ブックリスト登録機能を使うには ログインユーザー登録が必要です。
第二十一話
              第二十一話  わしの考えた最強ロボ
「このロボットは凄いぞ!」
 博士は相変わらず言っている。
「核ミサイルの直撃も怖くはない!」
「ちょっと待ってよ!」
 華奈子がそれに突っ込みを入れる。
「何でそんなに頑丈なのよ!」
「知れたこと!」
 博士はまた叫ぶ。
「この巨大ロボ名付けてエンペライザー!」
「また凄い名前ね」
 美奈子はその名前に空いた口が塞がらない。
「要するにあれでしょ。あのイ○ペライ○○」
「美奈子、伏字になってないわよ」
「とにかくじゃ!無敵、無敵!」
 ロボットを横に高笑いを続ける。
「何があろうとも!」
「・・・・・・どうする、皆」
 華奈子は皆に問うた。
「あれ」
「どうするって言われても」
 梨花もどうしたらいいかわからない。まずは攻撃を仕掛けているがそれでも攻撃をする側から回復しているのだ。
「これはちょっと」
「回復力が半端じゃないわ」
「その通り!」
 美樹の言葉にも答える。
「だからこそわしのエンペライザーは無敵なのじゃ!覚悟せよ!」
「困りましたね」
「困るどころじゃないわよ」
 春奈に赤音が突っ込みを入れる。
「これはねえ」
「どうしようかしら」
 美奈子も流石にいい案は出ない。
「このままめいめいで攻撃しても。これは」
「何にもなりそうにないわ」
 華奈子も同じ考えだった。
「こんなの相手だと」
「無駄!無駄!無駄なのじゃ!」
 博士はそんな彼女達をよそに笑い続ける。
「このエンペライザーは世界を征服できるのだからな!やがてこれを作って宇宙にわしの名を轟かせてやるわ!」
「・・・・・・どっちにしろさ」
 華奈子は高笑いを続ける。博士を見て皆に言う。
「あの博士は放っておけないわね」
「ええ」
 美奈子がそれに頷く。
「絶対にね」
「世界征服どころじゃないわね」
「何っ、世界征服!?」
 博士はその言葉に眉を顰めさせてきた。
「下らん」
 そしてこう言う。何か考えがあるようであった。


第二十一話   完


               2007・3・28

小説・詩ランキングsite_access.php?citi_id=254078182&size=200


+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。