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外伝:ニーナの冒険





 財宝の眠る地下迷宮が存在し、人の生活圏から外れた森や山には凶暴なモンスターが徘徊する、剣と魔法と冒険の大地フラキウル大陸。

 多くの冒険者達が活躍するこの大陸には、様々な困難に挑む冒険者達をサポートする組織が存在する。そんな『冒険者協会』が運営する施設の一つ、グランダール王国の国境の街バラッセにある訓練学校では、日々新たな冒険者が育成されていた。


 その日、いつもより早く目覚めたニーナは、支度を済ませると緊張した面持ちで訓練学校の校舎に向かう。今日は昇級試験を受ける日だ。


「ニーナ!」

「あ、ルカベル」


 校舎前で幼馴染のルカベルに声を掛けられる。冒険者の両親を持ち、自身も既に一人前の冒険者としての資格を持つ彼は、今もこうして訓練学校を訪れては、ニーナの様子を見に顔を出す。


「今日は昇級試験なんだって?」

「うん、エルメール先生とリシェロ先生が担当してくれるの」


 訓練学校の段位は四段階まである。一番最初の基礎を学ぶ期間にある者を『初心者』クラスとして、基礎知識や戦闘訓練を一ヵ月から二ヶ月ほど受ける。基本的に実戦は無し。

 一つ上がって『未熟者』クラスになると、応用を学び始める。約三ヵ月、実戦訓練で引率者とダンジョン等へ赴くようになる。

 更にクラスが上がると『修行者』となり、そろそろ力が付き始めて自分の方向性を決める時期に入る。こちらも約三ヵ月。試験内容として、冒険者協会から簡単な依頼なども受けられる。

 そうして訓練学校の課程を全て終えると『修業者』となり、卒業して一人立ち出来るようになる。現在ニーナは『未熟者』クラス。今回の昇級試験を合格すれば『修行者』クラスに上がれる。

 未熟者クラスでは一部の例外を除いて殆どの生徒が、まだ自分のスタイルを確立させていない。近接戦闘型なのか、魔術を扱うのか。はたまた弓のような飛び道具を使うのか、或いは支援系の治癒術か。

 冒険者協会には数多くの冒険者としての職業(スタイル)が登録されているので、それら先人の記録や資料を参考に、自分のスタイルを決めるのだ。大抵の場合、既存の職業の何れかから自分に合ったものを選ぶ事になる。

 全く新しい独自のスタイルを生み出す者もいるが、様々な状況下でその職業が抱える問題の洗い出しも済んでいる、実績ある既存の職業に就いた方が無難だからだ。


「ニーナは、やっぱり弓士を目指すのかい?」

「うーん、ずっと使ってるけど、あんまり自信ないのよね……」


 弓を選んだそもそもの理由が『敵に近付かなくていいから』なのだ。


「やっぱり冒険者に向いてないんじゃないか?」

「……頑張るもん」


 ルカベルは今でも、ニーナが冒険者になる事には反対の立場を取っている。

 彼女を危険な目に遭わせたくないというのが彼の本心でもあるが、モンスターに同情心を懐く等、過酷な冒険者の在り方に向いていないと思うのも理由の一つであった。

 しかし、ニーナは諦めない。彼女の秘めたる気持ち。それは、ルカベルと同じ場所に立って一緒に歩きたいというものだった。


(追い掛けるって訳じゃないけど……待つよりは付いて行く方がいいよね)


 本人には照れくさくて絶対に言えないが、そんな思いを胸にニーナは冒険者への道を歩む。


「それじゃあ、気を付けてな。くれぐれも無理しちゃ駄目だぞ」

「うん、分かってる」


 校舎の出入り口でルカベルと別れたニーナは、講師のエルメール達が待つ準備室へと向かった。


「来たか、ニーナ」

「エルメール先生、リシェロ先生」


 剣士エルメールと治癒術士リシェロ。準備室では、試験官を担当してくれる二人が待っていた。バラッセのダンジョンはモンスターが居なくなって試験に使えないので、以前、強化合宿で訪れた山の麓まで赴いての試験となる。


「直ぐに出発するぞ、準備は出来ているな?」

「はい、大丈夫です」


 荷物を背負ったエルメールの問いに、ニーナは自分の鞄を確認しながら頷いて答えた。リシェロは緊張気味なニーナを気遣いつつ注意事項を告げる。


「道中の行動も試験の観察対象になるから、油断しないようにね」

「はい、よろしくお願いします」


 二人の後に続いて訓練学校の馬車乗り場へと向かう。護衛に防衛隊のガシェ達も来るので、安心して試験に挑めるという訳だ。

 馬車乗り場に着くと、部下達と雑談していたガシェが声を掛けて来た。


「いよぉ、来たか。そんじゃ出発だな」


 こうしてニーナの昇級試験が始まった。



 お昼頃、目的地の麓に到着したニーナ達は、早速キャンプのテントを張り終えると、試験内容の確認を行う。


「道中と拠点の構築には特に問題は無い。今日は山中の夜間行軍も行うから、そのつもりでな」

「はい、頑張ります!」


 簡易テーブルに地図を広げて、エルメール教官から告げられた行軍ルートを、ニーナが地図上に記していく。

 一応、この辺りには変異体の猛獣も確認されているが、強化合宿に使われる場所なので、ある程度は定期討伐で数を減らしてある。ダンジョンに比べると危険度は低い方であった。


 夕方までは休息も兼ねて座学の復習などして過ごし、日が暮れる頃から山中へと踏み入る。

 ルートは麓から山奥に入る少し手前の、切り立った崖の壁面まで。強化合宿の時に遭遇した、大蛇の変異体が下りて来たと言われている滝を目的地に進む。

 そこで半日ほど野営し、深夜過ぎに出発して明け方に麓のキャンプまで戻って来る道程だ。普通の猛獣や変異体との戦闘も予想される。

 戦闘は回避しても良いし、そのまま戦っても良い。その場その場でニーナ自身が適切な判断を下し、それをエルメール達が採点するという方式。


「頃合いだ、出発するぞ。ニーナ、隊列の編成を決めろ」

「は、はいっ、ええと、エルメール先生が先頭で、殿(しんがり)をリシェロ先生、間にわたしの編成で」

「分かった。それじゃあ行こうか」


 隊列を組んで出発する試験一行。麓のキャンプには護衛で同行して来たガシェ達が残っている。彼等はイザという時に救援に向かえるよう、朝まで待機するのだ。


「がんばれよー」


 ガシェ達に見送られ、ニーナの試験パーティーは夜の山中へと踏み入った。

 キャンプ地に焚かれる篝火の明かりも届かなくなって来た頃、足元も見え辛い暗闇が広がる山道を前に、ハッとなったニーナが慌てて指示を出す。


「あ、明かりをっ、ええと、リシェロ先生が魔術の光源を出してください!」

「りょーかい」


 くすっと、ほほ笑みながら了承したリシェロが、魔術の光源を出して周囲を照らし出す。


「ようやく気付いたか。まあ、この位であれば減点対象にはならんな。今回は見逃してやろう」


 エルメールは厳しいながらも、初めて現場に出ての実践試験なので、パーティー内での行動指示を忘れていたニーナの失点には目を瞑った。


「うう……すみません」


 今回の試験はニーナの冒険者としての資質を測る為のものなので、彼女がパーティーのリーダーとして各種行動を判断し、仲間に適切な指示を与えなければならない。

 誰かと組む場合も、従える場合も、様々な状況での立ち回りを覚えておかなければ、仲間を窮地に追いやり、即座に死に繋がる危険もあるのだ。


 暗い山道を慎重に登って行く。時折、前方や上空に光源を飛ばして周囲の安全確認をするニーナの行軍スタイルは、少々慎重過ぎるきらいがあるものの、安全第一という面では評価された。


「前方の木の枝に蜂の巣があるようだな。周囲に五、六匹の虫を確認」

「迂回しましょう。エルメール先生は接近する虫に警戒を。リシェロ先生は虫除けの術をお願いします」


 エルメールの蜂の巣発見報告に、速攻で迂回の判断を下すニーナ。逃げの一手ではあるが、決断の速さは評価出来ると頷くエルメール。

 そんな調子で目標地点を目指し、やがて壁面の滝の前に到着した。慎重過ぎて予定よりも到着が遅れているが、道中の堅実な立ち回りは、決してマイナス点にはならない。


「リシェロ先生は火を熾したら食事の用意を、エルメール先生はわたしと水汲みをした後、テントの設営に入ってください」


 指示を出す事にも大分慣れて来た様子のニーナは、リシェロが焚き木に火を灯したのを確認してから、エルメールと共に滝の傍まで水汲みに出た。


「あの、エルメール先生」

「うん? どうした」


「わたし、やっぱり消極的過ぎるでしょうか?」

「ふむ……確かに、今まで見て来た生徒達に比べると、格段に大人しいとは言えるな」


 滝の音を近くに聞きながら水汲みをしつつ、おずおずと訊ねて来るニーナに、エルメールはそう答えて反応を見る。


「やっぱりそうですか……」

「だが、積極的では無いというわけでも無いぞ?」


「? どういう事ですか?」

「危機回避や安全確保の為の決断は、寧ろ飛び抜けて早いと言えるな」


 少しでも気になる場所があれば、必ず安全の確認をしてから進む。完全に習慣化して身についている動きだとエルメールは言う。


「ある程度の実力を身に付けた者は、気持ちに余裕が出来た分、慣れが生じて油断するモノだ」


 あまり危険の無い試験場でなら、多少何かのトラブルが起きても対処出来るという自負に加えて、何かトラブルが発生した方が試験的にも美味しいと考える傾向がある。

 そんな心理も手伝って、僅かな危険の兆候を見過ごす場合がよくあるのだと。


「だが、お前はそれら危険の兆候を全く見過ごさない。これは常に危険と隣り合わせにある冒険者にとって、かなり重要な資質だ」


 危険を顧みず挑む姿勢も冒険者の醍醐味ではあるが、その中で常に危険を察知し、安全策を把握して仲間に提示出来る才能を持つ者は、パーティーにとっても必要不可欠な人材と言える。


「要は、自分に合ったやり方でその冒険を成功させれば良いんだ。スタイルの違う他人に考慮してやり方を変える必要は無い。これはお前の冒険者としての資質を確かめる試験なのだからな」

「は、はい。ありがとうございました」


 そんなこんなで試験の行程も半分を過ぎ、休憩のテントを片付けて壁面の滝を出発したニーナ達は、麓を目指して下山を始める。


「ルートはどうする?」

「えーと、元来た道を戻ります。途中の蜂の巣に注意です」


 下山ルートは複数あって、滝から流れる川沿いに下るルートが比較的勾配もなだらかなのだが、ニーナは登山ルートを戻る選択をした。既に道中の安全を確認しているからというのが最大の理由であった。

 登山時に十分な安全確認をした事が、山中を徘徊する獣除けにもなっており、一行は何事も無く下山する事が出来た。

 朝焼けに染まる山麓のキャンプ地に辿り着いたニーナ達を、留守番のガシェ達が出迎えてくれる。


「よう、おかえり。無事に戻ったみたいだな」

「留守役ご苦労。早速で悪いが撤収準備に入ってくれ」

「お疲れ、ニーナ。一応実践の試験はここまでだよ。よく頑張ったね」

「あ、ありがとうございます」


 リシェロの言葉に緊張を解いたニーナは、ほぅ〜と一息吐いてその場に座り込んだ。

 戦闘もありうると構えていた分、少々拍子抜けする部分もあるが、無事に終わって良かったと、荷物に身体を預けて横になりかける。そこでふと、山の中腹から落ちる滝が目に入った。


(あ、ここで気を抜いちゃだめだ)


 壁面の滝でエルメールに言われた事を思い出したニーナは、街に帰還するまでは油断しないよう気を引き締める。

 その様子をこっそりと観察していたエルメールとリシェロは、二人して頷き合う。試験の名目で動いている間の行動と、それ以外の時の行動も、試験官の目は常に対象を観察しているのだ。



 陽も昇り切る朝、一行はバラッセの街を目指して帰還の途に就いた。順調に行けば、昼過ぎには街に到着出来るだろう。


「そう言えばニーナ、お前は冒険者になるとして、どんな役割に就くつもりなのだ?」


 今回の『修行者』への昇級試験は問題無くクリア出来そうだが、弓も剣も満足に扱えない状態では、冒険者協会の簡単な依頼を受けるという修行者クラスの試験全般がかなり厳しくなる。

 一番簡単な採取系の依頼でも、採取場所にはそれなりの危険が潜むのだ。常に戦える誰かと組むという手もあるが、単独で小型の変異体討伐程度はこなせる腕が無ければやっていけない。


「わたし、治癒術を学ぼうかと思ってるんです」

「ほう? 魔術の才能があったのか?」

「いえ、実はまだ視てもらってないです……」


 試験が終わってから魔術の才能の有無を鑑定してもらうつもりだったという。


「魔術が扱えれば、簡単な術でも使い方次第で色々出来るんじゃないかなって」

「ふむ、確かにその通りだ」


 初歩的な魔術でも、上手く使えば目くらましや強力な罠にもなる。術者の創意工夫で色々な効果を望めるのが魔術の醍醐味だ。


「それなら、君に術者の才能があった暁には僕が治癒術の手解きをしてあげようかな」

「ほんとですかっ、リシェロ先生!」

「ああ、個人授業でじっくりと――って、エルメール、剣に手を掛けるのはやめてくれないか」

「気にするな、剣士としての習慣だ」

「お前ら、楽しそうだなぁ」


 帰りの馬車の中で和気あいあいと親睦を深めている講師と教え子達に、御者台のガシェが声を掛けたりする。そんなノンビリとした雰囲気で街道を行く訓練学校の馬車隊。

 と、その時、先頭を走る護衛の馬車が速度を落として、前方の異変を知らせて来た。見れば、街道の先に旅人風の男が座り込んで手を振っている姿。

 何かトラブルでもあったのだろうかと、ニーナ達を乗せた馬車も徐々に速度を落としていく。男が座り込んでいる街道の脇には、横転した馬車が見えた。


「どうやら事故みたいだな、街まで送ってやるか」


 御者台のガシェがエルメール達にそう告げると、護衛の馬車を救援に向かわせようとした。その様子を馬車の窓から見ていたニーナは、ふと違和感を覚えた。


「待ってください」


 実践試験で指揮を執っていた感覚を引き摺っていたせいか、思わず口に出してしまう。


「うん? なんだ?」

「どうした? ニーナ」

「あ……いえ、その」


 思わず口を押さえて赤くなるニーナだったが、リシェロが「何か気になる事でもあったのかい」とフォローに回る。エルメールも「気付いた事があるなら話すように」と促した。

 ニーナは恐縮しながらも、自分の考えを告げる。


「あの、このまま普通に近付くんじゃなく、護衛の馬車の荷台に防衛隊の甲冑の人を立てて、間に予備の弓とかも立てて、魔術の光源で周囲を照らしながら声を掛けた方がいいかなって……」

「ふむ。こちらの戦力を誇示しながら、誰何に近い方法で慎重に接触を図れと言いたい訳だな? あの怪我人を警戒する理由は?」


 冒険者の顔になっているエルメールの問い掛けに、ニーナは横転した馬車を指して言う。


「あの馬車、貨物用の幌付き中型車ですよね。前に同じ型の馬車を修理している所を見た事があるんですが、あの型って馬を繋いだまま横向きにしても大丈夫な作りになってるんです。なのに馬が居ないし、地面に車輪で削れた跡も見えないし、それに横転しちゃうほど荷物を積んでいたなら、幌がもっと崩れててもおかしくないのに、テントみたいにしっかり張られたままだし、何だか不自然だなって……思ったんです」

「……なるほど」


 エルメールが鋭い眼つきでリシェロとガシェに目配せすると、ニーナが提案した布陣が直ちに護衛の馬車と訓練学校の馬車で構築される。

 がっちり甲冑を着込んだ防衛隊の戦士が荷台に並び、その隙間に弓を持った軽装の戦士が控える事で、何処から見ても武装馬車という威圧感溢れる風貌となった護衛の馬車に、魔術の光源を四つほど同時に打ち上げながら続く訓練学校の馬車。こちらは魔術士が複数乗り合わせていると感じさせた。

 ニーナ達の馬車隊が街道脇で横転している馬車の近くまで来た時、街道に座り込んでいた男は突然立ち上がると、森に向かって走り出しながら叫ぶ。


「くそっ! ハズレだっ! ずらかれ!」


 途端に、横転した馬車の幌から複数の人間が飛び出しては、彼の後を追って行く。どうやら待ち伏せ盗賊団だったらしい。

 こちらの狙い通り、バラッセの冒険者協会関係者の戦闘集団が、何らかの任務で動いてると誤認したようだ。

 先程ニーナが声を上げず、護衛の馬車があのまま近付いて行ったとしても、乗っているのが甲冑に身を固めた戦士達だと気付けば盗賊達は逃げ出していたであろう。

 しかし、ニーナ自身が持つ知識から、違和感に気付いて警戒を促し、盗賊達に襲撃を諦めさせて安全に追い払えた功績は大きい。


「街に戻ったら、討伐隊を差し向けるよう協会に報告しよう。良い判断だったな、ニーナ」

「君が居ると悉く戦闘を避けられるようになるかもしれないね」


 これは一種の才能として誇って良いと、エルメールとリシェロに称えられたニーナは、嬉しくも恥ずかしくて照れてしまい、思わず俯く。

 そんなニーナに、ガシェが声を掛けた。


「お、見ろよ! 王子の魔導船団だ! 多分コウも乗ってるぜ」


 はっと空を見上げたニーナの視線の先を、三隻の魔導船が複数の魔導艇を曳航しながら通過して行く。グランダール王国の第一王子、レイオス王子が率いる魔導船団の冒険飛行。

 東の空へと消えていく魔導船団を見送りながら、ニーナはとある友人に心の中でエールを送る。


(頑張ってねコウちゃん。わたしもいつか、ルカベルやコウちゃん達と一緒に冒険出来るようになるから)


 今や自分の手の届かない存在になってしまった友人を想いながら、ニーナは"彼"の始まりの街でもあるバラッセの街へと帰還するのだった。






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