私の手にべっとりと付着したモノは 洗っても、洗っても、落ちることはない 匂いさえ染み付いて、取れなくなる いつしかそれに酔いつぶれていく あなたは私の手を、『好き』だって言ってくれたけど 私の手はこんなにも真っ赤で、汚れている 好きになんてなれないはず 偽ってできた表の顔は、図々しい 普通の生活に浸っているんだから あなたが今の私を見たら、きっと逃げていくんだろうな 血に染まった私の手を『好き』といってくれた 汚れたこの手を、『好き』と言ってくれたのは、あなたが初めて 『ありがとう』 そう言いたいけれど、言えないから あなたに救われた思ったけど それでも、汚れは落ちないから また、偽らなきゃいけない 汚れた手は、綺麗な手を掴めない