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低殺傷火器(ローリーサルウェポン) 27
「叔父貴。何しに来たんだ?」 

 元々要の生家である胡州大公西園寺家の三男から大公嵯峨家へと養子に出された嵯峨惟基。血縁では要の叔父に当たるのは誰もが知るところだった。

「仕事がさあ。ちょっと煮詰まってね」 

 それだけ言うと咥えていたタバコを足元でもみ消す。その様子はいつものにらんでいるような目のランの監視の下に行なわれていた。

「分かったよ、拾うよ」 

 めんどくさそうに吸殻を拾う嵯峨に大きなため息をつくカウラ。

「仕事って・・・また法術関係の話っすか?」 

 ランはそう言うとショットガンのセフティーを解除してターゲットに狙いを定める。

「ボスン!ボスン!」 

 発射された弾丸が正確にマンターゲットの首の辺りに命中する。

「まあな。結局は史上最初の法術のデモンストレーションをやった俺達だ。そのことに関しての問い合わせは年中無休だ。本当に体がいくつあってもたりねえよ」 

「元々質問とかに答える気はねえのに何言ってんだか・・・」 

 要はそう言うと同じようにランと並んで射撃を始める。

「そう言えば先日の火災事件では大変だったらしいな」 

「今更・・・」 

 カウラは諦めたように肩を落として弾の装填を始める。誠も仕方なく彼女をまねるように装填を始めた。

「演操術・・・面倒なことにならねえといいんだけど・・・」 

 心配そうにそう言うと嵯峨は立ち上がった。

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