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黒い影
作:紅佐洲仮



第33話


ジェイムズは、大山純次朗が東都タワーに入った事を確認為ると、携帯を取り出し、
「私だ。今、大山純次朗が東都タワーに入った。もし、大山純次朗に近付く者がいたら、そいつが彼等の仲間だ。」
ジェイムズが捜査官に伝えた。
「了解。」
ジェイムズは、電話を切った。
「ん、何処行ったんだ?」
さっきまで一緒に居た、コナンと赤井が居なくなっていた。


「大山純次朗が東都タワーに現れた様ですぜ。」
ウォッカがジンに伝えた。
「16時…ジャストか。」
ジンが腕時計を見ながら言った。
「キャンティとコルンに配置に着けと言っておけ。」
「了解。」
ポルシェがスピードを上げて、東京の町を駆けて行く。


東都タワーの駐車場にジョディが走って来た。
「ジェイムズ、大山純次朗が来たんですね。」
ジョディがジェイムズに近付いて言った。
「ああ、さっき東都タワーに入った所だ。」
「彼等は、現れましたか?」
「まだだ。所で赤井君を見なかったかね?」
「え、秀一(シュウ)居なくなったんですか?」
「ああ、それと赤井君と一緒に居た子も。」
「コナン君も居なくなったんですか?」
「いつの間にか、居なかったよ。」
「もおー、何処行ったのかしら?」
ジョディがこんな時に居ない赤井に呆れていた。


その頃、コナンと赤井は、車に乗って町を走っていた。
「もう来てる頃だね。」
コナンが腕時計を見ながら赤井に言った。「ああ、今頃待ってるだろう。」
赤井がそう言った途端、赤井の携帯が鳴った。赤井はポケットから携帯を出して、携帯の電源を切った。
「また、お怒りの電話だ。」
「え?」
コナンが何の事か分からなかった。
「何時も事だが。」
「…………。」
赤井とコナンが乗る車は、東都タワーから離れて行っている。


「電話の電源を切っているみたいです。」
ジョディが携帯をポケットに直しながらジェイムズに言った。「何をやってるだね、赤井君は?」
ジェイムズが怒りながら言った。
「あ、それと、スミス君と連絡が着かなくなっています。」
「スミス君もか、一体何をしているんだ。」
ジェイムズが東都タワーを見上げながら言った。


冷たい視線でスミスは、車を運転していた。表情一つ変えず、無表情で運転している。その横には、まだ気絶している捜査官が横たわって居る。
「(まだ起きないのか…。)」スミスは、捜査官を見て心の中で言った。
「(まあ、起きてもらった方が…面倒だけど。)」
スミスは、無表情で運転しながら心の中で呟いた。その時、目の前に杯戸中央病院が見えて来た。


東都タワーの展望台に沢山の人が居る。その中に大山純次朗が時計を見ながら展望台をうろうろしている。捜査官達は、神経を集中させて、組織の人間が現れるのを待って居る。


東都タワーの駐車場では、ジェイムズ、ジョディ、他の捜査官が集まって居た。
「東都タワーに大山純次朗が来てから…20分が経ちました。」
ジョディが時計を見ながら言った。
「まだ、彼等は現れないのか?」
「ええ、まだそう言う連絡は入ってません。」
「もう来て良い筈だか…。」
ジェイムズが考えながら言った。

バァン、バァン、

その時、2発の銃声が聞こえた。












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