私はただ彷徨うばかり まるで蝶のように、ヒラヒラと 闇に身を隠して、光の灯る場所を彷徨う 黒に赤が混じり合う 悲鳴を上げても、この騒音の場所では誰にも聞こえない さっさと諦めればいいのに 諦めて、楽になろうと思えばいいのに なんで、悲鳴なんて出して助けを求めるの? 解かりきったことを、受け入れないの? 光に生きる貴方達が、ワカラナイ 諦めて、堕ちればいいのに そう思うけど、貴方達は悲鳴をあげるばかり コンクリートの上に溜まる血は、溝に流れていく 真っ赤な血はコンクリートによって黒く見える カラン、と音を立ててナイフが転がる そいつを見下ろして、ため息をつく そして何も無かったように、その場を立ち去る 黒と赤が混じり合う世界を 私はただ彷徨うばかり 私に帰る場所はもうないよ