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どうやらポックリ逝ってしまったようですw

どうもこの作品で主人公をやらせてもらうことになった根本 智哉だ。

ちなみに二十歳で彼女募集中だったりする。


んで、本題に戻さしてもらう。


人生何が起きるかわからない。

いや本当、未来がどうなるかってわかんないよな。

俺は今まさに言葉通りの何かわからない出来事を体験している。


どうやら俺は信号無視した大型トラックにはねられ……転生するらしい。

いや、テンプレ乙ってw



まぁ、唐突だから順を追って説明しよう。

俺はある日、仕事終わりに中古品ショップ(とりまブッ〇オフ)によって欲しいゲームソフト買ってウハウハ気分で帰ったんだよ。


買ったゲームソフトがどんなのかって?

それは2××2年4月zb日にカ〇〇ンから発売されたのアクションゲームで、Zシリーズの作品で、ロ〇〇マンシリーズ15周年記念作品なんだ。XシリーズのZを主人公に置きつつも、従来のシリーズとは一線を画すキャラクターデザインや世界観、「正義」と「悪」が曖昧なストーリーとなって胸熱なのだ!

アクション部分は基本的にXシリーズのものを継承して……


と熱くオタク魂燃やして誰かに語っていたら俺の真正面にさ、青信号の歩道に大型トラックが突っ込んで来てるだよね。


人間ってさ、死ぬ瞬間に世界がスローに見えるって何かの漫画で書いてあった気がする。


それでもって俺は何を思ったかわかるかな?


「今日の朝にとっておいたプリン食えばよかった。」とか


「ゲームソフト買ったの無駄になったW」だよ


そして俺の視界は真っ黒に染まっちまいました。


でも、物語はここで終わらない。

終わってたらテンプレな転生したって言わねぇし。


絶対死んだと確信した光景も覚えてるし、あの時酒なんて飲んでねーから酔っぱいの夢オチでもねぇ。


俺は信号無視した大型トラックにひかれた。

あの衝撃は忘れられない(意味深)。


だが、生きていることはわかる。

だって今こうして考えることできてるし……


何でだろう?

何がどうなってんだ?

何となく気になって…

俺は閉じていた瞼を開いたのだった。


そして見えたのは真っ白な天井が見えた。


「・・・フッ、知っている天井だ。」


とりあえずボケることにした。


「いやいや知っている天井じゃないよね!?」


ツッコミありがとうございます。


起き上がって声が聞こえた方へ向くとボッツキュンボンな白い服を着た美女がいた。


「どうもはじめまして根本 智哉君。」


「どうもはじめまして。名前を知っていることに気になるが……」


俺は素早く、無駄のない動きで美女との間合いを詰めその手を掴む。


「え?」


「俺と付き合ってください!一目惚れしました。」


何告白してるって?だって俺のスゲェェェ好みなんだもん。


「えっ、ええええええッ!?」


彼女は顔を赤くして叫びました。



この後、どこからともなく現れたハリセンを持った天使君が「うるさいですよっ!妹が起きちゃうじゃないですか!?」と、俺と美女の頭をおもいっきり叩いた。


マジで痛いぜ。



「・・・コホン。」


ようやく落ち着いた美女が恥ずかしそうに咳をした。


「取り乱して失礼だったね。私は神様です。」


「頬を赤くして神様発言ってカワイイよ!!」


俺は笑顔でサムズアップ。


「えっ、いや、あの……////」


「コホン、神様をからかうのをやめていただきたいのですが。」


ハリセン天使君がまたハリセンで神様を叩く。


「~~ッ、痛いじゃない!何で叩くの?私は神様なのに!」


「早く智哉君に説明してください。(早く終わらせて帰りたいなぁ。)」


おいおい天使君、心の声が漏れてますよ。


「(T^T)、どうせ私は神様らしくないんだ………」


「はいはい、いじけないで仕事をしてください。」


orz状態の神様に厳しい天使君。


「ドSな天使君って…良いキャラしてんなぁ~」


まぁ、そんなことがありましてS属性の天使君に急かされながらも神様が死因についての事情を聞かされました。


え?俺の死因が紅茶によるもの?またまたぁ~

紅茶がこぼれて俺の人生を記した書類がダメになったと……そもそも俺達人類とか人生が書類でまとめられているのに驚愕してますはい。

天使君がドライヤーで乾かして復帰を心がけてみたけどダメだったと。

あ、これが俺の人生の書類?……うわぁ、完全に紅茶色だね。

スゲェ紅茶の良い匂いするよw

え、この後紅茶用意してくれるの?俺の死因であって少し引っかかるところはあるけど良い匂いだったし、頂くよ。


「それで、妹の天使ちゃんが事故って殺しちゃったから俺にテンプレである転生をさせてあげると。」


「そんな感じです。」


いまだに把握しきれてない俺の前に土下座している女神様。

ちなみに天使君は神様の後ろで優雅に紅茶飲んでます。


「・・・死因が紅茶って言うのは何か悲しいんだけど……」


俺は土下座している神様の手をとって立たせる。


「死んじまったのはショックだけど、俺は貴女に会えて良かったと思ってる。」


「えっ/////」


「転生なんてどうでもいい、俺とペプシッ!?」


ハリセンが俺の頬にクリティカルヒット!


「神様を口説かないでくれないかな智哉君。早くコノうすのろ(神笑)が仕事を終わらせないと僕のゴロゴロする時間が減っちゃうんだけど。」


「えっ、私がうすのろ?私、神様だよ!?て言うか神笑って失礼でしょっ!!」


神様がショックを受けていると天使君がうつ伏せに倒れている俺に近づいてきた。


「智哉君、転生してすぐに死なれちゃ後々面倒くさいからあの神様が願いを聞いてくれるから言いたまえ。」


え?何で天使君えらそうなの?


「じゃあ、神様とけ」


「結婚以外で……」


「(´・д・`)」


手厳しいね。


「なら、神様スペックにイケメンにしてくれ。それとテンプレなアニメやラノベに漫画ゲームキャラとかの能力や技が使えることと、創造能力で。」


「だって、神様良いですよね?」


「・・・・ハッ、あ、いいわよ。」


神様が指を鳴らした瞬間、俺の足下に穴が空いて俺は落ちたのだった。


「うそぉぉぉぉぉぉぉおおん!?」










「あ、神様。」


「なにルシファー君?」


「智哉君にどこの世界に行くか、どういう世界か詳しく説明してませんでした。」


「君、墮天決定かな……」


「神様から解放されるんですね。」


「まさかの確信犯!?」


「退職手当期待してますんでお願いしますね。」


「堕天するのに手当欲しいの!?」
























「はぁ、先が思いやられるぜ。」


とため息をつく作者である。

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