潮と線香の町
前世では恋人だったんですよ。転入生の静香はそう言って指を絡めた。潮と線香の匂いが包む港町の海では、行方不明者が出る。静香も波のない穏やかな日に海に消えてしまった。また会いに来るという言葉を残して。薄暗く、前半は百合気味です。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。