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どうもありがとうございます。

僕は龍であなたは姫様?
作:伊藤勇作



第八話 買出しの時には気をつけよう


この異世界。通称『Mirror the Universe』と言うらしい。
まあそんな事はどうだって良い。(いや、本当は良くないが)
今大事なのは、明日の為に必要な教材と魔道具である。
そこで、この町で一番大きい大通りに来ていた。

教科書や魔道具を買いに来たのは良いのだが・・・・

「まさか逸れるとはな・・・・」

また一人になるとは思ってもいなかった。

「さて・・・・どうするべきか」

周りを見てみるが人・人・人・・・・人が多すぎるわ。
こういった時は動かずに待っていた方が良いのかもしれないが、何せ人が多すぎる。
はっきり言って、僕は通行の邪魔にしかならない。

「どこかの店に退避でもするか」

あたりを見渡して・・・・

「おっ」

古びた店を発見。
何か雰囲気的に気に入ったので、近づいてみる事に・・・・

「・・・・・うわぁ」

近づいて見た感想。
思っていたよりも・・・・ボロい。
今にも崩れそうで、軽く蹴っただけでも壊れてしまいそうな店だった。

「一体何の店だ?」

看板らしい物がない。
まあここら辺に立っていると言う事は、少なくも『魔法』に関する店なんだろうけど・・・・

「これは・・・・廃墟だよな」

見た感じの感想を述べたら。

「ここは廃墟じゃないよ」

隣からそう聞こえた。

「え?そうなの?」

思わず聞き返した。

「そうだよ。ここはれっきとした『魔道具』の店だよ」

「そうなのか」

素直に驚いた。
こういった店は、見た目で判断していけないものだな、と思いながら。
新たな疑問が出てきた。
はて?僕は一体誰と喋ってるのだろうか?

「ん?どうかした?」

喋っている方を見てみると・・・・女の子だった。
身長は僕よりほんの少し低く。(160cmぐらい?)
見た目は僕と同じか、年下に見える。
髪型はショートカットで色は赤みがかった黄色。
瞳の色は橙色。
活発そうなイメージの・・・・美少女だ。

「おーい、聞いてる?」

いつの間にか、彼女の顔が目の前にあった。

「え?あ!?」

吃驚して、思いっきり後ろに下がったら・・・・転んだ。

「大丈夫!?」

その子は僕の反応に驚いたみたいだ。

「・・・・大丈夫だよ」

少し痛かったけど。

「そう?なら良いけど・・・・」

そう言って僕が立ち上がるのを待って。

「ねえ?名前、聞いていい?」

嬉しそうに聞いてきた。

「いいよ。僕の名前は『明星 翔』」

「明星・・翔・・・・」

僕の名前を聞いたら・・・・なぜか悩んだ。
そしてしばらくしてから。

「・・・ねえ、翔って読んでいい?」

真面目な顔をしながら聞いてきた。

「いいよ」

あっさりと僕が承諾したら。

「え!?いいの!?」

何故だか知らないけど、驚いたみたいだ。
・・・・一体何処に驚くような要素があったかな?

「あ、ごめん!気にしないで良いよ」

照れ隠しをするように誤魔化した。

「私の名前は・・・・・」

といいかけた所で急に止まった。

「・・・・どうしたの?」

「いや・・ね・・・」

その子は少し悩みながら
小さい声で『いいけど・・・う〜ん・・・もし・・・したら』と独り言をぶつくさ言いながら。

「ま、いいか」

と一人でなっとくして。

「私の名前は『リン・クレンジェン』だよ」

そう彼女は名乗った。



感想、評価、又はその他。
・・・・まあ色々とそこら辺を含めて、出来たらよろしくお願いします。











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