河野裕一の事件簿 2殺目(4/9)縦書き表示RDF


はい、この回では「裕一とジュンの秘密」では無くて、「JOKERについて」をやります。
では、小説スタート!

河野裕一の事件簿 2殺目
作:Daisy Katsura



JOKERについて


次郎警部:「それより、私の兄は何処に?」
裕一は、次郎に「先ほど出て行った」と説明した・・・。
次郎警部:「出て行ったのか・・・。
でも、何で出て行ったんだ?」
裕一:「JOKERと聞いたら、慌てて出て行ったよ。
理由は知らん。」
次郎警部:「JOKERねぇ・・・。」
裕一:「何か心当たりでも?」
次郎警部:「いや、無いけど・・・。」
次郎さん、怪しいよ?
めっちゃ怪しいよ?
裕一:「まぁ、取り敢えず、遺体の身元でも確認しておきましょうか。」
森本警部補:「そうですね。
次郎さん、手伝って貰えます?」
次郎警部:「それなら結構ですけど?」
裕一:「では、お願いしますよ。」
三人は遺体の身元を証明する物を捜した・・・。
だが、ろくな物は見つからなかった。
それどころか、部屋のカギ以外は何一つ出て来なかった・・・。
と、そこへ、見窄みすぼらしい青年が声を掛けて来た・・・。
裕一:「どうしました?」
見窄らしい青年:「あ、あの・・・僕・・・その・・・。
ひが・・・被害者の・・・な・・・名前・・・し・・・知ってます・・・。」
やけに緊張してるな・・・。
裕一:「何と言う名前ですか?」
猛「あの、僕、小島 たけると言います・・・。」
いや、そうじゃなくて。
裕一は被害者の名前を聞いてるんだけど・・・。
猛:「あ、す・・・すみません。
被害者の名前ですよね・・・。
被害者は、時遠ときとお たけしです・・・。」
時遠 毅?
あのプロローグに出てきた?
裕一:「ほぉ、時遠さんですか。
その時遠さんと、貴方はどういう関係ですか?」
そうだ、どういう関係だ!?
猛:「時遠さんは、僕の命の恩人なんです。」
それはまたどういういきさつ?
猛:「僕、10年前に、暴漢に襲われてる所を、時遠さんに助けて貰ったんです・・・。」
それで?
猛:「それ以来、僕と時遠さんは仲良くなったんです・・・。」
ほぉ、成る程・・・。
裕一:「成る程・・・。
所で、時遠さんとは、どんな感じの人だったんですか?」
猛:「時遠さんは、真面目で良い人でした・・・。
今日も、時遠さんと一緒に・・・。
って、あれ?
郡山さんじゃないですか?」
次郎警部:「あの、私の事ご存知で?」
猛:「ご存知って・・・。
郡山さん、時遠さんと親友だったじゃないですか!
5年前の夏だって、僕たちと此処に一緒に遊びに来たでしょ!?
忘れちゃったんですか!?」
次郎警部:「5年前?
何の話だね?」
その郡山って、初郎さんの事か?
裕一:「あの、その郡山さんってのは、初郎さんの事ですか?」
猛:「はい、そうです・・・。」
ビンゴ!
裕一:「(ビンゴ!)」
え?
次郎警部:「君は、初郎兄さんと知り合いなのかね?」
猛:「はい、それはもう、色んな意味で。」
どんな意味?
次郎警部:「色んなと言うと?」
猛:「だから、色んな意味ですよ。」
次郎さん、これ以上は何も聞けないと思うよ・・・。
猛:「そう言えば、初郎さんって、刑事なんですってね。
確か、5年前に会った時にそう言ってました。」
5年前?
猛:「初郎さん、5年前にあるレストランで強盗犯をやっつけた事があるんです。」
次郎警部:「強盗犯を?
何でまた?
ウチの兄貴は殺人事件を中心扱ってる人だよ?
それなのに何故なぜ強盗犯を?」
猛:「偶々ですよ、偶々。」
偶々・・・?
猛:「そう、あれは5年前の夏だったかな。
丁度その時、あだたらへ三人で遊びに来ていたんです。
それで、その帰りに立ち寄ったJOKERって言うレストランで偶然にも強盗事件に巻き込まれたんです。
当時、強盗は三人でした・・・。
そして、その三人の内の二人が店内で暴れたんです。
初郎さんは、回りの人をこれ以上傷つけない様にと、持っていた拳銃でその二人を撃ちました。
二人は、頭を銃弾が貫通して即死でした・・・。
残った一人は、逃走しました。
それを、時遠さんが追いかけたんですが・・・。
途中で見失ったんです・・・。」
と、その時。
入り口の方から「パァン!」と言う銃声が聞こえた・・・。
そして、次の瞬間には、小島さんがその場に倒れていた・・・。
裕一は、即座に入り口の方を向いた。
しかし、そこには誰もいなかった・・・。
小島の頭に、銃弾が貫通していた・・・。
幸い、意識だけは残っていた・・・。
裕一:「小島さん?
小島さん!?」
裕一は小島に話し掛ける・・・。
が、小島は、左前頭葉を撃たれ、言語障害が出ており、上手く喋れなかった・・・。
裕一:「(くっ、言語障害が出てる!)」
小島は、何かを言いかけた・・・。
猛:「J・・・JO・・・だ・・・。」
そして・・・。
「パァン!」
二発目の銃声が入り口の方から聞こえた・・・。
裕一は、今一度そちらを向いた・・・。
しかし、今度も誰も見つからなかった・・・。
JO・・・。
恐らく、小島が言い残したかったのはJOKERの事だろう・・・。
だが、言語障害が起きていて喋れなかった・・・。
まぁ、そんな所だろう・・・。
裕一:「(同感だ・・・。)」
え、また作者の声が聞こえたの!?
不思議な奴だな、全く・・・。
コイツはいつかとんでもないビッグな奴になるかもしれない・・・。
今はそれを見届けてあげよう・・・。
裕一:「あ、まずい!
このままでは非常にまずい!」
何がまずいのだろうか・・・。
森本警部補:「河野君、何がまずいの?」
裕一:「犯人は、JOKERと言うレストランの関係者かもしれない。
だとすると、初郎さんが危ない!
もしかすっと、もう手遅れって可能性もある!
兎に角、初郎さんを捜そう!」
ほぉ、そう言う事か・・・。
だが、手遅れでないと作者にとっては不都合なんすよね・・・。
って事で、次話へ!


はい、JOKERについてが終了しました。
って事でゲストの木之本 ジュンさん、ご感想を・・・。
ジュン:「作者さんって、何かやりたい放題よね・・・。」
はい、だって作者は神同等ですから・・・。
だからこんな事も出来るんですよ。
裕一:「ジュン、俺はお前が好きだ。」
ジュン:「私も、貴方が好きなの・・・。
って、何さらすんじゃい!
恥ずかしいじゃんか!?」
何か、キャラ変わって無い?
って事で、次話は第三の事件です。
次話はウケ狙いで行きますんで宜しく!
要するに、小説内に第四者(作者)の介入ですね。
それじゃ、二人はそこでいちゃいちゃしてなさい!
ジュン:「こら、話はまだ終わってねぇ・・・って、裕一君!?
やめてぇーっ!」
んじゃ、さいなら!











ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




BACK | TOP | NEXT


小説家になろう