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白の武器神 作者:マテリアル

第1章

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やつあたり

遅れに遅れました。
誠に申し訳ないです。
これからもよろしくお願いします。

今回は軽く説明回ですよ
「というか!私はロリじゃないよっ!」
「はいはい、そうね〜」

抗議する私をヨミが適当にあしらう。コリンは横で苦笑している。

クルルさんの店を出て、フィールドへ向かう間ずっとこんな感じだった。うぅ…このごろヨミが冷たい…。

「落ちこまないで、レイ」
「コリン…」

コリンがとても優しい…。特に視線が…。

「客観的に見て、ロリだよ…?」

優しさが心に深々と刺さった。心が抉られた。血涙を流しそう…。

「で、でも!150センチはあるよ!」

言い返す私を見た2人は、そっと視線をそらした。

「な、なに?なんなの!?なんで目を逸らすの!?」
「なんでもないわ。気のせいよ」
「そうだよ。気にすることはないよ」

「…どうしよう、お姉ちゃん…。やっぱり言った方がいいんじゃ…」
「…堪えなさい。さすがにこれは傷つくわよ…」
「2人とも、何を話してるの?」
「…言えないね…。先生が見間違えたとか…」
「…言えないわね…。家のメジャーが狂ってるなんて…」
「ホントに何を話してるのー?」
「「なんでもないよ(わ)」」

ヨミとコリンが内緒話をしている。近くで誰かがコソコソと話してると、知りたくなるよ…。でも、直感で聞いちゃダメな話だって分かったからやめておく。

「そういえば、疑問なんだけど」
「なに?」
「普通のレベル1の人が、剣士見習いでSTR10の時、スライム倒すのにどのくらいかかる?」
「えっと、βのときから見て10回攻撃すれば倒せるよ」
「じゃあ、おかしいよ、やっぱり」
「何が?」
「スライムのHPが100だから、一撃で10くらい削れるんだよね?」
「そうだね」
「なんで、私の与えるダメージは数パーセントくらいなんだろ」
「あ…ほんとだ。変だね。なんか変な称号付いてない?《器用貧乏》みたいな」
「見たところないんだよ。そういう称号」

ほら、とコリンにステータスを開いて見せる。

「うーん…確かに《器用貧乏》しかない」
「ねえ、レイ」
「どうしたの?ヨミ」
「この武器スキルが黄色い枠で囲まれてるのはなんで?」

そういえば、そのことを聞いてなかった。

「取得した時からついてるんだよね」
「βの時の槌士見習いには無かったよ?こんな枠」
「なにか、関係あるんじゃない?」
「かもね。ちょっと見てみよう」

剣士見習いスキルをタップして、確認する。
最初は、呆けてしまった。そして、ゲーム内ブラウザを開いて計算する。
結果を見た私は血の気が引くのを感じた。

「うわ…これのせいか…」
「なになに?どうしたの?」

ヨミたちにも見えるように拡大する。

『《剣士見習い》:剣を上手く扱えるようになるスキル。初期スキル:武器(初期スキル:キャラメイク時に取得したスキル)

☆取り外し不可(期限:このスキルの進化まで)
☆初期スキル:武器と記入されたスキルを複数取得している場合、STR0.9倍(期限:このスキルの進化まで)(この効果は重複する)』

2人の顎ががくんと落ちる。そして、私は計算結果を2人に見せる。

『0.9×0.9×0.9×0.9×0.9×0.9×0.9×0.9=0.43046721』

「つまり、私のSTRは数値に0.4倍されてる。だから、最初の時にダメージが小さかったんだ。STRが8しかなかったから」
「これは…かなり辛い条件だね」
「そうね。ただでさえレベルが上がりづらいのに、レベルが上がってもほとんど上昇しない」
「スキルレベルをあげることが急務になったね。他の初期武器スキルも同じ効果付きだから、私のスキルで変更できるのは、2つしかない。しかも、その2つとも戦闘時に入れとかないと、レベルを上げづらい。このままだと新しいスキルが一切取得できない」
「鬼畜だわ」
「鬼だね」

「ねえねえ。この世界ってさ、武器特化に厳し過ぎるんだけど」
「言いたいことは分かるわ」
「昔運営を神って崇めてた私はバカだったんだなって思うよ、今なら」

これはやつあたり。だから、甘んじて受けなさい。

「「「滅べ!!邪神!!」」」

私たちの本当に倒すべく敵は、運営にあり。
運営は、プレイヤーの敵です(嘘)

やつあたり♪
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