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4月12日:新婚ごっこ

 「だったら……」

 『ウチの子になるか?』と言おうとしてやめた。

 またヤブヘビになりかねん。

 「何だ?」

 「いや、だったら、もっと息子の事も信用して欲しい物だ……飛んで来るなり俺がお前に何かしたみたいな言い方しやがって……」

 「実際にしてたじゃないか」

 ごもっともで……!

 「……たんに浮かれて様子を見に来る口実が欲しいだけなんだよ」

 「浮かれている?誰が?」

 「だからウチの親……特にお袋が。親戚以外の女の子がウチに来る事なんて初めてだからな……昨日もお前が帰った後、根掘り葉掘り訊いてきてマジウザかった」

 「お母さんに向かって“ウザイ”って言い方は無いだろ?……でも浮かれてるって事は、私が来た事を喜んでくれているって事か?」

 「そりゃあ、まあ……じゃあ、顔洗ってメシ取ってくる」

 この話も雲行きが妖しくなってきたので、席を立ってうやむやにする事にした。

 しかし部屋から出て行こうとした所で智代に呼び止められる。

 「ああ。……ん?取ってくる?待ってくれ!」

 「……何だよ?」

 「すまない。私に気を使ってくれるのは嬉しいが、お前の家の家族団欒を邪魔する気は無いんだ。だから家族と一緒に朝御飯を食べてきてくれ。私はここで待ってるから」

 一瞬お袋の事をもっとつっこまれるのかと思ったが、そんな事か。

 「気にするな。元からウチにはそんな物無いから」

 「え?」

 驚く智代を置いて、俺はその場を後にした。




 下に降りて洗面所で顔を洗い、居間を通ると親父が一人パソコンの前で朝食を食っていた。

 「ああ、彼女何て名前だったけか?」

 そのまま無言で背後を通り抜けようとしたが、待ち受けていたかの様に画面を向いたままそんな事を訊かれる。

 「坂上だよ……」

 「ああ、坂上さんか、昨日母さんから聞かされてはいたが、お前には勿体無いくらい可愛らしい子じゃないか……こんな朝早くに来たのには、少し驚かされたがな」

 「もう注意したよ」

 「折角の彼女なんだ、大事にしろよ」

 「わかってる」

 今更彼女じゃないと否定するのも面倒なので、それだけ答えて台所へと向かう。

 そこでもお袋が、小さなイスに座ってコンロをテーブル代わりにしながら飯を食っていた。

 「あんた、坂上さん来るなら前もって言いなさいよ」

 俺に気付くなりこれだ。

 やはりここでも素通りはさせてもらえないのか。

 「あいつが勝手に来たんだよ」

 「あら、そうなの?」

 するとお袋はニンマリと意味あり気でキモい笑みを浮かべる。

 しかし、すぐに表情を曇らせいつもの小言を始めた。

 「じゃあ、あんたの部屋も掃除してないんじゃないの?もう、だからこまめに掃除しなさいっていつも言ってるでしょ!大丈夫なの?坂上さんに嫌われたんじゃない?」

 「関係ねえだろ……」

 「無い訳無いでしょ!さっきもそれに驚いて喧嘩してたんじゃないの!?」

 クッ、やはり智代の怒鳴り声が聞こえていたか……。

 「……」

 「ちょっと!どうなの!?コラ、待ちなさい!」

 いい加減うんざりだ。

 どうせエンドレスな小言に対して黙秘を決め込み、俺はさっさと朝食を盆に乗せその場を去る事にした。

 



 「ただいま……って!!!?」

 部屋のドアを開けた瞬間、飛び込んできた光景に目を疑う。

 そこでは開かずの押入れが開け放たれ、その前で智代が封印されていた筈の大きなダンボールを今まさに開けようとしていたのだ。

 「ああ、おかえり」

 「何やってんだよお前は!!!?」

 ガチャンと朝食の乗った盆をその辺に置き、思わず声を荒げる。

 だが当の智代はまったく悪びれた様子も無い。

 「お前が戻ってくる前に、布団を片付けておいてやろうと思ったんだ。けれど、押入れを開けたら一杯でとても布団を入れるスペースが無くて、よく見たらこんな大きなダンボールがあったから、これをどかして布団を入れようとしたんだ」

 「誰がそんな事頼んだ!?今すぐそれを元に戻せ!!」

 「結構重かったが、一体何が入ってるんだ?」

 「いいから戻せっつってんだろ!!ああ、もう、どけ!!」

 堪らずその間に割って入り両手を掴んで押さえこむ。

 しかし智代は、やはり自覚して無いのか心外だとばかりに口を尖らせた。

 「そんなに怒らなくてもいいじゃないか!」

 「人の部屋を勝手にあさられたんだ!怒るに決まってるだろ!?」

 「あさってなんかいない!布団を片付けようとしただけだ」

 「同じ事だろ!?じゃあ、今日お前の部屋に行ったら、俺もお前の部屋を色々あさっていいんだな!?」

 「良い訳有るか変態!!そんな事を言われたら、お前を家になんて呼べないじゃないか!!」

 「だから……」

 と、その時、またもやお袋が階段を上がってくる音が聞こえ、そのまま押し黙って振り返る。

 「オーキ!坂上さんにまた何かしたの!?」

 「してねえよ!何でもねえって!」

 ドアに向かってぶっきらぼうに言ってから、一度智代を見てクイッとドアに向ける仕草で『お前も何か言え』と促す。

 「ん……?ああ……お母さん平気です!私は無事です!」」

 すぐには解ってくれず、続けて二回クイクイとやった所でようやく察してはくれたが、口から出たのはとても微妙な言葉だった。

 それじゃあまるで、本当に何かしようとはされたみたいじゃないか!

 「そう……坂上さん、何か酷い事をされそうになったら、すぐに言ってちょうだいね」

 「はい!ありがとうございます!」

 智代のはつらつとした声に安心したのか、お袋は余計な捨て台詞を残して戻っていった。

 まったく……何のコントだこれは……?

 しかしまあ、これではっきりしたな……。

 やはり親が居る限り、ここで“下手な事”は出来ないって事だ。

 例え当人の了承を得たとしても……。

 「お母さんにまた心配をかけてしまったな……なるべく大きな声を出すのは止そう」

 流石の智代も反省したのか、しおらしくなって殊勝な事を言った。

 お前が出すからだろ!

 と突っこみたかったが、また水掛け論になりそうなので止めておく。

 「なあ、オーキ……そろそろ放してくれないか?」

 「ん?ああ……とにかく、人の部屋の物を勝手にあれこれ触るなよ」

 しおらしくなったついでに、はにかみながら言われたその言葉でずっと手を掴みっぱなしだった事に気付き、照れ隠しに注意しながらダンボールを片付け始める。

 「そんな物入れたら、布団がしまえなくなるじゃないか」

 しかし智代は相変わらず納得いかないらしく、再びケチを付け始めた。

 「いいんだよ。ウチは万年床なの」

 「そんなの良く無いだろ?」

 「どうして?ベッドだって布団敷きっぱだろ?」

 「それはそうだが……大体中は何なんだ?」

 「何でもいいだろ」

 「何でもいいなら教えてくれたっていいじゃないか。あ!さてはHな本だろ?」

 悪戯っ子の笑みで言われたその言葉に、思わず閉めようとしていた手を止める。

 本人は冗談のつもりだったのだろう。それを見て、智代の顔から笑みが消えた。

 「ま、まさか本当にその中の物全部Hな本なのか?」

 「まだ何も言ってないだろ?」

 「お前だって年頃の男なんだ。そういった本の一冊や二冊はあるだろうと覚悟はしていた。でも、いくらなんでもそれは持ち過ぎだろ!?どれだけHなんだお前は!?」

 「だ・か・ら、何も言って無いし。それとも、本当はそれが狙いか?お前は朝っぱらから人の家に来て、エロ本探しに来たのか?」

 「そんな訳無いだろ!何度も言うが、私は良かれと思って布団を片付けようとしていただけで、お前の部屋を物色していた訳じゃないんだ!」

 「なら、もういいだろ?早く飯食わないと学校遅れちまうし」

 智代が襲来してきた時点では早過ぎるくらいだったのに、今は既に丁度良いくらいの時間になっていた。

 まったく、折角の朝の貴重な時間に、一体何やってんだろう?

 深く考えると頭痛がしてくるので、さっさと飯を食う事にする。

 「なあ……本当に家族で食べなくていいのか?」

 俺がTVの前のゲーム機等を置いているテーブルに向かって食い始めると、すぐ隣に座った智代は不安気に先程と同じ事を訊いてきた。

 「ああ。ウチは共働きでみんなバラバラだし、そもそも家族全員で食えるスペースが無いからな。正月くらいしか一緒に食うって事は無い」

 「どうして?」

 「どうしてって……玄関から階段上がってくる時見たろ?そこら中荷物だらけなの。ウチは家中あんな感じなんだよ。特に居間やキッチンは半分物置になってるし」

 「そうなのか……でも、まったく作れない訳じゃないだろ?時間だって一人一人が努力すれば、出来無い事もないんじゃないか?私の家も前はバラバラだったが、今は出来るだけ一緒に食べる様にしている。やはり一日に一度くらい家族で食事した方が良いと思うんだ」

 「別にいいよ……一人で食ってる方が気楽だし」

 「どうして?味気無いじゃないか」

 「てか、お前は朝飯食ってきたんだろ?」

 「え?ああ、うん」

 「そか。まあ、他所は他所、ウチはウチだ。でも、これでよ〜く解っただろ?ウチが人を呼べる様な家じゃ無いって事が……」

 俺は妙に拘る彼女の意識をいったん逸らしてから、身も蓋も無い言い方で結論付けた。

 今更ウチの家族団欒なんざ望んでないし。

 親や弟と一緒に飯食った所で、かえって気まずいだけだ。

 そしてそんな家族の姿も、みすぼらしいこの家も、人様にとても御見せ出来る物じゃないし、出来れば見られたくは無かった。

 なのに智代は、そんな俺の気持ちなんてまるっきり理解しようともせず、屈託の無い笑みで言ってのける。

 「そんな事は無いだろ。確かに荷物の多さには少し驚いたが、自営業なんだからそれは仕方が無いじゃないか。それに何と言うか……血の通った温かみのある“人が住んでる家”って感じがして、私は好きだぞ。お前の家」

 この家が好き!?

 そのあまりの衝撃に呆気にとられ、口に運んでいたウインナーをポロリと落とす。

 「あっ!」

 ハシッ!

 それにいち早く反応した智代が、見事空中でそれをキャッチした!

 おおっ、流石……!

 「もう、お行儀悪いぞ」

 「ああ、すまん」

 「あ〜ん」

 感心している場合では無かった。

 智代は立膝になって俺によりかかると、直接それを俺の口元に寄せてきたのだ。

 「いや、いいから!皿に置いてくれ」

 「どうして?ほら、直接食べさせてやる。あ〜ん」

 いや、それ一度俺がくわえたヤツなんだが……。

 気付いて無いのか、それともまったく気にしてないのか、智代は何の躊躇も無く無邪気に迫ってくる。

 「どうしたんだ?こんなに可愛い女の子に食べさせてもらえるなんて、お前には滅多に無い事じゃないか?ほら、恥ずかしがらずに口を開けるんだ。あ〜ん」

 恥ずかしいって、分かってるんじゃないか!!

 こいつまさか……全て解った上でやっているのか!?

 クソ……相変わらずどこまで天然で、どこまで計算なのかわからんヤツだ。

 「もういいから、お前食え……て、いや、やっぱ俺が食う!」

 だから俺が一度食いかけたヤツだそれは!

 て、落ち着け俺!テンパったら負けだ!

 「もう、一体何が言いたいんだ?ほら、早く食べるんだ。あ〜ん」

 「……あ〜ん……」

 観念して口を開け、彼女の細く白い指につままれたウインナーに食いつく。

 微かに彼女の指が唇に触れドキリとする。

 「どうだ?美味しいか?」

 「まあ……」

 本当は味なんか判らなかったが、智代が満足そうなので何も言うまい。

 「フフッ、何だかそうやって食べてると、本当にクマさんみたいだな」

 そして智代はそんな事を言いながら、今さっきまでウインナーをつまんでいた指を何気なくぺロリと舐めた。

 お前それって……!?

 「あっ!」

 ハシッハシッ!

 落雷を受けたかの様な衝撃に思わず落とした箸を、再び智代が空中でキャッチする。

 おおっ、流石……って、まさか!?

 「もう、今度は箸か。どうしたんだ?ぼうっとして……仕方が無い。よし、じゃあ私が食べさせてやろう!」

 呆れた様に言いながらも得意満面の笑みだった。

 やはりそうきたか!!

 「いや、自分で食えるから!箸返してくれ!」

 「遠慮するな。言っただろ?事故に遭って不自由だった弟を看病した事があるんだ。だから人に食べさせてやる事も割りと上手い物だぞ」

 「いや、上手い下手の問題じゃないだろ?いいから返してくれ」

 「いいじゃないか。私が食べさせてやると言ってるだろ?ほら、あ〜ん」

 ゲットした箸でウインナーをつまみ、左手を添えて俺に向けてくる。

 ダメだ!コイツ俺の話聞きゃしねえ!!

 エロネタによる牽制も段々効かなく……と言うか、開き直る様になってきたし。

 どうする……?どうすれば……?助けてママエモ〜ン!!

 「オーキ、坂上さん、もうそろそろ行く用意しないと学校遅れるわよ」

 「ああ、わかってる」

 三度ノックされたかと思うと、今度はそれだけ言ってママエモンは去って行った。

 ありがとうママエモン!いつも内心感謝してます!

 「ほら、時間無いから」

 智代の返事も待たずに引っ手繰る様にして箸を奪還し、そのまま朝食の残りを口にかきこみ始める。

 「ああ、もうこんな時間なのか……」

 少しつまらなそうな顔をしたが、時計を見て彼女も流石に納得した様だ。

 しかしまあ、智代の奴どんどん調子に乗ってくるな……。

 本当に今後コイツをどうしてくれよう?




 数分と経たず食い終わり、既にズボンは穿いてあるのでYシャツだけ着て、盆と授業とは関係の無い本ばかり入ったカバンを持つ。

 よし、準備完了だ!

 「じゃあ、これ返すついでに歯磨いてくるから、先に玄関で待っててくれ」

 「待て」

 そう言って部屋を出て行こうとした俺を、何かに気付いた智代が呼び止める。

 「ブレザーは着て行かないのか?」

 「着ない。行くぞ」

 「待て」

 再び行こうとすると、今度は俺の手を掴んで智代が止める。

 「お前が普段からあまりブレザーを着ていない事は知っている。でも、どうしてなんだ?」

 「メンドイからだ。行くぞ」

 「待て!面倒って、そんなに大した手間じゃないだろ?」

 「ああ、もう!ブレザー着たらネクタイもしないとダメだろ?俺はネクタイするのが苦手だから手間がかかるんだよ!ほら、わかったら行くぞ」

 毎度の『どうして?』攻勢にイラついて、一気にまくし立てて行こうとする。

 だが、あの坂上智代がその程度で引き下がる筈も無い。

 素早く俺の前に立ちはだかると、俺の両肩を掴んで部屋の中央に押し戻していく。

 「なんだ、そんな理由だったのか。仕方の無い奴だな。なら、私がネクタイを締めてやろう。これで問題は解決だ」

 やっぱりそうきたか!!

 「いや、いいから。時間ねえし」

 「そんなの、大人しくしていてくれれば直ぐに済む」

 「てか、ネクタイ自体嫌いなんだよ。堅っ苦しいし」

 「好きとか嫌いの問題じゃないだろ?制服はちゃんと着る物だ。先生に注意されないのか?」

 「されるけど、別に校則に違反してないだろ?」

 「違反してなくても注意されるなら着た方が良いだろ?そんな事で先生に目の仇にされたら、つまらないじゃないか」

 「いいって、今更」

 「良くない!いいから今日だけでもして行くんだ!」

 ついに押し切られドンと背中が壁にぶつかる。

 そこは壁に掛けられたブレザーの真横だった。

 「もう好きにしろ……」

 「初めから素直にそうしていればいいんだ。まったく、お前は意地っ張りだな」

 意地っ張りはお前だ!!

 そう思うも、もうつっこむ気力も抗う手立ても無い。

 それをいいことに、智代はブレザーと一緒にかけてあったネクタイを取ると、俺の首に回し始める。

 「……お前、ネクタイ締めれるのか?」

 「うん。弟で練習したからな。こういった事も出来た方が女の子らしいだろ?」

 「まあ……な」

 息がかかりそうな程間近で微笑まれ、堪らず上を向いて視線を逸らす。

 やっぱり智代は可愛いし、柔らかいし、いい匂いだ。

 しかもさっき間接……いやいや、その程度の事であまり舞い上がるな俺。

 「去年の父の日にな……」

 「へ!?」

 悶々としている所にいきなり話しかけられ、思わず声が上ずる。

 「弟とお金を出し合って、ネクタイを送ったんだ」

 「ああ、それでか」

 「うん……」

 手を止める事は無かったが、智代は遠い目をしていた。

 事情はよく分からないが、ずっと荒れていたと言うしな……きっと感慨深い物があったんだろう。

 その話のおかげで、俺の心も大分落ち着きを取り戻す。

 「よし、完成だ!うん!我ながら上手く出来た」

 最後の結び目をキュッと上げ、一歩下がって確認してから無邪気に自画自賛する。

 「サンキュ」

 「うん。次はブレザーだな」

 「あ、ああ……」

 そして当たり前の様に掛けてあるブレザーを取ると、甲斐甲斐しく袖を通し易い様に広げてくれた。

 ああ、なんか本当に、これじゃあまるで……。

 気恥ずかしさに耐えながら袖を通し、ボタンを留めて振り返り御披露目する。

 「うん。なかなか似合ってるじゃないか。やっぱりお前もちゃんとした格好をすれば格好良いと思うぞ」

 「……じゃあ、行ってくる」

 「行ってらっしゃい!」

 照れ隠しにそう言って、俺は一人部屋を後にした。

 「……って、私も一緒に行くんじゃないか!!」

 部屋を出た所でようやく聞こえてくる、後ろからの慌てた声にほくそ笑みながら。

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