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コナンと哀が予定通り出会うことにしました。
黒い影
作:紅佐洲仮



第11話


今日は、何時もより寒くない。そう言っても暖い訳じゃない。
コナンは、博士の家に向かっていた。博士の家に着き、流石に勝手に入るのはまずいと思いベルを鳴らした。ベルを鳴らしてすぐに哀が出て来た。
「あら、工藤君。どうしたの?」
哀は、コナンに尋ねた。
「暇だから来たんだけど…入って良いか?」
コナンは、哀に了承えるために尋ねた。
「此処は、貴方の暇を弄ぶ所じゃないけど…まあ、良いわ入ったらどう?」
哀は、そう言いコナンを招いた。
「ああ。」
そう言い、コナンは博士の家に入って行った。
空は、透き通るような青い空、雲一つない空だ。それを車の窓から奈月は、見ていた。
「それで、誰なの?貴方が言ったあの子って。」
奈月は、運転するジョディに尋ねた。
「会えば判るわ。もしかしたら貴方も知ってるかもしないわね。」
ジョディは、運転しながらそう言った。奈月は、何も言わずまた外の風景をみるため窓の方を見た。車は、目的の場所を目指しながら走って行った。
「はい、コーヒーよ。」
哀は、そう言いながらコナンの前にコーヒーを出した。
「サンキュー、灰原。」
コナンは、そう言いながらコーヒーを飲んだ。哀は、コナンにコーヒーを渡し、博士の方へ向かって行った。
「博士、コーヒー此処に置いて置くわよ。」
哀は、そう言いコーヒーをテーブルに置いた。
「すまんの哀君。」
博士は、申し訳なさそうに言った。哀は、コーヒーを渡した後、椅子に座り、雑誌を読みながらコーヒーを飲み始めた。
「着いたわよ。」
ジョディがそう言い車を止め、ある家の前に来た。奈月は、車から降りた。
「それで、何処なの?」
奈月は、ジョディに尋ねた。
「此処よ、この家よ。」
ジョディは、そう言い家の方へ向かって行った。
「(阿笠)」
奈月は、表札を見て心の中で呟いた。ジョディは、その家のベルを鳴らした。
「はーい。」
その家の中から声がした。声がした後、ドアが開いた。
「ジョディ先生じゃないか。どうしたんじゃ?」
博士は、ドアを開け、尋ねた。
「哀ちゃん居るかしら?」
ジョディは、博士に尋ねた。
「哀君なら家に居るぞ。とにかく入ったらどうじゃ。」
博士は、ジョディを招いた。ジョディと奈月は、博士の家の中に入って行った。「ジョディ先生どうしたの?」
コナンは急にジョディの訪問に驚いて答えた。
「Coolkid、貴方も居たのね。今日は、哀ちゃんに話があって来たの?」
ジョディは、そう言った。
「え、私に?」
哀は、そう言い雑誌を閉じた。
「それより、ジョディ先生の後ろにいる子は誰なんじゃ?」
博士は、奈月に気付きジョディに尋ねた。コナンと哀もそれに気付いた。
「この子のことで来たのよ。この子の顔見た事ある?」
ジョディは、哀に尋ねた。哀は、奈月を見たが顔を横に振って、
「知らないわ。」
と、言った。
「それで、貴方が言っていたあの子って誰?」
奈月は、ジョディに尋ねた。
「この子よ。」
ジョディは、哀のことを言った。その時、コナンが話に入って来て、 「ジョディ先生、その子誰なんだ?」
コナンは、尋ねた。
「貴方や私達が追っている彼らの仲間よ。」
ジョディは、コナンと哀と博士に言った。
「なんじゃと。」
博士は、驚きを隠せずにいた。コナンと哀も驚いた。
「FBIがそんな事、一般人に話してもいいの?」
奈月は、ジョディに聞いた。
「大丈夫よ。この子達は、私の仲間だから。」
ジョディは、奈月に伝えた。
「どういう事、ジョディ先生?」
哀は、ジョディに尋ねた。
「貴方と一緒。この子も彼等から逃げて来たの。」
ジョディは、哀に言った。
「裏切ったってことか。」
コナンは、ジョディに聞いた。
「ええ、そして倒れていたところを赤井君が助けたのよ。」
ジョディは、コナン達に説明した。
「貴方、本当に裏切ったの?」
哀は、奈月に聞いた。
「組織を裏切ってなかったら、こんな所に居ないと思わない?」
奈月は、哀に尋ねた。
「確かなのか?ジョディ先生、こいつが奴等を裏切って話?」
コナンは、哀に似た質問をした。
「それは、確かよ。彼等の施設が火事になった報告が私達FBIの捜査でわかったから。」
ジョディは、コナン達に言った。
「火事って…」
哀は、ジョディに聞いた。
「彼等がこの子を消すためにした事よ。」
ジョディは、そう言った。
「奴等は、生きていることを知っているの?」
コナンは、ジョディに尋ねた。
「それはまだよ。でも、生きていると分かったらこの子も水無怜奈のように捜し出すでしょうね。」
ジョディは、コナン達にそう言った。
「そうね、私のように…」
哀は、そう言った。奈月はその言葉に、
「………」
奈月は、哀の方を見た。その時、ジョディの携帯が鳴った。ジョディは、携帯を取り、
「はい、こちらジョディ。」
ジョディは、電話に出て掛かって来た相手に答えた。
「え、彼等の情報が…」
ジョディは、コナン達に聞こえるように言った。その言葉にコナンと哀と博士、そして奈月もジョディの方を振り向いた。


次もよろしくお願いします。











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