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呪われた町 作者:ザックス
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昔話

3人で昔旅をしていた。
アルウェル、ブレイク、もう1人はアルウェルが好きだったさはずの人。記憶は曖昧だ。3人は仲が良かった。しかし、アルウェルと3人目の仲間はお互い両思いでいつも引っ付いていた。
ブレイクはいつも2人から距離を置いていた。
それもそうだろう。なにせ2人がいちゃついてるところに入れるわけ無い。
3人は北に向かっていた。
当てもなく行き当たりで旅をしていた。
しばらくして遠くの方に町が見えた。
そこからだ。そこから何もかもが狂ってしまった。
町に近付こうとすると黒い霧のような物がものすごいスピードで目の前まで来ていた。
何をしたわけでも無いのに終わりだと確信できるほどの物だった。
誰よりも早く動いたのはブレイク。前に出て何の魔法か詠唱をし、ブレイクは全ての霧を吸収した。
ブレイクの最後の言葉は俺をちゃんと殺してくれだった。
霧を吸い込んだあと2人にブレイクは襲いかかってきた。
アルウェルが好きだった人の全て忘れてしまったがこれだけは覚えている。

「時間を稼ぐ君だけでも逃げてくれ」

一撃で血塗れになっていた。
ブレイクは狂ったように、血を求めるように笑いながら、狂いながら、涙を流しながら戦っていた。
アルウェルは逃げだ。恐くてそこに居れば死ぬことを確信して逃げた。
気付けば知らない町、そしてブレイクともう1人の姿、声、何もかもを忘れていた。
それからしばらくするとブレイクの噂を聞くようになった。凶悪だとか残忍だとかそんな単語が必ずついていた。
アルウェルは自分に誓った。
ブレイクは最後にちゃんと殺してくれと言っていた。あいつは好きでやっているんじゃ無い。あいつ自身の名誉のためにも殺すべきだと思った。
それからブレイクのことを調べて何年もたちコンテナタウンができたことを知った。
しかし、1人では何も出来ない。勝てるわけがなかった。そこで現れたのがジーク。
アルウェルはジークに可能性を感じた。
そしてジークにかけてみることにした。

___________________

「...と言うのが私の話さ」

ジークに話を終えアルウェルは立ち上がる。

「さぁ行くよ」

「それがあんたの過去か?」

「そうだよ、まだなんかあるのかい?」

「いや、別に...」

そして2人は歩き始める。当てはあるウェルにはあるみたいだった。
歩いてる間ジークはずっとアルウェルの話が気になっていた。黒い霧はなんなのか、それを吸収したブレイクは今のようになったのか、そして、アルウェルは平気なのか。

「ブレイク様の所には近づけませんよ」

声の方に振り向く。
そこにはパインが立っていた。
パインの目は紅く濁っていた。

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