プロローグ(第二部)登場人物
プロローグ(第二部) 主要登場人物
○佐山貴大(20歳)
VRMMORPGの≪Another World Online≫をプレイ中に異世界へと落っこちた男。少し前に、おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。
相変わらずユミエルに尻を叩かれながら、毎日毎日何でも屋稼業に勤しんでいる。
第二部では、過去からの因縁が、彼の平穏な生活を脅かす! 次章に出てくるカウフマンさんとか。
○ユミエル(14歳)
何でも屋〈フリーライフ〉の住み込み従業員。肩にかかるほど髪が伸びてきたので、そろそろくくるか切るかと考えている妖精種の少女。
相変わらず貴大の尻を叩きながら、毎日毎日何でも屋稼業に勤しんでいる。
第二部でも、メインヒロインの風格を見せつけてくれます。新装備も充実しますよ!
※〈スタンガン〉
ユミエルの新装備。優介が作って、飽きて共用アイテム・ボックスに放り込んでいた短銃型のマジック・アイテム。トリガーを引くだけで、即座に雷魔法を発射できる。ただし、弾倉型雷魔石一つにつき、一発のみ。弾倉型雷魔石を取り換えても、再使用までには時間がかかる。弾倉型雷魔石は再充電可能。
利点は、無詠唱、SP消費なし、威力や効果に少しだけボーナス。そして、誰でも使えること。
欠点は、連射不可、汎用性なし、弾倉型雷魔石に籠められる雷魔法は中位まで。
○ミーシャ・ブランシェ(22歳)
栗色の髪の毛の、明るく元気な道具屋のお姉さん。お母さんに似て、年下ならば成人男性ですら「くん」づけで子どものように接するような人。超ポジティブシンキング。
別名・〈ポイズン・ガール〉。彼女が調合するポーションは、ねずみとりから害虫退治、果ては「武器」として魔物との戦闘にも使えるため、この二つ名がついた。だが、彼女は自作のポーションが人々を癒していると思っている。知らぬは本人ばかりなり。
いかれた味覚を生まれもったミーシャさんは、今日も今日とて「おいしく飲める」ポーションを調合する……。
二十歳になった時、店主の座を母親から譲り受けた。
※今回作ったお薬〈アップル・ポーション〉について
☆りんご味の、飲みやすいポーション。怪我にも効くけれど、疲れには特に良く効く優れモノ! 大人から子どもまで、誰でもおいしく飲めるお薬です。(本人談)
★腐ったゲロ味の、飲むべきではないポーション。体にもキクけれど、心には特に良くキク優れモノ! 大人から子どもまで、誰もが地獄を見るお薬です。(実際の効能)
ミーシャはポーションとして売っているが、実際は害虫、害獣退治の劇薬として用いられている。また、下級の魔物に飲ませれば、全身の体液が沸騰し、のたうち回った末に弾けて死ぬ。あまりにグロテスクな光景に、好んで使う者はいないとか。
いずれにせよ、とてもよく効くので、ある意味ニーズに応えているとはいえる。
○アリーシャ・ブランシェ(41歳)
ミーシャの母。ミーシャと同じく、髪は栗色。夫に先立たれたが、女手一つで道具屋を切り盛りし、娘を立派に育て上げた強い人。芯は強いが、性格はおっとりとしている。
優れた鑑定眼を持ち、道具屋〈アップル・バスケット〉の仕入れを一手に担っている。最近は、成長したミーシャに任せられることも多くなって、お母さん感激。
このように、優秀な商売人ではあるのだが、娘にだだ甘なのが珠に瑕。ミーシャが何をしても、「ミーシャちゃんはすごいね」と褒めまくる。貴大が「汚泥」と評したポーションが欠かさず店に並ぶのは、だいたいこの人のせい。
初登場時の台詞は「WOW!」。これでいいのか、アップル・バスケット。
○マクシミリアン・ヘルバルト(55歳)
帝国出身の老鍛冶職人。毎日毎日、人殺しの道具を機械的に作り続けることに嫌気が差し、イースィンド王国へと出奔した。以来、グランフェリアの片隅で、包丁や鍋、お玉などを作ったり直したりしている。
武器や防具は、彼がよしとする人物のものだけを扱っている。その判断基準は本人しか知らない。
グランフェリアでは、「マーク」と名乗っている。
次章、学園編。
ニ年生になったフランソワたち。留学生。新しい先生。
彼らに、初代学園長の魔の手が迫る!
こうご期待^^