挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
呪われた町 作者:ザックス
7/8

選択

パインが現れそして翌日ブレイク、パインの居場所が分からないままだった。向こうはこちらを観察しているのかもしれないがこっちにはそれを知る方法が無かった。

「なぁ、他に当ては無いのか?」

「そんなのあればもう試してるわよ。正直言って限界なのかもね...。食料も無限じゃないし、それにここは向こうの陣地、こっちの方が不利。出直して機会を見直すのが良いかもね。」

アルウェルの言う通りだった。
だが、パインを助けなければここに来た意味がない。ブレイクを倒さないと意味がない。

「もし、今帰らなきゃいけなくても俺は帰らない。そしてパインを見つけて連れて帰る。」

「分かってるよ。そんなこと言わなくても今すぐ帰るとは行ってないじゃないか。さぁ、行こうか。さっさと目的を済ませて元の場所に帰るよ。」

と、アルウェルが言い歩き出した瞬間だった。
物凄い音と共に周りの建物が崩れ始める。

「一体何が始まるんだ?」

「始まるんじゃない、終わるんだ。」

「どういうことだ?」

「この町はブレイクが支配している。それは魔法を使って、だから魔法をかけている持ち主が死んだら魔法は解けていく。ブレイクはおそらく今死んだ。だから町の魔法は解けて崩れ始めてる。」

「ブレイクが死んだ?一体誰が?」

「ここにいるのは私、ジーク、パイン、ブレイク、ブレイクの人形のような物、ということは考えられるのはパインだろうね」

「という事はパインは戻ったのか?」

「あんたとちょっと戦っただけで戻ったって事だね。あの時目の赤が濃くなったり、魔法なんかも当たらなかったのは多分帰ってこようとしていたところをパインにかかっていた魔法がパインを抑えようとしていだんだろう。」

「でも、どうやってブレイクを倒したんだ?」

「簡単さ、それは操られているふりをしていたんだろう。ブレイクも無敵じゃない。攻撃を受ければ血を流すし、命も無くなる。」

ということはもう終わりなのだろうか。こんなに簡単に終わるのだろうか...

「とにかくパインを探さないと」

「そんな時間はないし、それにその必要はないよ」

アルウェルが指を差しその方向を見てみるとパインが歩いてきた。

「時空が崩れてきてる、早く行くよ。あの子を連れてきな」

ジークはパインの方へ走って行く。

それは罠だった...。

パインの元へ走っていくジークを魔法が貫く。
足を貫かれたジークは地面に倒れる。

「アルウェル、パインを元の時空に返してくれ!」

ジークとパインの距離はまだかなりあった。そして、パインはジークのもとへ向かおうとしているようだが走れないようだ。

アルウェルはパインのもとに走る。
そして、もとの時空へと帰って行った。

そして、ジークが決めた選択はこの崩れ行く町ごと自爆することだ。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ