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河野裕一の事件簿 2殺目
作:Daisy Wig



停電トリック


裕一はフロントに来ていた。
裕一:「すいません、ブレーカーはどこにあるんですか?」
フロント:「ブレーカーなら地下にありますよ。」
裕一:「その詳しい場所を教えて貰えませんか?」
フロント:「じゃあ、ちょっと待ってて・・・。」
フロントの係りは、物置に入って行った・・・。
そして、20秒ほどすると、物置から出てきた。
フロント:「ええと、これが館内の地図で、此処が今いる・・・。」
と、ブレーカーのある所を説明している・・・。
裕一:「(お風呂場か・・・。)」
裕一は、お風呂場に移動した・・・。
裕一:「(えっと、お風呂場の浴槽掃除用具室の中にあるんだったな・・・。)」
裕一は、それらしき部屋を見つけると中に入った。
室内は、掃除用具ばかりが置かれていた・・・。
辺りを見回すと、ブレーカーが入り口の扉の真上にあった・・・。
裕一は、傍にあった脚立を置いて上った。
ブレーカーを見ると、主電源の所に白い塊が見えた・・・。
裕一は、白い塊に触れた・・・。
裕一:「(接着剤!?)」
何故こんな所に接着剤の跡が?
そう思った裕一だったが、その疑問は直ぐに晴れた。
裕一:「(ん、さっきは気づかなかったけど、扉の前が濡れてる・・・。
そう言えば、この部屋には水道があるな・・・。
あっ、そうか!
解ったぞ、ブレーカーが切れる仕掛けを作った犯人が!)」
裕一は、急いでその場を離れると、フロントへ向かった。
裕一:「すいません!」
フロント:「な、何ですか、そんなに慌てて・・・。」
裕一:「停電が起きた時、フロント前を通った人っている?」
フロント:「停電が起きた時?
確か、破れたビニール袋とホースを持っていた女性が通ったよ。」
裕一:「それ、間違いない!?
ちゃんと証言できますか!?」
フロント:「えぇ、出来ますよ。
顔をはっきり見てますし・・・。」
裕一:「じゃあ今すぐ食堂へ来て下さい!」
フロント:「はい!」
二人は、食堂へ向かった・・・。
裕一:「ジュン、頼みがある!」
ジュン:「え、何、頼みって?」
裕一:「事件当時に食堂にいた人全員を今すぐ集めてくれないか!?
事件の真相が解ったんだ!」
ジュン:「あら、そう・・・。
じゃあ集めてくるから待ってて・・・。」
そういうと、ジュンは宿泊客を集めに行った・・・。
そして、入れ替わりに森本警部補が戻って来た。
森本警部補:「河野さん、例のあれ。
やっておきましたよ。」
裕一:「そうですか・・・。
あ、ついでだから、もう一つ頼まれて下さい。」
森本警部補:「今度は何ですか?」
裕一は、森本の耳に口を近づけて言った。
裕一:「・・・・・・をお願いします。」
森本警部補:「解りました。」
そう言って、森本はまたどこかへ行った・・・。












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