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低殺傷火器(ローリーサルウェポン) 18
 そのまま廊下を進んでいくアイシャ。ぞろぞろとその後ろを要、誠、カウラにランが続いていく。

「制圧用の火器ってガス弾ですか?」 

 誠の問いにいかにも不機嫌そうな顔をして要が振り向く。

「そんなもん機動隊の仕事だろ?うちはもっと非常事態に適したのを使うんだよ。そもそもショットガン撃ちが言うことじゃねえぞ、そんなこと」 

 それだけ言うと満足したように足早に実働部隊詰め所と管理部の前を通り過ぎハンガーの広がる景色を見ながら階段を下りる。

 ハンガーは先月押し付けられた新型機のテストがいまだに続いていた。主に運用レベルでのメンテナンス手順の確認作業だということで中央で技術部の技師、島田正人准尉が指示を出しながらつなぎをきた隊員達が冷却用ポンプを担ぎながら走り回っている。

「お疲れさんです!」 

 誠は寮長を兼ねている島田に頭を下げた。島田はそれを見るとにんまりと笑いながら駆けつけてきた。

「おっ!皆さんおそろいで。キムの野郎のところですか?」 

「なんだよ、お前等には関係ねえだろ?」 

「西園寺さん。あれは次にはうちの餓鬼どもに撃たせる予約が入っているんですよ」 

「へえ、お前等もあれを撃つのか?」 

 要の声に頭を掻いて周りを見回す島田。

「おい!西園寺!」 

 ランの叫び声につられてそのまま要は島田を置いて技術部の詰め所が入っている一階のフロアーに駆け込んだ。

「技術部の人もやるんですか?」 

 誠の問いにただニヤニヤ笑うだけの要。そして先頭のアイシャは小火器の管理を担当するキム・ジュンヒ技術少尉が主を務める技術部第二分室の扉のドアをノックした。

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