「…はは」
「……あははっ」
「「「「あはははははははははははっ!!」」」」
 笑った。四人で笑い続けた。頬に熱いモノが流れていたが、気にせず笑い続けた。そしてみんな、会社や学校に遅刻した。


「あ、来た来た」
 目の前には、小さなテーブルを挟んで座る二人の女性。
(ああ、夢か…)
 ひとりは、今やただひとりとなってしまった中学からの親友。そしてもうひとりは、10日前に亡くなってしまった親友。悲しくて悲しくて毎日泣き続けたが、ようやく気持ちも少し落ち着いてきたところだった。
(まだ引き摺っているからか、それとも気持ちに区切りをつけることができたから夢に見ることができるようになったのか…)

「ごめん、恭ちゃん、こんなに早く死んじゃって。もっとずっと一緒に3人で色々なことやりたかったのにね。ほんと、ゴメン」
 もう我慢できなくなって、涙をボロボロとこぼしながら華奢な香の身体をぎゅっと抱きしめた。

「馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿、どうして死んじゃったのよぉ! 馬鹿馬鹿あっ!!」
 わんわんと声をあげて泣き続けた。

「恭子、少し落ち着きなさい。香も死にたくて死んだ訳じゃないんだから。それに、あまり時間が無いそうなのよ。とにかく香の話を聞きましょう」
 礼子はいつものように平然と落ち着き払っている。いや、私の夢なのだから、それは私が礼子をそういう人間だと思っている、ということに過ぎないんだろうけど。まぁそれはともかく、夢とはいえせっかく香とまた話せるチャンスだ。これだけはっきり意識した明晰夢で香に会えることなんか滅多にないだろう。

「香……」
「ごめんね。実は私が死んだのって、神様のミスらしくってさぁ…」
「え? じゃあ生き返れるのっ!!」
「うん。でも、この世界ではダメだって。だから別の世界で生き返らせてくれるって。中世ヨーロッパ的なとこ」
「なんで! なんでこの世界じゃダメなの! なんでよおぉ…」
 礼子が席を立ち恭子の背中をポンポンと優しく叩いてあげるが、恭子の嗚咽は止まらない。
「あ~、ごめん、あんまり時間が無いんだ…。とにかく、神様のミスで死んじゃったけど、お詫びで別の世界に記憶を持ったまま生き返らせてくれるらしいんで、そこで幸せに暮らす予定。中学から長い間、ありがとう。二人のことはずっと忘れないよ。幸せにね!」
「香、香、かおるぅぅぅ~!」

「香、御家族に伝えることは?」
 流石礼子、常に沈着冷静。
「あ、大丈夫。家族にはちゃんと別れを済ませたから。じゃあね、さよなら!」
 香の姿がすうっと消え、あとには恭子と礼子のふたりだけが残された。
 ようやく恭子が泣き止んだのを確認すると、礼子の眼に涙が溢れた。
「ああああああああああああ!!!」
 恭子にしがみつき大声で泣き叫ぶ礼子に、恭子は驚愕した。
「うああああああああああああ!」
 泣き叫ぶ礼子の姿に、ようやく恭子は理解した。ああ、この子は、こういう子だったなぁ。自分を抑え、他の人を優先する…。

「ごめん、礼子。時間がないって分かってたのに、私が時間を無駄にさせちゃった…。礼子がもっと香と話せるはずだった大事な時間だったのに……」
 ぎゅっと礼子を抱き締めた。そしてふたりでずっと泣き続けた。


 ……朝か。いつも通りの時間に目覚ましが鳴り、いつも通りの時間に起きる。
 起きたら、涙と涎と鼻水で枕がぐちょぐちょになっていた。
(ああ、夢の中でも、香は香で、礼子は礼子だなぁ。私の大切な親友達)

 その時、ベッド横のサイドテーブルに置いてあるスマホの着信音が鳴り響いた。恭子の親しい友人は大抵、恭子が平日は5時に起床することを知っている。そのため朝イチで急いで連絡する必要がある時は、5時から5時1分の間に電話する。それ以降だとトイレだったり洗面中だったり料理中だったりするからだ。まぁ、そんな朝イチで電話が来ることなど年に数回あるか無いかであるが。で、今日はその年に数回あるかないかの日であるようだ。

(誰よ、こんな朝から…)
 と携帯に手を伸ばしながら、恭子は何となく電話の相手が分かるような気がした。そんなはずは、と思いながらも、なぜか半ば確信に近いものがあった。
 スマホを手に取り、そっと受信ボタンを押して耳に当てる。
「うん…、うん。え? うん。神様に話付ける? どうやって? 殴る? だからどうやってよ? いや、私も乗るよ、勿論! とりあえず神社行って賽銭箱蹴り上げる? うん、うんうん。とりあえず香んち行って情報、うんうん、じゃ、土曜に!」

 恭子は携帯を切るとベッドに腰をおろした。
「うふ」
 顔がくしゃりと歪む。
「うふ、ふふふ。ふふふふふふふふふ」
 枕をぎゅっと抱き締めた。
「あう、べとべとだぁ……」


 ちなみに、香は友人ふたりには若返りの話はしなかった。なんとなく反応を想像すると怖かったので。
+注意+
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