プロローグ
俺は勇者”轟雄也”だ。
魔王を倒すため多くの試練を乗り越えてきた。
その旅ももうすぐ終わりそうだ。
そう!魔王の城はもうすぐそk
「起きろおおおおおおぉぉぉぉぉ!!!!!!!」
俺の都合のいい憧れの世界は開始約60文字であっさり崩れ去った。
「まだ夜までは8時間はあるぞ!!」
ここは俺の通っている学校、今は五時間目でいつも夢の中の都合のいい世界を旅しているはずだった。
それが、新任の先公に邪魔されようとは・・・
「・・・ぉぃ、聞いてるのか!」
「すいません、聞いてませんでした。」
ここで抵抗すると厄介なことになりそうだ。
「まったく、お前は大学に行く気があるのか」
教卓で竹刀を振り回している先公の愚痴を華麗にスルーして窓の外に目をやった。
外では、今日の気温と天気がスピーカーから流れていた。
『今日11月26日午後二時の天気予報です。東京全土快晴、気温は30℃です。』
あぁ、今日も暑いな・・・
気づいたときには俺は都合のいい世界にいた。
現実に帰ってきたときに身長が1、2cm高くなっていたのは言うまでもないだろう・・・ |