その昔、魔法民族であるコルサ族と農民族であるウェド族は憎しみあっていた。――コルサが魔術でウェドの民を呪い殺した――そんな噂から争いは始まり、ついにコルサはウェドを迫害。その生き残りであるシェスカはコルサの優しい民によって育てられ、やがてコルサ族のトールと恋に落ちる。しかし、トールの父ジュドーは、我が子に対する間違った愛情から、彼らの仲を引き裂こうとするのだった。そんな父を憎むトールの姉、ユーリ。彼女は父の呪いを受けた弟に悲痛な叫びをあげた。「トール!それはあなたの恋人なのよ!」生まれを違えた者たちの、悲しい愛の物語。
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N5990E
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14938文字(約30分)
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通常小説[短編作品]
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ファンタジー
中世 涙 シリアス 恋愛 少女 殺人 魔法 悲劇 少年 魔法使い/魔女
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生き残り キメラ
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その可憐な少女は、丘の上にたった一人で暮らしていた。彼女は大きな犬と黄色い小鳥を飼っていた。名を、シェスカといった。普段トールがクランベリーの丘まで出かけることはまずない。なぜならトールたちコルサ族は、魔法族だからだ。魔法族は東の森に住む。クランベリーの麓までは、ハープ川を渡りミルの坂を上り、 |