君から奪ったもの(7/43)縦書き表示RDF


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本当にご迷惑おかけしました。
君から奪ったもの
作:ERIKA



7.そこに君の姿は


「・・・・ずっと公園におった。」


「は?」


霧と闇で顔がよく見えなかったが、淡々と話す和葉に言葉が続かない。


(・・・・公園・・・やと?・・・・)



しばらく経って、遠山とゆりも一旦家へ戻ってくるのが見えた。

それを見て、遠山にもゆりにも、和葉を見つけたことを知らせるのを忘れていたことに気づく。



「和葉!!!」

「もうどこに行ってたん!!」

「お父ちゃん心配したんやで。」

「服部君から電話もろて、探したけどどこにもおらんのやから!」

遠山は和葉をすぐに抱きしめ、ゆりも横から抱きついて泣いていた。
平次と共にいる和葉を見つけ、安心していた。


「ごめんな。お父ちゃん、ゆり。」

「もうええんや。和葉が無事やったんやから・・・。」

「もうほんまに・・・。なんかあったんかと思ったんやで!」

「なんもないよ。ちょっと公園で考え事してたら寝てしもたんや。ほんまにごめんなさい。」





和葉を抱きしめる遠山とゆりを、一歩離れたところから見ていた。


( 公園やと?・・・俺は全部探したんやぞ?・・・・公園のどこにもおらへんかったやないか・・・)


町内を走り回っていた時、もちろん公園にも行った。
中を隈なく探したけど、どこにも和葉の姿は無かったと言い切れる。
何度も同じ場所を周って探していたのだ。
ずっとそこにいたのなら、見つかったはず。


平次には、和葉の言っていることが信じられなかった。


怪我をしているわけでもなく、事件に巻き込まれていたわけでもない。

いつもと変わらない和葉。



でも、平次には和葉が遠く感じた。


7話を投稿しようとして間違えてしまったので、7話が新しい部分です。
ここまで読んでくださっていた皆様、本当に申し訳ありませんでした。
評価してくださった皆様、本当に申し訳ありません。
もし、お時間があれば、よろしければまた同じもので構わないので評価頂けたらと思います。












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