第20話
天候は晴れ、視界は良好、旅行日和だ。新東京国際空港、通称成田国際空港では、いろんな国に行く飛行機やいろんな国から来る飛行機が集まる。此処は、空の入口だ。その成田空港に一人の男が日本に降り立った。他の客に紛れながら…その男は出口に向かって歩いた。
哀は、自分の教室に行くため廊下を歩いていた。その時、後ろから、 「よぉ灰原。」
コナンが哀に挨拶をした。
「おはよう。」
「ああ、そう言えば今日からだろ、阪井奈月が俺たちのクラスに来るのは。」
「ええ、そうよ。」
哀は、答えた。コナンと哀は、自分の教室に着いて、ドアを開けた。
「コナン君、哀ちゃんおはよう。」
歩美がコナンと哀が来たのを確認して言った。
「よぉ、オメーら。」
「おはようございます。」
「よー、コナン、灰原。」 続けて光彦、元太が挨拶をした。
「聞きましたか?今日このクラスに転校生が来るそうですよ。」「本当かよ、光彦。」
「はい、先生が言ってました。」
「どんな子だろ?コナン君は、どんな子だと思う。」
「さあ、ガリ勉系見たいな子じゃねぇか?(ーってか知ってるし)」
その時、ドアが開いて、小林先生と奈月が入って来た。
「かわい〜〜〜〜〜。」 クラスの皆がそう言った。小林先生が教壇に立ち、
「はーいみんな、今日から一緒に勉強することになった、阪井奈月さんです。みんな仲良くしてね。」
「はーーーい。」
「じゃあ阪井さん、後ろの窓側の席に座ってください。」
「判りました。」
奈月は、そう言い指定された席に座った。
「じゃあ授業始めますよ。」
「はーい。」
水無怜奈の病室の前でジェイムズとジョディが居た。
「ジェイムズ、どうしたんですか?さっきから時計ばかり見て。」
「いや、もうこっちに来てもいい時間なんだが。」
「それって、今度此処に来る捜査官ですか?」 「ああ、そうだ。もう飛行機を降りたはずだがな…」
放課後になり、生徒達が帰って行く。自分がどうして学校に行かなくてはならないか、悩みながら奈月は、下駄箱から靴を出して帰ろうとした時、
「阪井さん、一緒に帰ろ。」
「貴方は…」
「私、吉田歩美。転校して来たばかりだから私が家まで送ってあげる。」
「ありがと。」
「歩美ちゃんだけじゃありませんよ。」
「あ、光彦君、元太君。」 「俺たちも一緒に送ってってやるよ。なあ、光彦。」
「はい、コナン君と灰原さんも良いですね。」
「ああ。」
「ええ。」
「じゃあ行こう。」
そう言い靴を履き替え学校を後にした。
「少年探偵団?」
「うん。いろんな事件を解決してるの。」
「へぇ〜」
「此が、探偵バッチです。発信機が付いてて半径20キロまでなら何処にいるか判るんです。」
「よく出来てるわね。誰が作ったの?」
「博士が作ったんだぜ。」
「阪井さんも一緒にやろう?」
「ええ、考えておくわ。」
「絶対にだよ。」
「じゃあ僕達はこっちですから。」
「バイバーイ。」
そう言い、歩美、元太、光彦は、角を曲がった。
「貴方達は、何の為に組織を追ってるの?」
奈月は、光彦達が居なくなった事を確かめると、コナン達に尋ねた。
「奴等を潰す為にだ。」 「本気?」
「ああ、奴等をこのまま野放しにできねぇからな。」
「無理よ。貴方の様な子供が組織を壊滅出来るわけがないでしょ?」 「俺は、子供じゃねぇ。俺は…」
「…工藤新一、高校生探偵そうでしょ?」
「貴方、どうして?」
「どうして?それなら貴方が良く知ってるはず、そうでしょ宮野志保さん。」
「お前、灰原のこと知らなかったんじゃねぇか?」
「あの時は、あの時。組織を壊滅させたいならFBIに任せて、貴方達は、じっとしてなさい。」 「………」
奈月は、先に歩きコナンと哀が後ろから付いて行った。
杯戸中央病院に一台の車が着いた。その車から一人の男が出てきた。
「やっと着いたか。」
そう言い男は、病院に入って行った。
「もう夕方か…。遅過ぎるな。」
「何なら、私が探しに行きましょうか?」
「すまんなジョディ。」 「じゃあまず、空港に行ってきます。」
「ああ、居たら連絡してくれ。」
「判りました。」
ジョディがその場所を去ろうとした時、
「FBIのジェイムズ・ブラックさんですよね?」
「ん、君は?」
「あ、僕今日から増員捜査官として来た、スミス・ケイトです。」
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