第一話 こうなったから錯乱
:主人公視点:
俺は今日の登校のところから記憶を戻す事にした。
俺は何時ものように学校指定の制服で通学カバンを持ち、学校を目指していた。
俺は普通に学校生活をエンジョイしている。まぁ友達も多いし困った事は今のところあまりない。
困ったといえば彼女がいないというぐらいか?年齢イコール彼女居ない歴となる。
俺の通っている高校は学ランではなくブレザーの制服だ。
学校の制服は男子はもう、七月に入り熱くなってきたのでカッターシャツだけになる。
女子も夏服で薄い青と白の半そでのセーラー服だ。胸には大きな赤いリボンでセーラー服の袖には小さな赤いリボンが両方についているのが特徴。この制服が可愛いといい、この制服目的でこの高校を受ける女子も多いとか。
学校に行くだけでも汗だくになり、学校に行くのが面倒臭く思ってくる。
しかし、高校はそこまで甘くないので今のところ一回も休まず学校に入っている。
っとそういえば俺の名前を教えていなかったな。
俺の名前は一旋風。
珍しすぎて訳が分からないと思うからここで解説。
「一」と書いて『にのまえ』と言う。
これは一応苗字。
珍しいからインターネットで調べてみ。
この苗字たぶん、乗っているから。
んで「旋風」と書いて『つむじ』と呼ぶ。
旋毛じゃないぞ。旋風のほうの旋風だ。
これも実はいたって普通・・・・・・・でもないか。
まぁこの苗字は珍しすぎてよく名前を間違えられる。
親は面白い事や珍しい事が大好きなので好んでいるらしいが迷惑極まりない。
学校でも一番最初名前を担任に呼ばれるとき「え〜いちつむじ君?」と百パーセントの確立で言われる。実際に生まれてこのかた、保育園から小学生、中学校から、この高校一年生まで四月の新学期には必ず「いちつむじ君?」と呼ばれる。考えるだけで腹が立つ。
俺の親は今のところ二人とも仕事で外国に行っている。
ちなみにうちの親父が会社の社長で母さんが秘書だそうだ。
まぁ一応儲けているらしく困ってはいない。
仕送りで俺は生活していてバイトに行こうと思うが今のところ困っていないので行っていない。
どっちだよとツッコんだ読者の方。
そういうのはスルーで頼む。
次に俺の身長その他もろもろだが、髪は日本人特有の黒で目にかかるくらいに前髪は伸びて横髪は耳にかかるほどだ。結構ボサボサ。
目は色素が薄いのか知らないけど茶色。
身長は175ジャスト。
特徴というか俺はいつも左目を瞑る癖があり大抵は左目は閉じている。
次に黒のマフラー。寒がりで夏でもマフラーをつけている。半そででマフラーは目立つがこれが俺の目印と言っても仕方がない。さすがに海やプールの時ははずすけど。
年齢は十六歳の高校一年生。
うん。
問題ない。
俺の記憶はここまでは普通だ。
自己紹介はいつもしていないからその辺は大丈夫。
俺は今日は期末テスト最終日なので今頭の中に入っている事を今すぐテスト用紙に書かないと忘れそうで不安だ。
とりあえずテストはいい点取っとかないと後から両親になんと言われるか分からないからな。
ちょっと小走りになりながら学校に向う。
いつも登っている坂が何時もよりきつく感じ汗が止まらない。
ここからは、ちょっと面倒臭いからはや送り。
学校に着いて友達と少し話し、HRが始まって担任の話が少しある。
その後すぐにテストが始まった。
最初は数学でこれは問題ない。
こう見えても数学は得意なほうだから簡単に解けた。
次は歴史。
俺はこういうのはちょっと苦手でさっきまで頭に詰まっていたのは歴史だ。
ここで今まで頭にあった物を全部紙にさらさらっと書く。
自分でも不思議なくらいに頭に入ってて簡単に解けることができた。
これは自分を誉めたくなる。
「・・・・・・っと」
最後まで書いて見直しをする。
うん。空欄はないし、多分全部あっていると思う。
腕時計を見るとまだ時間が十分ほど余っていた。
俺はきょろきょろしているとカンニングしていると勘違いされそうなので俺は解答用紙をボーっと見つめ、今日の昼メシをどうするか考えていた。
(あ〜〜〜昼飯は定食セットでも食うかな)
とどうでもいいようなことを考えふと、天井を向きたくなった。
というより、思ったよりも何となく向いてみろと頭に命令が下されたようだった。
そして上を向く。
「・・・・・・・・はぁ?」
俺の丁度、頭上に黒い大きな穴があった。
思わず声に出してしまったがこの状況は混乱するだろう。
えっと・・・・・・・・・何ですか?
穴は丁度人が一人入れるほどの大きさで風が穴から吹いているのが分かる。
その風が俺の顔に涼しいと思わせるくらい吹く。
あ〜暑かったから結構いいな〜・・・・・・・・・・・・・・・ってちがうちがう。
他の生徒もテストに夢中で気づいていないし先生も居眠りをしている。
って先生もテスト中に寝るのはどうかと・・・・・・・
そして
「きゃあああああああああああああああ」
「グバッ!!??」
俺の上に何かが落ちてきた。
というか何でこんな目にあわなきゃいけないんだ。
「いたたたぁ・・・・・・・」
「く、くそー。いてーぞ」
俺は机から崩れたので地面の座る形になりそして目の前に落ちてきた物があった。
というより、人間だった。
今ので生徒も先生も異変に気づき凝視する。
だが、俺は生徒達の目は俺ではなく落ちて来た人に向けられたものだと気づいた。
俺も彼女を見てた。
流れるような金色の腰まで伸びた髪。
黄緑色と水色の目。
そしてお姫様のような漆黒の綺麗なドレス。
それは美しさの原点とでも言える存在だった。
「いたたた・・・・・・・ってここは?」
彼女はあたりをきょろきょろと見回す。
そして、生徒達は今でも口をあんぐりと開け、先生も固まっていた。
その後一人だけ座っている俺を見つけじっと見る。
その瞬間に彼女は、はっとして立ち上がろうとした。
「・・・っつ!」
「お、おい!大丈夫か?」
立ち上がろうとした彼女は一瞬顔をしかめ、その場で座り込もうとしていた。
俺は駈け寄り彼女を支える。
俺は彼女の足から血が出ているのが分かった。
「怪我をしているのか?」
「はい、でも、逃げなければ」
「逃げる?何から・・・・・・」
俺は疑問に思い、聞こうと思ったら彼女は「そうだ!」とぱっと顔を明るくした。
「すいません。ちょっと後ろを向いてくれませんか?」
「う、後ろ?」
「はい、できればしゃがんでいただけると」
「お、おう」
俺は言われたとおり後ろを向いてしゃがむ。
その間に生徒と先生からの視線が気になった。
俺は「どうすればいいんだよ」と呟き溜息をついた。
すると突然後ろから体重がかかるのを感じ、背中に軟らかい感触が当たる。
「あの〜何をしているんでしょうか?」
「すいません。でも、逃げるにはこれしかありません。お願いです。走っていただけませんか?」
彼女はいきなり俺に抱きつきおんぶをしろと言っているようだ。
というより、む、胸が・・・・・・
「すいません。当たっているんですけど?」
「?何がです?」
「いや、その・・・・・」
俺がいようとした瞬間また俺の机の真上から何かが降ってきた。
俺は横を向きふってきた物を確認する。
男だった。
黒の鎧を身につけた男。
しかも、一人ではなく数十人。
剣や槍を持ってこっちを向き構えている。
「いたぞ!殺さずに捕まえろ!」
男の一人が叫び俺に突進してくる。
「え!ちょ!な、何だってんだよぉぉぉ!!!」
俺は彼女をおんぶして教室を飛び出した。
無意識に飛び出したがその後の行動を全く考えていなかったので一年生の廊下を走り終わった瞬間にその事に気づいた。
無意識に涙が出そうになる。・・・・・・・・・グスッ
この音に気がついたほかの教室の生徒や先生は窓から顔を出し廊下を入る俺と背中に乗っている姫、後ろから追いかけてくる男達を唖然と見ていた。
うん。ここだ。
この瞬間、俺の人生を百八十度、いや三百六十度変えた。
俺の平和な日々は打ち砕かれ、俺の高校生活は青春から地獄へと、
そして
ここから俺の錯乱の日々が始まったのだ。
作者「一とかいてニノマエって読むんだな」
旋風「ほっとけ」
作者「まぁ珍しい名前の人はたくさん出てくるからな。この小説は」
旋風「こまめにお前が考えた物なのか?」
作者「いいや、パソコンで頑張って調べた。珍しい苗字」
旋風「・・・・・・無駄に頑張るな」
ブログはじめました『今宵の猫は月を見て鳴く』
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