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『橙の章』終了時点の人物紹介です。
ネタバレ含みますので、『橙の章』を読み終わった方のみご覧に下さい。
人物設定 橙
ヴィンセント・ワーナー伯爵 (ヴぃんせんと・わーなー)【魔人】
騎士団の主にして、世界の3分の2に賞金首に懸賞金を掛けている大富豪。
20年前に両親を天野カガチに殺されており、その復讐心から血の滲む努力によって単体でも人外と渡り合える程度の力量を手に入れた。
しかし、その実力は既に魔の領域に踏み込んでおり、それ故に『歴史』には選ばれずカガチに復讐を果たすことは出来なかった。
とはいえ、一度でもカガチを殺せたのだから、やはり大したものである。
夢の国の城を居城にしたり、娘に指揮を任せて決闘に赴くなど、結構やりたい放題の人。
だが親馬鹿。
今章後に本国へ帰還。
宝具は所有していない。

天倉竹 (あまくら たけ)【神の複製品】
元天岩戸、司令部所属。
無能。故に万能。白銀。デッドコピー。
高校2年生。神の一部を植え込まれた擬似神にして、4年前に天岩戸を崩壊させた張本人。
普通に高校生として過ごす傍ら解決士としてアングラな世界で様々な仕事をこなしている。
現在は天岩戸を崩壊させたメンバーで『十三夜』というチームを結成している。
端的にいうとわかりづらい人柄。
人を引き付ける何かを持っていて、水と油が多い十三夜のメンバーを繋ぎ合わせる接着剤になっている。
それとは別に彼はその銀色の眼で『彼女』を複製した結果、彼は一度でも『歴史』の舞台に立った美少女を、恋心で狂わす力を持っている。それ故に、彼が彼女たちの恋心に応えることはない。たが女性に興味がないわけではないらしい。
神具『夜月』を保有している。
その『夜月』と自らの能力『影見』影響で、身体能力と視力が3年前から現在進行形で低下しつつあるらしい。左腕は義手になっている。
今章では致命的なミスにより、アレクサンドラにプロポーズ。
ヴィンセントがこの国にいる問題は解決したものの、そちらの問題は解決の仕様が無い(解決するとヴィンセントが戻ってきてしまう)為、当面放置するつもりだとか。
仲間内でのあだ名はそのまま『竹』。
挿絵(By みてみん)

名称不明【炎脳】
騎士団2番隊隊長。部下数不明。
赤い髪の女性。馬鹿。
エドワードはビアンキと言っていたので、それが名前らしいが正式な名前は不明。
その実力は、十三夜のメンバーと1対1でやりあえるものだとか。
今章では最初に登場した以外は関わりなし。

名称不明【老騎士】
騎士団4番隊隊長。部下数不明。
小柄で矍鑠(かくしゃく)としていて、褐色の肌。
今章では最初に登場した以外は関わりなし。

エドワード・エルガー (えどわーど・えるがー)【剣手】
騎士団1番隊隊長。部下は邪魔になるのでいない。
聖剣の担い手。聖なる血を引くもの。聖者。王の剣。
人を惑わす正邪。
金髪で甘いマスク、フランクな物腰からは想像できない強さで当代一の若さでno.1まで上り詰めたツワモノ。剣の腕前は他の物に追随を許さぬ程で、聖剣と合わせた彼の実力は世界でもトップ10に名を連ねるだろう。
だが今章では、深翠と蒼香のタッグに白旗を揚げた。
騎士団の掟を他の騎士団員より重視しておらず、その事から一部の騎士団員からは慕われていない。
彼の行動には多々不審な点があるが、それらは全て『歴史』の調整者の一人としての行動。ただしヴィンセントに心から忠誠を誓っているのも本当。
何故ならそれら全てが『歴史』に記述されていることだから。
カガチ曰く、その在り方は『灰色』
宝具『聖剣エクスカリバー』を所有。
日に一度しか使用出来ないとはいえ、全てを焼き払うその聖剣の力は、全宝具中最高クラス。
今章後、ヴィンセントと共に本国へ戻る。


舘花直人 (たてはな なおと)【支配領域】
元天岩戸、戦闘部所属。
十三夜の中でも随一の戦闘力。スラッガー。
180センチを超える長身に、服の上からでもわかる隆々とした筋肉。
野性味溢れる顔立ちで、ショートスタイルの髪を茶系に染め、鼻の下と顎に整えたヒゲに、大きめの黒いサングラス。サングラスの下にはやや切れ長の瞳。
その風貌はワイルドなB系の兄ちゃんといった感じ。なのだが、中身は結構純情だったりする。
時間にはきっちりしていて常に5分前行動。
重力を支配する能力を持っている。その射程距離は舘花を中心に半径2メートル弱。
更に名称不明だが、獲物を引き付ける力を備えた黒い金棒を有しており、それは神具である。
自身が重力操作した中でも電柱ほどの巨大な金属の塊を、軽々と振り回す姿はまさにスラッガー。
イよりもヒに近い発音がポイント。
今章では、101人の騎士たち相手を殺す事無く、無傷で勝利する。
仲間内でのあだ名は『おいちゃん』。ただその由来は自分でも不明。

松田聡也 (まつだ としや)【創生の絡繰師】
元天岩戸、製作部所属。
明るい性格で十三夜の盛り上げ役。
かなりの女たらしであり、常に様々な女性と付き合いがある女好きのB-BOY。本人曰く、全て浮気でなく本気であるので問題ないらしい。しかし彼のそんな態度を大木直也は好ましく思っていないらしく、何かと突っかかってこられている。付き合った女性には確実に結構貢いでしまう癖がある。
やや太めで顎鬚と厳つい外見だが、声は割りと高い。
宝具『土人形(偽)』を所有している。
竹の義手を製作した。
今章では、最初に少しだけ登場。
どうやら脱ぐ癖がある模様。
仲間内でのあだ名は『松』『まっつん』

佐藤顕志 (さとう けんじ)【不明】
元天岩戸、戦闘部所属。
十三夜のメンバーの一人で、竹たちとは違う高校に通っている。
今章では、最初に少しだけ登場。
仲間内でのあだ名は『ケンジ』『ケンさん』『KJ』

黒澤怜 (くろさわ れい)【不明】
元黒の教団所属。魔法使い。
セミロングの髪を束ねて後ろで結び、少々吊り上った三白眼をした二十代半ばの女性。日々タバコとコーヒーで過ごしているらしい。
宝具の蒐集家であり、宝具のことになると、精神年齢が下がり子供のような顔をして古今東西飛び回る。その真意は全て竹の為であるらしい。
竹とは3年前からの付き合いで、姉のような友人のような微妙な関係である。
竹曰く、保護者。
今章では、黒須の依頼で大規模な結界を張る仕事を請け負い、その報酬として『黒の書』を入手。
黒須蛍の弟子にして腹違いの妹。

大神深翠 (おおがみ しんり)【月読の巫女】
本物の神の末裔。神格は月読の始祖に迫る。
黒髪、翠眼。
雪のように白い肌を持った美人で、蒼香とは対称的に日本人形のような顔立ち。誰に対しても敬語で話す、基本的には真面目な人。
普段は大人しいが嫉妬深く、怒りで我を忘れるタイプで、竹の事になるとその効力は倍以上になる。
『月夜見』という能力であらゆるものの記憶と記録を読むことが出来る。能力使用時には瞳が緑翠に輝く。
その他に『緑影の狼』、『神殿形成』など様々な能力を持っている、数少ない複数異能保有者。
特に『神殿形成』は、一つの異世界を創り上げるという神の業。ただ、その能力が発現するまでに時間が掛かるのが欠点。まだ成長過程である。
今章ではエドワードのメールを読んで、竹を追ってきた結果、夢の国の戦場へ参加する羽目に。
蒼香との初タッグで、エドワードの撃退に成功する。
挿絵(By みてみん)

山吹蒼香 (やまぶき そうか)【殺戮天使】
金髪、蒼眼。
平均よりやや小柄で華奢、西洋人形の様な顔立ちをしており色白の美人。性格はドライで勝気。実は寂しがり屋である。
『月読の巫女』と同値の神格を持っており、その戦闘能力は父であり、過去天岩戸最強の『無音の凶刃』に迫る。
形見のナイフに名前を付け、一枚の時が『一馬』、九枚の時が『九音』とした。
能力名は本編での記述はなかったが『九音展開』という。
人としても異能者としても成長した為、『呪歌』なしでも能力を発揮できるようになった。その際には、瞳が青蒼に輝く。とはいえまだ成長過程である。
今章ではエドワードのメールを読んで、竹を追ってきた結果、夢の国の戦場へ参加する羽目に。
深翠との初タッグで、エドワードの撃退に成功する。
挿絵(By みてみん)

本多雄貴 (ほんだ ゆうき)【不明】
元天岩戸、戦闘部所属。
短い茶髪の癖っ毛をしている、十三夜のメンバーの一人。
かなりの優柔不断で、たまにぶっ飛んだ発言をする。
今章では、電話出演した。
仲間内でのあだ名は『本』『本ちゃん』。

大木直也 (おおき なおや)【不明】
元天岩戸、技術部所属。
ひょろっとしていて背が高い。十三夜のメンバーの一人。
身長こそ十三夜で2番目に高いのだが、逆に身体能力は下から2番目である。
現在恋愛に関して6連敗中であり、そういう点からやや松田を妬んでいる節がある。
今章では、ちらっと名前が出てきただけで出演はない。
仲間内でのあだ名は『大木』。

荒川宿禰 (あらかわ すくね)【普通の女子高生】
普通の高校生。
竹と同じクラスで、人を安心させる可愛らしさと人付き合いの良さからクラスのアイドルとなっている女子。ただ実際の彼女は地味な性格であり、今のポジションをやや窮屈に感じている。しかし、持ち前の人の良さからそのポジションを頑張って、演じている健気な少女である。釜蔵に住んでいる。
実はかなり前から竹の本質を見抜いており、その観察眼はかなりのもの。しかしやや天然気質である為打ち消しあって±0になっている。
竹に淡い恋心を抱いているのだが、その切欠を思い出せないらしい。
喫茶店でウェイトレスをやっていて、それを学校側に無申請でしている事を違反だと考えている辺り真面目な子であり、自爆少女であり、タイミングの悪い健気な少女である。
だが、竹の危機を救ったという意味ではタイミングの良い、竹にとっての救いの天使になった。
その際、竹に蒼香と深翠への口止めを頼んだが、気付いてすらいられなかった可哀想な子。

秋野紅葉 (あきの くれは)【鬼姫】
銀髪、紅眼。『赤き秘宝』
生まれてからずっと石間山の地下に幽閉されてきた少女。
赤い着物に女の子らしくない口調。自分では饒舌ではないと言っているが、結構な饒舌家である。
鬼の力を取り込んだ秋野神楽の娘で『血液の搾取』とは別に『血液の炎焼』という能力を持っている。二種異能保持者。
その異能を使う際には、瞳が赤紅に輝く。
今章でも不遇のヒロインっぷりは衰えを見せず、名前がちょこっと出ただけで終わる。
挿絵(By みてみん)

アレクサンドラ・ワーナー (あれくさんどら・わーなー)【王女】
騎士団の主、ヴィンセント・ワーナーの娘。
ブロンドの髪、橙眼。
今章のヒロインであり、やはり美少女。豊満なボディの持ち主。特に胸とか。
通常はフレンドリーな口調だが、騎士団関係の話になると口調が変わる。
戦闘能力自体は決して高くは無い。ヴァイオリンの形をした、銃と剣を用いて戦う。しかもそれは普通にヴァイオリンとしても使えるという不思議武器。
エドワードの正体に薄々感づいていたが、味方でいるうちは良いかな、と放置していた辺り父親よりは融通が利く。
竹のプロポーズに心が乱され、エドワードの提案で竹と決闘、更に父親に代わって一時的に騎士団の指揮を執る。
決闘自体は、当然の如く敗北こそするものの、いつの間にか芽生えていた自分の恋心に気付く。
中々の策略家で、竹を未来の旦那様とする。
竹と電話番号を交換した。
彼女は父親のようにはなれないが、それ故にただの人として、天野カガチを殺害出来る運命を持っている。
今章の後、本国へ戻ったヴィンセントから宝具、『聖槍ロンギヌス』を託される。
彼女自身は、本国へは戻らず約束どおり父の代わりに残る。
挿絵(By みてみん)

甲斐輝明 (かい てるあき)【伽藍の軍使】
元天岩戸、作戦部所属。プレイヤー。
十三夜の頭脳で竹の数十倍頭が回るらしい。寡黙な人物。
松田と誕生日が一緒なのだが、性格は正反対で相性も悪い、とは竹の私見。
今章では、竹に色々と策を授ける。
本来は彼が登場するはずだった物語なのだが、その歴史は竹によって書き換えられた為、それだけの出演。
仲間内でのあだ名は『カイカイ』。ただ脇のみ『輝ちゃん』

ルートヴィヒ・シュトライヒャー (るーとヴぃひ・しゅとらいひゃー)【盾掌】
騎士団3番隊隊長。部下数100人。
褐色の肌、長身。王の盾。
ヴィンセントを妄信しており、アレクサンドラには恋心のようなものを抱いている。
部下思いではあるが、騎士団への忠誠の方が重い為、切り捨てる時は切り捨てる。
ただ結構なヘタレではある。
単体での戦闘力自体は、騎士団内でも高くは無い。むしろ最低ランク。
部下の数が多い背景には、そんな理由もある。
宝具『アイギスの盾』をその左掌に有している。
だがその全てを弾くはずの盾は、舘花の桁外れのパワーの前に敗れ去る。
部下を生かしておいてくれた、舘花に感謝の念を抱き、そしてもっと強くなる事を誓う。
今章後、ヴィンセントとともに本国へ戻る。

ルートヴィヒの部下 (るーとヴぃひのぶか)【100人】
皆が皆ルートヴィヒを慕っている。
今章では、全員舘花にあっけなくぶっ飛ばされるが、とりあえず一命は取り留めていた模様。

天野輝血 (あまの かがち)【白い暴君】
天岩戸のトップだった女性。怪物。
先代の天照とは彼女の事を指す。隻眼。白い外套を羽織っている。
メリーゴーラウンドの馬などを軽々と投擲する怪力を持ち、その身体能力もずば抜けている。
だが彼女の怪物たる所以は、心臓を破壊されようと、頭を吹き飛ばされようと、四肢を千切られ様と、死ぬこと無く再生するその体である。
蛇の名を持つ、彼女は殺されることはあっても、死ぬことは無い。
決して死ぬことがない彼女だが、その神性ごと殺されれば再生は出来ない。隻眼なのはその為で、その傷を負わせたのは竹。しかし、竹にはカガチを殺す『歴史』が無かった為、それ止まり。
最終的に彼女を殺すのは、ただの人であるアレクサンドラである。
『唯一の一』の作った『歴史』通りに物事を進める為に、舞台を整えている調整者の一人。
しかし今章では、殺しておくはずのヴィンセントを生かすなど、やや外れた行動を取る。全ては『彼女』のために。

黒須蛍 (くろす ほたる)【黒い魔法使い】
元黒の教団所属。男性。最強の魔法使い。
長身でやや細身、黒い外套を羽織っている。丁寧な口調。
黒澤怜の師匠にして、腹違いの兄。
以前、『黒の書』を入手した時に、『黒の教団』に所属していた人物を全て殺害した。
その中には当然。彼や怜の両親も含まれている。
『唯一の一』の作った『歴史』通りに物事を進める為に、舞台を整えている調整者の一人。
だが彼もカガチと同じく、今章では黒澤怜に渡さなくて良いはずの『黒の書』を渡すという、外れた行動を取った。全ては『彼女』のために。
とはいえ、監視カメラを全て破壊したりと、やることはちゃんとやっている。

名称不明【唯一の一】
全能。オリジナルワン。黒金。虹と黄金。
『歴史の筆記者』で『黒の書』を書いた人物。
一筋一筋が長く紡がれた、宝石のような七色に輝く髪。金色の瞳。
この世のものとは一線も二線も画した、悪魔めいた神々しさを持つ美しい顔立ち。
黒須蛍(黒の教団)、天野輝血(天岩戸)、そして、少し異色ではあるがエドワード・エルガー(騎士団)、という過去の三大勢力(騎士団のみ現存)での最強の人物を調整者として従えている。
しかしそれも彼女にとっては戯れ。
全ての究極点にあり、世界の終着点にいる彼女の退屈しのぎでしかない。
現在は彼女がこちら側に、創った世界で物語を観測していて、それ以外の時は寝ている。


お読み頂きありがとうございます。
例の如く、登場順での紹介で以前のものと被っていたりもします。

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アレクサンドラのラフ画を挿入しました。
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