83◆64〜82話のあらすじ◆
博史の車を降りた聡は、将に電話をかける。
ちょうどそのころ将は、やけになって井口と夜遊びをしているところで、聡からの着信に気づかない。
さらに大酒を飲んだ将は、ヤンキーと派手に喧嘩し、留置場に入れられてしまう。
翌日、留置場を出たところでようやく、聡からの着信に気づく(64話)
将と聡は、お互い声が聞きたいと、連絡をとろうとしているが、タイミングが悪くすれ違ってしまう。
聡は、今年最後の職員会議のあと、将が学校を続ける事を教頭から聞かされほっとする。
また、オリジナル授業も認められ、持ち上がりで来年も担任を続けてほしいと要請される。
一方、将の元へ、かつて将の殺人罪をかぶった親友・島大悟が現れて懐かしがる。
大悟は、正月の間、将の家に置いてほしいと頼み込む(65話)
将は大悟の頼みを快諾し、バイトに出かける。
聡は職員の忘年会に出席していて、あいかわらず連絡がとりあえない二人。
バイト帰りの路上、だめモトで掛けた将の電話が、やっと聡に通じた(66話)
電話の中で、聡は博史とは結婚しないと将に明言する。
しかし、肝心なこと(おそらく愛の言葉)を言っているとき、将の背後を電車が通り抜け、将はそれを聞き逃してしまう。
部屋に帰った将は、待っていた大悟と焼肉屋に出かけるが、そこで大悟の今のつらい状況を聞かされ肩身が狭くなる。
謝る将に、大悟は、将のことをまるで恨んでいない、と言う(67話)
将の13歳のころの回想。グレ始めや、島大悟との出会い(68、69話)
昨夜の忘年会の疲れで寝坊した聡の部屋に、いきなり博史があらわれる。成り行き上、部屋の大掃除をすることになる。
途中、足りないものを買いに聡が出かけている留守中に、聡の携帯が鳴る。
博史は、将からのそれを取ると無言で切って、着信履歴を消す。
さらに『もう電話をかけないでほしい』と聡に成りすまして将にメールを送る(70話)
聡からのメールを不審に思った将は、聡に直接会おうと出かけるが、そこで博史と仲良く部屋を出てくる聡を目撃してしまう。
(実は、博史の家の夕食に招かれた聡は、それを断れなかっただけなのだが)
その頃、将の留守中に、顔色の悪い瑞樹が将を訪ねてくるが、留守だと知ると立ち去ってしまう。
将は大酒を飲んで酔いつぶれる(71話)
博史の家から帰った聡は、将に『電話する』とメールを送る。
が、さきほどの偽メールと正反対の内容に将は、聡に不信感を抱いてしまう。
おまけに弁当屋で、博史が『聡の婚約者』として現れたと聞き、将はさらにを呆然とする。
そんな将に、聡からちょうど電話が。聡は実家に帰る飛行機に搭乗する直前に将に電話をかけたのだ。
苛立つ将は聡に冷たくあたる。『なぜ結婚もしない博史とズルズル付き合うんだ』と聡を責めて電話を切ってしまう(72話)
言い過ぎた、と思い直した将は聡に電話をかけなおすが、そのとき聡はもう飛行機の中だった。
萩に帰った傷心の聡は、駅前で高校時代の友人・初美に出会い、昔の思い出話に花が咲く。
将を思い出して涙する聡を心配した初美は、『悩みがあったら聞くよ』と優しい。
将のことを思い切って話そうとしたところへ、ちょうど将からメールがある。さっきの言動を謝る内容を見て、聡は救われる
大晦日、将は井口や大悟とクラブのカウントダウンイベントに来ていた。盛り上がる最中も聡のことが頭を離れない(73〜74話)
イベントを早めに切り上げた3人は初日の出を見に、千葉の海岸までやってくる。
あいにくの曇天で初日の出は拝めず、帰ろうとしたところで、将がクリスマスにからんだヤンキーに声をかけられてしまい、3人はミニに乗り込んで逃げる。
危ないところでなんとかヤンキーをまいた将に、井口は「今から行こうぜ、山口県萩!」と提案する(75話)
1月2日。ひさしぶりに高校のときの同窓会に顔を出した聡は、高校のときの仲良しで片思いしていた秋月に会う。
秋月は妻を連れてきていた。秋月の妻と話をした聡は、秋月が今幸せなことを知る。
『お前はどうなんだ?いい人はいないのか』と秋月に問われた聡は『好きになっちゃいけない人』を好きになってしまったことを打ち明ける。
酔った聡は、夜道を秋月と歩きながら、好きになっちゃいけない人というのは、実は教え子だ、と告白する。
その夜道で、聡は、東京からはるばる、ミニを運転してきた将と再会する(76、77話)
将ら3人は、とりあえず秋月の宿の予備室に泊めてもらうことに。そこで秋月に、聡の高校時代の写真を見せてもらう。
聡の昔の彼に似ていると秋月に言われた将。
さらに『(将は聡には)若すぎると思うけど、聡が好きだというんだからいいと思う』と
秋月のお墨付き(?)をもらった将は、夜更けにもかかわらず聡の家に忍び込む(78、79話)
聡の部屋で、とうとう将は聡に『私が好きなのは、将一人』と告白される。
博史とのいろいろはきっと乗り越える、と誓う聡。二人は抱き合い口づけを交わす。
将はそのまま、聡を抱こうとしたが、大晦日からの3日間で3時間しか寝ていないことが災いして、
行為の途中で寝込んでしまう。翌朝、冷静になった聡はそれでよかった、とホッとする(80、81話)
聡の迎えで秋月の宿を後にした3人は、周辺を観光したあと、聡の家へ。
用事で出かける聡に将はついていき、二人は日本海が見える砂浜へ短いドライブをし、ひとときを過ごす。
しかし『今夜こそ全部していい?』と訊いた将に聡は、
『卒業するまで、そういう関係にならないほうがいい』と諭す。
まだ1年以上先、という果てしない時間の長さにうなだれる将だったが、帰り道で卒業したらきっと、という約束を交わす。
教師と生徒に戻って何食わぬ顔で戻ってきた二人を聡の家で出迎えたのは博史だった(82話)
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