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グラビアアイドル物語
作:メロ


ある日、グラビアアイドルへの熱い情熱もつ男が現れた。
彼の名前はピエトロ
15歳だ。
グラビアアイドルを、投げるのも、踏み潰すのも大好きなグラビアアイドル人間!
「そろそろ、俺もグラビアアイドル側の人間にならないといけない」
ピエトロはもうグラビアイドルを見る側の人間では満足いかなくなっていた!!
そんなグラビアアイドル人間!!
「俺は魅力的だからすぐにグラビアアイドルになれるはずだぜ」
ピエトロはすごい魅力!
免疫力の弱い子供や、老人なら即死する!
「すぐに雑誌に連絡しなきゃ」
ピエトロはグラビアアイドル雑誌、週間「グラビアアイドルの横顔」に電話した!
「おう!俺だ!」
態度はでかい!
デビュー前から天狗になるピエトロは大物!
「どちら様でしょうか?」
「初めてあったので無理はない!俺はピエトロだぜ!ぶっ殺すぞ!」
泣く子も即死するピエトロとは俺のこと!
「はぁ。ピエトロさんが、何の御用でしょうか?」
「フッフッフッ面白い冗談だな」
「何の御用でしょうか?」
「てめえの胸に聞いてみろ!」
「いや、特にはないですけど!」
「そうだろう!知っていたさ!予知していた!俺には予知をする力があるんだぜ」
ピエトロは予知が出来る!
だから天狗にもなる!
「俺はグラビアアイドルになれる人間だ!才能の塊だぜ!だから、グラビアアイドル雑誌、週間「グラビアアイドルの横顔」に電話したんだぜ」
わざわざピエトロから電話してやった!!!
「そうなんですか・・・うちの雑誌は男性のグラビアはやっていないんですけど」
「俺は女性だとか、男性だとかそういう枠にはまるような人間ではない!そんなレベルではくくれない魅力を持っている!」
ピエトロはすごい!!!!
「とにかくうちでは、男性のグラビアはないんですよ」
このバカ編集者は、性別という小さいことでピエトロを認めようとしない!!!
「じゃあ、残念だけど交渉決裂だな!!!次にあうときは敵同士だな!ボロクズ!!!」
ピエトロの敵になってしまったらもうおしまい!!!
即死決定!!!
ピエトロは電話を「おぅわっ!」と叫んで置いた!!
「俺は絶対グラビア王になる!!!」
ピエトロはグラビア王目指して冒険を始める!!!
まずは情報が必要!!!
情報がすべてと言ってもいい!!!
情報発信基地、コンビニにやってきたピエトロ!!!
コンビニの床に唾を吐く!!!
ピエトロの唾は綺麗な唾なので、コンビニの店員から喜ばれる!!!
「もっと唾を!もっと唾を!」
コンビニの店員が土下座してピエトロに頼んでくる!
「おいおい、そんなに唾は吐けないぜ!」
ピエトロの魅力は抑えきれない!
唾でさえ魅力の塊!!!!
「ありがとうございます!こんなに唾を吐いていただいて!コンビニの中が、宝石箱をひっくり返したようです!」
「あんまり褒めるなよ!はずかしいぜ」
ピエトロはコンビニのグラビア雑誌を手に取り、読む!
情報収集!!!
コンビニの雑誌にはいろんなグラビアがある!
でも、大体くだらない!
内容がない!
「なんだこのグラビア写真は!まるで評価に値しない!」
ピエトロはコンビニの雑誌に火をつけた!!!!
気に入らない時は火をつけるとすっきりする!
「大体なんだ!みんな水着で寝そべったりして!」
みんなグラビアはそう!
「俺ならもっとすごいグラビアモデルになれるのに!」
燃えた雑誌に早速電話をかける!!!
「俺だ!」
ピエトロクラスになると、名前すら名乗らない!!!!
「どなたでしょうか?」
「俺かい?俺はピエトロってんだ!知ってるだろ?」
何も知らない乳幼児でもピエトロのことは知っている!
「知らないですけど。どういうご用件でしょうか?」
「俺が電話してるんだぞ!お前、怖くないのか?」
ピエトロのオーラで電話口の人が死んでしまうかもしれない!!
「別に怖くはないですけど」
さすが雑誌の編集者!!!
「俺はグラビアに出たいんだ!いいだろ?」
ピエトロはグラビアに出たい!
「え!?急に言われても困るんですけど」
「ああ、そうだな!引き下がると思ったか!この!」
ピエトロは引き下がらない!
「一ヵ月後にオーディションがありますから、それに参加してください」
オーディションがある!
「よし!いいだろう!そのオーディションを滅茶苦茶に破壊してやる!俺のパワーはすんごいんだからな」
ピエトロのパワーはすごい!
ダンプカー並みのパワーを持つ、ピエトロ!
「おりゃー」
ピエトロは電話をぶち壊した!!!
すごいパワー!!!!
一ヵ月後のグラビアオーディションに向けて準備をするピエトロ!!!
「全国から、グラビアアイドルになりたい野獣どもがあつまるオーディションかぁ!」
ピエトロはすごい魅力なので、優勝確実だ!!!
「まずは武器だな!!!」
オーディションを勝ち抜くには武器が必要だ!!!
そんなことを考えながら、道で眠っていると・・・!!!
「誰だ!!!」
何者かの気配!!!
「財布を盗もうと思ったんだけど、見つかっちゃったな・・・俺はラーメン職人!ヘレン!」
ヘレンはポケットから、ラーメンの麺を取り出して道に撒いた!!!
汚らしい!!!
すごく迷惑!!
「く!ぶっ殺してやる!」
ピエトロは道に撒かれた、ラーメンの麺をおいしそうに食べた!!!
「どうだい俺が、ゴミ箱から拾ってきた麺は?」
「う・・・うまい」
おいしくてピエトロはおもらししちゃったの!!!
「その味がわかるとは・・・どうだい協力しないか?」
ピエトロは味もだいたいわかる!
「協力?宇宙人をステーキにする協力しろってのか?」
宇宙人のステーキはうまいらしい!
おばあちゃんが言ってた!!
「いや、ラーメンを作るのを協力してほしい!今、俺の店には職人が俺一人しかいない!そこでだ、君に手伝ってほしいんだ!」
「なるほど・・・でも、俺はグラビアアイドルだぜ?ラーメンなんて作れないぜ」
「大丈夫!」
「そうだな」
大丈夫だった!!
ラーメンを作れる、グラビアアイドル!!!
「さぁ、ラーメンを作りに俺の店に行こうぜ!」
ヘレンは木造の家だけを狙って火をつける!
むしゃくしゃした時はこうすればスッキリする!
ラーメン職人はストレスがたまりやすいのだ!
だから、たまに木造の家に火をつけてスッキリする!
「へへ、おもしれええ!ブルブル武者震いすらぁ」
ピエトロはおもらししちゃったの!!!!
「いけねえ、俺!自分の店の場所忘れちゃったぜ!!!」
ラーメン職人は忘れっぽい!!!
これもストレスのせい!
ストレスは体を蝕んでいくのだ!
そして、記憶力までも低下させていく!!!!!
酷い!
なんだこのストレス社会は!
どういう社会だ!
すごく困るウルトラ社会!!!!
「店の場所忘れたって?それは本当かい」
「ああ、本当だ」
本当だった!
本当だと、すごく困る!
「どうすればいいんだ!もうダメだ!即死しよう」
ピエトロが即死しようとした時!!!!
「待たれよ」
誰か声をかけてきた!
「誰だーきさま!」
ヘレンはたまたま持っていたチャンソーで襲い掛かった!!!
「マジカルグラビテーションアサルト」
チェンソーがキラリと光った!!!
「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
ヘレンは声をかけてきた人を倒した!
「危なかったぜ!ありがとう、ヘレン」
「ああ、一歩遅かったら逆にこっちがやられていた!こいつは達人だな!うん。ラーメンの達人」
「ああ、ラーメンの達人だ」
なんと、ヘレンが倒したのはラーメンの達人だった!!!
「みろ!ポケットの中に財布があるぞ!!!」
すごくいいものを見つけた!!
いいものは貰う!
それがラーメン職人!!!
「おお、お金が入っている!奇跡だ!奇跡が今、目の前で起きている!この金で、ラーメンの材料を買おう」
ラーメンの材料を買うお金を手に入れた、これは奇跡だ!
「そうだな。ラーメンの材料と、オシャレな水着を買おう!グラビアアイドルにはオシャレな水着が必要だから」
オシャレな水着と、ラーメンの食材があれば怖い物なんて無い!
正義の力があふれ出てくる!
目から正義の力があふれ出る!!!
「よし、スーパー永眠に買い物にいくぜ」
「おう」
二人はスーパー永眠に向かった!!!
二人の正義はマックスなので誰も止められない!
二人はスーパー永眠についた!
普通ならすごく時間がかかるところを、二人はすごいから早く着いた!!!
足が速い!
まるで空を飛んでるようだ!!!
みんなが言ってた!!!
これは本当だから信じて!!
「ここがスーパー永眠か!!!!」
ピエトロはスーパー永眠の、壁に唾を吐きかけた!!!
気に入らない時はこうするんだ!
「ああ!ここが本当にスーパー永眠だ!」
どうやら本当にスーパー永眠のようだ!!!
「中に入ろう」
「えー!?大丈夫か?」
グラビアアイドルは用心深い!!!
たとえスーパーだと言っても、用心する!
うっかり死ぬかもしれないから!!!
「大丈夫!」
どうやら大丈夫のようだ!!!
スーパー永眠は新鮮な野菜とか肉とかある!!!
「野菜がピチピチしてら」
ピエトロはキャベツを手に取ると、地面に叩きつけた!!!
ムシャクシャしたからやった!
「野菜を粗末に扱うな!野菜の声を聞くんだ」
ヘレンはキャベツを踏み潰した!
「どうだ?野菜の声が聞こえるか?」
「モノラルで聞こえる!いや、聞こえない」
野菜の声は聞こえない!
聞こえるわけが無い!
「野菜は飽きた!」
ピエトロは野菜に飽きた!!!
さすがピエトロ!!!
飽きっぽい!いえーい!
「そうだな!野菜はラーメンじゃないからな!こんなもんいらん」
「俺は水着が欲しいんだ!」
ピエトロは水着が欲しい!
「うおぉし!水着を見に行こうぜ!」
ラーメンの食材なんてどうでもよくなった!!!
ラーメン職人はすぐに気が変わる!
「この夏は少し思い切って大胆になってみようかな」
ピエトロは大胆になった!
「そうだな!大胆さは必要だ!その手でドアをあけるんだ!そしたら輝く未来が開けていくはずだ」
「へ!わかってるよ!」
二人は水着コーナーにやってきた!!!
「うわー水着が沢山ある」
ピエトロは驚いて、何枚か水着を引き裂いた!
意外と、こういうことはある!
「たぶん、10万着くらいはあるな」
ラーメン職人は見ただけで、水着が何着あるかわかる!
ラーメン職人の技だ!
「臭いを嗅いでみよう!腐ってるかもしれないから」
ピエトロは水着の臭いをかいだ!
グラビアアイドルは鼻も良くないといけない!
町に文献に載っていた!!!
「この水着は腐っている!だって、嫌な臭いがするもの」
ヘレンの鼻はすごい敏感!
ラーメン職人の鼻はすごいんだぜ!
醤油ラーメンと味噌ラーメンを臭いだけで嗅ぎ分ける!!!
食べなくてもわかってしまう!
これってすごくない?
「この水着は腐ってないけど、デザインがいまいちだな!こんなの馬鹿が着るデザインだよ」
ピエトロはデザインにうるさい!
グラビアアイドルなだけあって、ピエトロのファッションセンスは研ぎ澄まされている!
だから沢山水着があっても、ピエトロが気に入る物は少ししかない!
「ピエトロ!着てみたらどうだ?」
「そうだな」
ピエトロは水着を着た!
「どうだ?」
「いや、わからない!」
「そうか」
わからなかった!
「こんな水着が着れるか!」
ピエトロは水着を切り裂いた!!!!
カッとした!
「あ!」
「どうした」
「水着を切り裂くとスッキリする」
水着を着るとスッキリする!
「どおれ俺も」
ヘレンも水着を切り裂いた!!!
ラーメン職人なので、切り裂いた水着がラーメンの麺になった!
「な・・・なんで!?」
ピエトロはびっくりして警察を呼んだ!!!
そしたら警察が来た!!!
そしたらヘレンが警察を切り裂いた!!!
ラーメン職人なので、切り裂いた警察がラーメンの麺になった!
「うむむむ・・・ラーメン職人あなどれないぜ」
ラーメン職人はあなどれなかった!!
「そこのお二人さん、水着をお探しですか?」
誰かが、声をかけてきた!
「何者だ!」
ピエトロの剣が唸りをあげた!
ピエトロは剣の使い手なんだぜ!
「待て!ピエトロ!いけ!ピエトロ」
ヘレンは声を出した!
「おっと、そんな物を振り回してはいけませんよ」
その誰だかわからない奴は、ひらりとピエトロの剣を避けた!!!
でも、ヘレンがしかけた落とし穴にハマった!
「こんなこともあろうかと、落とし穴をスーパーの中に仕掛けておいたんだ」
ラーメン職人は準備がいい!!
「ちょっと助けてください!私は、このスーパーの水着担当のモルです」
「な・・・なんだって!!!」
驚愕の真実!!!
「まさか、水着担当のモルだったとは!!!うかつだったぜ!」
ヘレンは落とし穴に落ちている、モルの上にゴミを捨てた!
「今助けるぞ!」
ピエトロは唾をモルに吐きかけた!!!
気に入らない時はこうするんだ!
ピエトロはモルを穴から出した!!!
仏のような優しさ!
こういう優しい気持ちを、みんなが持ってくれると地球は救われる!!!
でもみんな優しくないから、地球は野たれ死ぬ!!!
「助かりました」
「どうしてこういうことになったんだ!」
ヘレンはポスをビンタした!
時には厳しい!
それがラーメン職人!
「そんなことより、俺にピッタリ合う水着を探してくれ」
相性抜群の水着が欲しい!
その為だったら川の水を飲み続けてもいい!
限界を超えて飲み続けてもいい!
内臓が悲鳴をあげても、めげないぜ!
あと、意外と川の水はうまい!
みんなの捨てた夢の味がする!
汚ければ、汚いほどいろんな味がする!
舌が、ビリビリとしびれて核爆発する!
いわゆる旨みが濃いってやつですよ!
「じゃあ、こんな水着はどうですか?フリフリワンピースで柄はハートマークです」
「これはいいデザイン!」
いいデザインは正義
「まて!全然、ラーメンじゃないか!」
この水着はラーメンじゃない!
水着はラーメンとは違う!
「そういえば・・・これは水着だ!ラーメンじゃないぞ!どういうことですか?」
ピエトロはモルを怒鳴りつける!
気に入らない時は、大きい声で怒鳴ってやるんだ!
みんなびびっちゃうぜ!
「ラーメンと水着とは違うんですよ」
見た目が違う!
「食べられるのがラーメン!食べられないのが水着だ!」
さすがラーメン職人!
職人の目はごまかせない!
「俺は、我慢すれば水着だって食べられるぞ!!!」
ピエトロは水着をムシャムシャ食べた!
マグロの味がする!
これは大発見!
イエーイ!
グラビアアイドルは水着を食べる!
カルシウムがすごい!
おばあちゃんが言ってた!
「ラーメンと水着は紛らわしいな!」
さすがのラーメン職人も困る!
こんなに困ることがかつてあっただろうか?
ない!
でも大丈夫!
「俺はなんとなくわかる」
ラーメン職人はなんとなく区別がつく!
これはラーメンの厳しい修行をしてきたから出来ることで、普通の人はラーメンと水着の区別なんてつかない!
普通の人は水着と間違えて、ラーメンを着てる!
でも、バカにしないで!
水着とラーメンは区別が難しいのだから!
「この水着をいただこう」
「はい!5000円になります」
お金をピエトロから奪おうとした!
物を買ったらお金を払うルール!
こういう馬鹿げたルールがあるんです!
「俺は山賊だ!山賊は金を払わないのが大事なんだぜ!」
ピエトロはグラビアアイドル兼、山賊だったのだ!
山賊はスーパーにも現れる!
フラリと現れる!
「それじゃしょうがないよ」
ヘレンはしょうがないと思った!
「ひぃぃぃ!山賊!でわ、御代は結構です」
「お!ラッキー!あと、有り金、全部置いてきな」
山賊は全部奪うんだ!
「置いていったほうがいい、しょうがないよ」
ヘレンはしょうがないと思った!
水着担当のモルからお金と、水着をいただいた!
「やったぜ!グラビアアイドルはなんでも手に入るんだぜ」
グラビアアイドルはなんでも手に入る、夢の職業!
だからみんなが憧れる!
痺れる!
「その水着、早速着てみろよ!」
ラーメン職人は気が早い!
「待て、待て!これはグラビアアイドルオーディションまでは着ないつもりなんだ!でも、それは嘘だ!今着る!」
嘘だったので、今着る!
ピエトロは水着を着た!
「ち・・・力が溢れてくる!これなら武道大会で優勝できる」
武道大会でも優勝できる!
「すごい!オーラって言うのか?ラーメンって言うのか?よくわからないが、すごい!」
ラーメン職人もビビッタ!
ビビッタ拍子にポケットから村人が出てきた!
すぐに村人は山に帰って行ったのでした!
めでたしめでたし!
「どうだい?」
「いや、チャーシュー麺みたいだ」
ラーメン職人の最大の、ほめ言葉!
「だろう?」
「美に祝福されたんだ」
「味噌ラーメン」
ラーメン職人は、味噌ラーメンが食べたくなった!
「おお、いいね!味噌ラーメン食べに行こうぜ」
ピエトロも食べたくなった!
「よし、行こう!どうせならおいしいところにいこうぜ」
おいしいラーメン屋を知るには、ガイドブックがあればいいんだ!
自分の舌なんて当てにならない!
情報を鵜呑みにする!
みんながうまいって言ってるんだから、うまいんだ!
二人はスーパーの雑誌コーナーにやってきた!
「おお。週間ラーメン大好きがあるぞ!」
週刊ラーメン大好きはラーメン雑誌だ!
読めば、おいしいラーメン店のことがわかる雑誌!
「味噌ラーメンでおいしい店はと・・・」
へレンがページをめくる!
ページが多くてめくりずらい!
そういう時は、いらないページを引きちぎる!!!
すごい発想!
「ほとんどいらないページだな」
ラーメン職人は雑誌にも厳しい!
だから、ほとんどがいらないページ!
「お、グラビアアイドル雑誌がある」
ピエトロはグラビアアイドル雑誌を手に取った!!!!
でもグラビアアイドル雑誌を置いた!
フェイント!!!
ピエトロはグラビアアイドル雑誌を手に取った!!!!
でもグラビアアイドル雑誌を置いた!
フェイント!!!
「なるほど」
ピエトロはグラビアアイドル雑誌を開いて読んだ!!!!
「つまんねー、漫画の方がいいや」
グラビアアイドル雑誌より、漫画の方がおもしろい!
グラビアアイドル雑誌は、つまんねー写真ばっかりでおもしろくない!
こんな雑誌は、寒い日に火をつけて温まることぐらいしかできない!!
「お、いいラーメン屋があったぞ!ここの味噌ラーメンがすごいんだって」
雑誌に書いてあることは、全部真実なので信じる!
信じることは大切だ!
信じていれば大体大丈夫!
「よし、そこに行こう!」
欲しいページだけいただいていく!
あとのページはいらない!
「いざ、味噌ラーメンを目指して!」
「おう」
二人の心の中は味噌ラーメンで満たされた!
味噌の香りがプーンと香る心!
ああ、考えただけでも頭がどうかなりそうです!
「ところで、その店はどこにあるんだ?」
「ふむー。どうやら、東京らしいぞ」
味噌ラーメンの店は東京!
東京と言えば、都会ですよ!
世界の都会!
「えええ!あの、都会かぁ!」
「ああ、あの都会だ」
二人がビックリするのも無理はない!
東京は都会だから!
「歩いていける距離じゃないな!」
いくら、グラビアアイドルの足が強靭でも歩いて東京に行くのには無理がある!
疲れちゃう!
「待て!でわ、走ってならどうだ?」
ラーメン職人の発想はすごい!
「走ってならいける!」
グラビアアイドルは、走れば大丈夫!
「いや、無理だ」
無理だった!
歩くのも、走るのも無理だったので、二人は電車に乗って東京にやってきた!!!!
「ついについたな」
いろいろあったが、電車に乗ったらすぐついた!
電車は便利!
歩いたり、走ったりしてる奴はバカ!
電車が一番偉い!
「電車!ありがとう!絶対にありがとう!お前のことは忘れないぜ!」
グラビアアイドルと電車に友情が芽生えた!
たとえ、血が通っていなくても友情は成立するんだ!
ピエトロは友情の印に、電車に唾を吐きかけて蹴っ飛ばした!!!
カッとなってやった!
友情はすぐに壊れる!
人を信じすぎてはいけない!
裏切らない人間はいないんだ!
友情は脆いもの!
蜃気楼のように消えていく!
幻のようなものなんだ!
「おい!味噌ラーメンを食いにいくんだ!そんなことしてる場合じゃないぞ!急げ!時間が無いぞ!」
ラーメン職人は忙しいから、時間が無い!!!
「すまねえ!つい!げへへへへへへ」
「東京は怖い街なんだ!はぐれれば、命はないぞ!東京に、いる奴はみんなピストルをもっているんだ!そして、撃つ!」
だから東京は怖いんだ!
世界の中でも、怖い!
恐怖で足も粉砕骨折!
「ピストルを!」
「ああ、ピストルだけじゃない!火炎放射器だって持っている!」
「ええええええええ!あの、火が出る奴ですか?」
「それだ!正解!火炎放射器なんて、サラリーマンだって持ってる!」
それが東京!
それが東京流!
トーキョウ流!
イエーイ!
チェケ!
「わかったら、さっさと味噌ラーメンを食べにいくぞ」
「はい」
二人は、雑誌に載ってる味噌ラーメン屋にやってきた!!!
雑誌に載ってるだけあって、すごい行列!!!!
たかがラーメンを食べるのに行列!!!
「どういうことだ?ラーメン食べるために行列だと!!!!!」
ラーメン職人もビックリ!
列の先頭で、お金でも配っているの?
「しかたない、並ぶか」
ラーメン職人は並ぶ!
「そうだな」
グラビアアイドルも並ぶ!
「ちょっとそこのお二人」
誰かが話しかけてきた!
「何ものだ!」
ラーメン職人のマッハチョップが声の主を捕らえた!!!
「ぐふ!私は、ラーメンマニアのアルです!見たところ、お二人はこの店は始めてのようですね」
ラーメンマニアだった!
「ラーメンマニア・・・ぶっ殺す!」
ピエトロは剣を取り出して、ラーメンマニアの腹をメッタざし!!!
「待て!ラーメンマニアは敵じゃない」
「ふ・・・そうだと思って、みねうちにしといたんだ」
メッタざしのみねうち!!!
まさに神業!
グラビアアイドルにしか出来ない!
「大丈夫か?」
へレンがラーメンマニアを踏み潰した!
「うわぁぁぁ!大丈夫です」
大丈夫だった!
ラーメンマニアはすごく丈夫だった!
「ラーメンマニア!なぜ、この店はこんなに並んでいるんだ!何か、悪いことしてるんだろう!王様に言いつけて、酷い目に合わしてやる」
ピエトロは興奮した!
普段は冷静なピエトロも時には、荒らしく心を乱すこともある!
「悪いことなんてしてませんよ」
「じゃあ、みんな魔法にかかってるんだ!魔法を解くためには、熱した油を頭からかけるしかない」
熱した油を、ラーメンマニアの頭からかけた!
わー香ばしいかおり!!
食欲をそそる!
「待て!待て!ラーメンマニアは敵じゃない」
「ふ・・・そうだと思って、みねうちにしといたんだ」
熱した油のみねうち!
まさに神業!
グラビアアイドルにしか出来ない!
「大丈夫か?」
へレンがラーメンマニアを踏み潰した!
「うわぁぁぁ!大丈夫です」
大丈夫だった!
ラーメンマニアはすごく丈夫だった!
「この店が、こんなに並ぶのはラーメンがおいしいからなんですよ」
「なるほど」
ラーメン職人は関心した!
ラーメンは、嘘をつかない!
ラーメン職人は食べる人のことを考え、味を作り出す!
その味は、食べる人の心に届く!
心に届くモノは心なんだ!
ラーメン職人と、ラーメンと、食べる人の心がすべてつながっておいしいラーメンは出来る!
それらすべてがあって、ラーメンは完成する!
「ヘレン!ラーメンと、グラビアアイドルは同じなんじゃないか?」
「グラビアアイドルも心ってことか?」
見てくれを写されるんじゃない!
心を写されるんだ!
水着なんて関係ない!
心なんだ!
「俺の心?」
「そうだ!笑顔で写真に写ったって、心の中が笑ってなければ見ている人には伝わらない」
「少し、グラビアアイドルのことがわかったぜ!」
グラビアアイドルのことが少しわかったピエトロ!!!
二人は並んで、味噌ラーメンを食べた!!!
「おいしいね」
「うん。おいしいね」
「これ何、味噌?」
「わかんない」
ラーメン職人でも、食べただけじゃ何味噌かなんてわからない!
「なんか、食べるのメンドクサクなってきたよ」
ラーメン職人はすぐにメンドクサクなる!
そういう時は、床にスープを捨てる!!!!
こうすることで、床がラーメンのスープのいいにおいになる!!
「おおおお、俺もやろう」
ピエトロはラーメンのスープを店の中に撒いた!!!!
店の中がいいにおい!
店の人に感謝される!
「ごちそうさま!おいしかったよ」
ラーメン職人はさわやかに、ドンブリを叩き割った!
ストレス解消!
ストレスがたまった時は、ドンブリを叩き割ってやれ!
「おおおお、俺もやろう」
ピエトロは食べてる人の、ドンブリを次々に叩き割った!
ストレス解消!
ストレスがたまった時は、食べてる人のドンブリを次々に叩き割ってやれ!
「味噌ラーメンで思い出した!俺はグラビアアイドルオーディションに、行かないといけないんだ」
「水着も着てるから、いつでもいけるじゃないか」
「そうだ!俺には、この水着がある」
水着のある、グラビアアイドルはすごく無敵!
ドラゴンにも勝てる!
ドラゴンの吐く炎も、グラビアアイドルシールドの前では意味が無い!
グラビアアイドルシールドはかつて、魔王を打ち破った伝説の武器の一つ!
「確か、グラビアアイドルオーディションは一ヶ月後だったな」
まだまだある!
「どうするんだ?」
やることが無い!
「じゃあ、俺は幽霊の数を数える」
幽霊は沢山いるので、数をかぞえるのも大変!
「そうか・・・がんばれよ!俺は、ラーメンを作るよ」
「作れるのか?」
「さぁな」
ラーメン職人はラーメンの作り方を忘れた!
「お互い、頂点目指そうぜ!」
二人は握手を交わした!
「そうだな。お互い頂点を取った時、勝負だ!」
「グラビアアイドルが上か、ラーメンが上か!」
二人のライバル伝説が始まった!
ピエトロは幽霊の数をかぞえはじめた!
ヘレンはラーメンの作り方を思い出し始めた!
あっという間に一ヶ月たった!
時間が経つのは早い!
「よし、オーディションにいくぞ!」
ピエトロはオーディション会場に向かった!
ついた!
迷わずについた!
途中、象やカバが出てきたけど大丈夫だった!
東京はそういう街なんだ!
「すいません!グラビアアイドルオーディションを受けたいんですけど!」
オーディションの受付の人に言った!
「そうですか?ふーむ!お前の魂を賭けるか?」
グラビアイドルオーディションに出るには、魂を賭けなければいけない!
「賭ける!」
「待て!ピエトロ!グラビアアイドルオーディションに受からなかったら、魂を取られちゃうんだぞ!」
「いい!それでもいいんだ!俺はグラビアアイドルになりたいんだ!それに、グラビアアイドルを捨てた俺なんて、魂が無いのと同じ」
「え!そうなの?」
「さぁ、どうする?魂を賭けるか?」
「賭ける!」
ピエトロは魂を賭けた!
「そこまで言うなら、俺のラーメンも持っていってくれ!」
ヘレンはポケットからラーメンを取り出した!
疲れた時、悲しい時、そんな時はラーメンを見て勇気をだしてください!
「ありがとう」
ピエトロはヘレンからラーメンを受け取ると、ドブに捨てた!
「受付は終了した!さぁ、オーディションにどうぞ」
いよいよグラビアアイドルオーディションが始まった!
グラビアアイドルオーデション会場控え室に案内される二人!
控え室には、これからグラビアアイドルオーディションを受けようとする人たちがいた!!!
「女の人ばかりだ!」
どうやら男で、このグラビアアイドルオーディションを受けに来たのはピエトロだけのようだ!
「順番きたら呼ぶので、ここで待機していてください」
そう言って、案内の人はいなくなった!
「どうしようドキドキしてきた!」
ピエトロの心臓が悲鳴をあげた!
「落ち着け!あれだけ練習してきたじゃないか!いいか!練習は嘘をつかない!おまえのやってきたことを信じろ!」
ヘレンはピエトロを励ました!
「そうだな!俺はあれだけやったんだ!俺ならなれる!」
ピエトロは元気になった!
天使と自らの力で人生に奇跡を起こして、グラビアアイドルなるんだ!
「それに、お前の水着姿!かっこいいぜ!まるで、豚骨ラーメンみたいだぜ」
ピエトロの水着姿は豚骨ラーメン!
「へへへへ、あんまり褒めるなよ!そう言うお前だって、炙りチャーシューみたいだぜ」
「おいおい!」
二人は笑った!
おもしろくてたまらない!
「あの、ピエトロさん!順番です!どうぞ」
ピエトロが呼ばれた!
「よ・・・呼ばれちゃった!ピエトロって俺のことだよね?」
「ああ、俺はピエトロじゃないからな!俺はヘレンだ!」
「よし!じゃあ、俺のことだ!」
ピエトロはかなり緊張している!
今にも、体のあちこちが爆発しそうだ!
「いいか、落ち着け!リズム!リズム!」
「わかってるよ!熟れた果実のような!リズム」
「そう!それだ!」
それだった!
二人はオーディション室に入った!
そこには三人の面接官がいた!
どいつもこいつも汚らしい顔してる!
においもすごい臭い!
グラビアアイドルの面接する人はこういう人ばかり!
「ああ、そこに座って頂戴」
ヘレンは椅子に座った!
ピエトロはヘレン頭の上に座った!
「なんで、二人なの?」
しまった!
へレンがいるのがバレた!
「一人です!たぶん自縛霊です!よく、自縛霊がついているって言われます」
ヘレンは実は、自縛霊だった!
「俺は自縛霊です!」
「こんなに鮮明な霊がいるの?」
「俺は恨みがすごいから、鮮明なんだぜ!」
ヘレンの恨みはすごいらしい!
「霊の話はどうでもいいですから、グラビアの話をしてください!霊感は無いほうです」
「え・・・。それじゃ、年齢はいくつなの?」
「17歳です!一晩で世界を作った15歳です!でも、恋もするよ」
「そうですか」
「おい!俺には聞かないのか?エキサイティングするぞ」
自縛霊ヘレンは無視されたので、怒った!
無視するなんて非常に失礼だ!
非人道的!
「あの、自縛霊さんはいくつなんですか」
「15歳!あと、ラーメン」
ラーメンは大事なので言っておく!!!
「それは15歳の時に死んだという意味ですか?」
「意味は、道路から水が大量にあふれ出していると言う意味です」
そういう意味だ!
「あなたは、グラビアアイドルになって何をしたいですか?」
「世界を火の海に変えてやりたいです!」
泣き叫ぶ人の声を聞くと、ピエトロは元気になるんだぜ!
「俺は、ドラム缶になりたいな!だってカッコいいじゃん」
ヘレンはドラム缶になりたい!
「自縛霊なのに!?」
「自縛霊だって夢はあるさ!」
夢を見続ける自縛霊がいたっていいじゃないか!
「俺は合格でしょうか?」
ピエトロは審査員を次々に突き飛ばした!
威嚇!
暴力による威嚇はよく効くんだぜ!
「今回は、残念ながら」
「おおおおおおおおお!俺は勇者だぞ?」
ピエトロは勇者だった!
勇者がグラビアアイドルオーディションに落ちたなんて、恥ずかしくて魔王を倒せない!
「俺は?」
「自縛霊の方も残念ながら!」
「なんでだ!何がいけない!俺のどこがいけないんだ!大腸菌群パンチや黄色ブドウ球菌キックを食らわせてやる」
ヘレンが怒涛の攻撃で、審査員を地獄に送った!!!
「やめろ!今回は縁がなかったんだ」
ピエトロは諦めが早い!
素直!
「でも!こいつら、絶対悪いことしてるぞ!未来が壊されちゃうぞ」
「グラビアアイドルのオーディションはまだある!この、オーディションだけがすべてじゃない」
挑戦する心を失わないピエトロ!!!
マジで偉い!
「ちぇ!」
「もっと自分を磨いて、今度は審査員の方からグラビアアイドルになってくださいって頼んでくるくらいになろうぜ」
ピエトロは自分を磨く!
「そうか!」
二人はオーディション会場に、火をつけた!
むしゃくしゃした時はこうする!
気分がスッキリする!
今までの、モヤモヤした気持ちも炎で焼かれる!
二人は、それぞれの道で頂点を目指して歩き始めた!
守るべき未来を信じて!














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